ホンドヒメシラオビカミキリ
Pogonocherus fasciculatus hondoensis Ohbayashi,1963
体 長 5.5 〜 6.5mm
出現時期 6月、8 〜 11月
アカマツの枯れ枝に潜むホンドヒメシラオビカミキリ
北安曇郡松川村 2013.9.28
主にアカマツを寄主植物にする種で、遅い時期まで見られるカミキリです。
松本地方では採集記録が各地にあり、アカマツの低い場所にある下枯れ枝を中心に探していましたが、とにかく小さいカミキリです、そう簡単には発見できずにいました。
これは探し方に問題があるかもしれないと考え、葉が残っている倒木や、風や積雪などで折れ、まだ葉が付いている枝を中心に探してみることにしました。
この探索方法が的中し、赤茶けたアカマツの枯れ葉の中に潜んでいる本種を初めて見ることができました。
白い斑紋を伴った上翅は、ところどころ白斑のあるアカマツの枯れ枝に溶け込み、上の写真のように見事な隠蔽模様になっています。
枯れ枝を歩行する
北安曇郡松川村 2006.10.14
樹皮を齧る
安曇野市 2017.10.01
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