ホンドニセハイイロハナカミキリ
Rhagium (Rhagium) femorale N.Ohbayashi, 1994 


  体  長    9 〜 16mm

  出現時期    3 〜 7月


土場のカラマツ材に飛来したホンドニセハイイロハナカミキリ
木曽郡木曽町 2020.7.02(次も同じ)

 近縁のハイイロハナカミキリより南(九州まで)に分布し、長野県では両種が混棲しているところもあります。
 上の写真のように樹幹上で静止していると背景に見事に溶け込んでしまいます。ハイイロハナカミキリより個体数が多く、寄主植物のマツ科の材がある土場や倒木上でよく目にします。土場では材上を歩いている個体もありますが、材と材の隙間に潜り込んだり、交尾しているものも観察されます。


ハイイロハナカミキリに比べ淡色で灰色味が濃い


一覧に戻る