オオコクヌスト (コウチュウ目 コクヌスト科)
マツノマダラカミキリ幼虫の強力な捕食者として注目を浴びた甲虫ですが、まだ駆除を目的として利用されるまでには至っていません。 本種の成虫は枯れた松の樹皮の隙間に卵をまとめて産み、孵化した幼虫は激しい共食いをしたあと、生き残ったものが樹皮下を穿孔しながらキクイムシやカミキリムシの幼虫を捕食します。
アカマツの伐採木に飛来した2頭の成虫(安曇野市 以下同じ)
産卵場所を探すメスと思われる個体
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