ウマノオバチ
(ハチ目 コマユバチ科)
メスが体長の7〜9倍の産卵管を持つことで知られるコマユバチの仲間です。大型種のシロスジカミキリなどに寄生すると言われています。
クヌギやコナラの大木が残る松本市の雑木林では時々見かけていましたが、2015年の春は例年になく個体数が多く、食害痕の目立つハンノキ衰弱木にも数頭のメスが飛来していました。
里山の荒廃によりシロスジカミキリも減っていますが、これに伴い減少している希少種です。
食害されたハンノキに飛来するウマノオバチのメス(松本市 以下同じ)
食害部に止まるメス
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