ヒシカミキリ
Microlera ptinoides Bates,1873 


  体  長    3 〜 5.1mm

  出現時期    5 〜 8月


広葉樹のソダで静止するヒシカミキリ
松本市 2007.6.04

 後翅が退化し、肩部が狭い形状をした体長4mm程度の非常に小さいカミキリです。
 とにかく小さいカミキリで、採集には普通叩き網(ビーティングネット)で枯れ枝を叩いて白布に落とす方法が一般的です。
 上の写真の個体は、 ヨツボシチビヒラタカミキリをソダで探していたところ、偶然見つけたものです。アリモドキカッコウムシにしては触覚が長いなあ、とルーペを覗いてはじめて本種とわかりました。各種広葉樹を寄主植物にしています。  


交尾姿勢をとるペア
安曇野市 2011.5.24


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