ヒラヤマコブハナカミキリ
Enoploderes (Pyrenoploderes) bicolor Ohbayashi, 1941 


  体  長     9 〜 13mm

  出現時期     5 〜 6月


カエデの樹洞内に入ろうとするヒラヤマコブハナカミキリのオス
飯山市 2013.6.08(以下同じ)

 原始的な特徴を持つハナカミキリで、樹木の空洞内で発生することが解明されてから、長野県でも北部を中心に生息が確認されています。
 暖地ではアカメガシワなど広葉樹の樹洞で早春から発生しますが、長野県では豪雪地帯のブナ林内にあるカエデ類等で、5月下旬以降に発生するケースが多いようです。
 飯山市のブナを主体とする原生林でイタヤカエデ?の高さ1.5mほどにある樹洞に近づいたところ、1頭のオスが樹幹を歩いているのを発見。意外なほどゆっくりとした歩き方です。一旦根際付近まで降りるとまた登りはじめ、しばらくすると樹洞内に消えていきました。
 発生初期のためか、このオスしか見ることができませんでしたが、上翅の深い点刻と独特な雰囲気が印象的でした。


樹幹を歩行する同じ個体


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