ハンノアオカミキリ
Eutetrapha chrysochloris chrysochloris (Bates,1879) 


  体  長    11 〜 17mm

  出現時期     6 〜 8月


夕方、土場に飛来したハンノアオカミキリ
松本市 2006.7.07

 長野県では里山からブナ帯まで普通に見られるカミキリです。山地の土場では午後3時頃から飛来数が増え、薄暗くなるまで材上で歩行したり産卵する姿が観察されます。
 各種広葉樹を寄主植物にし、メスは比較的樹皮の厚い材にあらかじめかみ傷を入れたうえ、そこに産卵します。成虫はシナノキやハルニレなどの葉脈を後食します。


産卵のため材上を歩行するメス
松本市 2006.7.22


土場の上空を飛翔する
松本市 2023.7.06


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