アラメハナカミキリ
Sachalinobia koltzei (Heyden, 1887)
体 長 12 〜 19mm
出現時期 5 〜 8月
樹皮が剥げたシラビソの樹幹を歩くアラメハナカミキリのメス
北安曇郡小谷村(北アルプス) 2021.7.19(以下同じ)
亜高山針葉樹林帯に生息するカミキリで、ちぢみ織りのような点刻に覆われた美麗種です。
シラビソやコメツガなどが鬱蒼と繁る森に分け入り、樹皮が剥げ落ちた立ち枯れをひとひとつ丁寧に見ていくとこのカミキリに出会えます。
腐朽の進んだシラビソなどのマツ科を寄主植物にし、成虫は菌類の付いた樹皮を好んで食べていました。
菌類の付いた樹皮を齧る
樹皮の隙間に産卵するメス
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