ハンノキカミキリ
Cagosima sanguinolenta Thomson,1864
体 長 15 〜 22mm
出現時期 5 〜 8月
ハンノキの葉上で静止するハンノキカミキリ
松本市 2015.5.15
黒と赤の対比が鮮烈な美麗種です。ハンノキ類やヤシャブシ、シラカバを寄主植物にしています。
ハンノキ衰弱木の観察では、日中は葉表で静止する個体が多く、午後3時頃から行動が活発になります。
葉脈だけでなく樹皮も後食し、メスは生木の幹や枝へ線状に噛み傷を入れ、あるいは直接後食痕に産卵します。産卵後は腹端部を擦りつけるような行動も観察されました。
ハンノキの樹皮を線状に後食する
松本市 2015.5.17(以下同じ)
噛み傷を入れた樹皮に産卵するメス
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