ホソキリンゴカミキリ
Oberea (Oberea) Infranigrescens Breuning,1947
体 長 12 〜 19mm
出現時期 6 〜 7月
ハンノキ類の葉裏で葉脈を後食するホソキリンゴカミキリ
安曇野市 2007.7.07
フジ、ハギ類、サワアジサイなどを寄主植物にするリンゴカミキリです。成虫は大きな上下動の波形を描きながら飛び、特に林道や林内の開けた場所で飛ぶ姿を目にします。
安曇野市の標高約1000mにある林道の観察では、昼頃林道を飛ぶ本種を追跡したところ、ハンノキ類で2時間余りひとつの葉の葉脈を後食していました。ヌルデやハルニレで後食していたこともあります。
腹部が見える場合は、第4腹板を除きほとんどが黒いので、類似種と区別できます。
ハルニレの下枝で静止
木曽郡木曽町 2020.7.02(次も同じ)
腹 面
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