ベーツヤサカミキリ
Leptoxenus ibidiiformis Bates,1877
体 長 10.5 〜 15.0mm
出現時期 5 〜 7月
ガマズミで採食するベーツヤサカミキリのメス
下伊那郡大鹿村 2015.6.01(以下同じ)
クスノキ科の樹木を寄主植物にし、長野県では伊那谷の南部でわずかに記録のある種です。
伊那谷のカミキリ相に詳しいNY氏から本種をガマズミで採集した旨の連絡をいただき、早速現地を訪れました。背の低いガマズミ1本に狙いを絞り早朝から飛来を待ちます。
午前9時半頃、花上を歩く1頭を発見。初めて見る本種は華奢なイメージとは異なり、堂々と花上を闊歩し採食しています。その後さらに1頭が出現。最初の個体より上翅が細長くオスのようです。細長い体と独特な紋様が印象的なカミキリです。
同じ木に飛来したオス
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