ブチヒゲハナカミキリ
Stictoleptura (Stictoleptura) variicornis (Dalman,1817) 


  体  長    15 〜 22mm

  出現時期     7 〜 8月


道路脇のシシウドに訪花したブチヒゲハナカミキリ
松本市(北アルプス) 2008.8.10

 寄主植物がシラビソやオオシラビソであるため、主に標高1500m以上の亜高山帯針葉樹林に生息するハナカミキリです。
 アカハナカミキリによく似ていますが、触覚が名前のように黒と黄白色のだんだら模様なので見分けられます。上翅は普通赤ですが、黒色が混じるものから全体が黒化するものまで変異があります。
 林道沿いや樹林帯の中にある湿地など、周囲が開けた場所に咲いているセリ科植物によく訪花しています


紫黒色の個体
下伊那郡大鹿村(南アルプス) 2018.8.03


シラビソの立枯木に飛来したメス
松本市(北アルプス) 2014.8.21


一覧に戻る