ヒメナガサビカミキリ
Pterolophia (Pterolophia) leiopodina (Bates,1873)
体 長 5.5 〜 8.5mm
出現時期 5 〜 8月
ケヤキの枯れ枝に静止するヒメナガサビカミキリ
北安曇郡小谷村 2007.6.02
トガリシロオビサビカミキリを除くサビカミキリ属やクワサビカミキリは小さいうえ、どれもよく似ていて野外で見分けるのは慣れないと難しいカミキリです。
ヒメナガサビカミキリは、この仲間の中では比較的数が多く、ケヤキ、クリ、クワ、エノキなどの枯れ枝を探すと見つけることができます。上翅後半部の黄白色の帯は波形で、後方から褐色毛が混じり込むことなどで区別できます。
この仲間は動きが緩慢で、枝にべたっとした感じで静止していることが多く、写真のように触覚を後方に垂らした独特の姿勢をしています。各種広葉樹を寄主植物にしています。
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