ビロウドカミキリ
Acalolepta fraudatrix fraudatrix (Bates,1873) 


  体  長    13 〜 27.5mm

  出現時期     7 〜 9月


ニセアカシアの伐採木上で交尾姿勢をとるビロウドカミキリのペア
安曇野市 2007.7.13

 ビロウド状の上翅が光の角度によりモザイク状に変化して見えるカミキリです。
 夜間、土場の材や広葉樹の倒木などで見られ、日没後、あたりがすっかり暮れると飛来がはじまります。
 昼間は広葉樹の枯れ枝の、丸まった葉の中に潜んでいるのをよく目にします。寄主植物は各種の広葉樹、イチイなどの針葉樹です。


 ダンコウバイの枯葉内に潜む
松本市 2021.6.30


一覧に戻る