アサカミキリ
Thyestilla gebleri (Faldermann,1835)
体 長 10 〜 15mm
出現時期 5 〜 8月
ススキの葉上に静止するアサカミキリ
2014.7.13(以下同じ)
なによりも本種が県内に生息していることを喜びたいものです。
長野県で麻の栽培が広く行われていた時代は、オムシやアサのズイムシと呼ばれる害虫で、相当数が生息していたと考えられています。しかし栽培が禁止になってからは採集例がほとんどなくなってしまったカミキリです。
現在の寄主植物は主にアザミ類と思われますが、極めて狭いエリアにごく少数が発生しているに過ぎず、決して楽観できる状況ではありません。保護の観点から撮影地の記載は控えさせていただきました。寄主植物は麻、アザミ類のほかカラムシなどが知られています。
アザミの葉脈を後食する
朝、ススキの葉上で露を飲む
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