品種情報 D

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  当方の農園・ラボで、これまで栽培実績のある植物の品種情報を掲載しました。


Dahila  ダリア

  キク科     球根
         原生地  メキシコ、グァテマラ高地
         草丈    30〜140cm
         耐寒性  やや弱い  冬季5〜10℃で休眠・乾燥貯蔵
         耐暑性  やや弱い  生育温度は15〜25℃

 当社では、これまでのところ栽培しておりませんでしたが、今後、品種を厳選して導入していく
予定です。以下、栽培方法等は、各種文献からの記述です。

栽培のポイント
         原生地の気候から、冷涼を好み、高温と乾燥を嫌う。
         一般的には7月中旬までに、2〜3節残して切り戻しを行い、秋に再び開花させるが、
        特に暖地では、それを機に株を一旦休止させるのがベストであろう。
         また夏の暑さを避けるため、6月半ばころに植付けると、花の最盛期が秋となり、
        良い結果が得られる場合もある。

栽培歴
休眠 生育 剪定 遮光 生育 休眠
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
植付け 開花 休止 開花
夕刻潅水 追肥

             ※管理方法の詳細については、栽培情報の項を参照して下さい。

                                        栽培情報


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Dianthus  ダイアンサス(ナデシコ)

  ナデシコ科    耐寒性宿根草(一年草)    別名:ナデシコ、セキチク
     原生地   ヨーロッパ、中国、日本、北米 
      草丈    5〜60cm
     耐寒性   普通〜強い(生育適温は15〜20℃の種が多いが、−10℃位までは耐える)
     耐暑性   普通  (高温多湿に弱い)

  ダイアンサスの原種は300種を超えると言われている。日本に自生するカワラナデシコや、ハマ
ナデシコ(下記参照)もダイアンサスの仲間で、さらには交雑種や園芸種なども含めて、ナデシコ
類と総称されている。

 ナデシコ類は本来は宿根草だが、タネから育て易いところから、秋または春播きの一年草とし
て親しまれている。
 なかでもよく知られているのが中国原産のセキチクと、ヨーロッパ原産のヒゲナデシコ(美女
ナデシコ)の種間雑種で、ダイアンサスの園芸種はこの2つの交配種が多い。フリルのような小
ぶりの花弁と、可憐な花色を持つこの花は、どれも耐寒性に優れ丈夫で、育て易い。播種後3ヶ
月余りで開花し、1ヶ月以上観賞期間が延びた。中には四季咲き性のものもある。
 また、セキチクとカーネーションの交配から生まれた、高性種のダイモンジ(大文字)ナデシコも
ある。この系統は切花にと、目的に合わせて選ぶこともできる。

育て方のポイント
      日当りと排水性の良い環境で育てる。高温多湿に弱いので、特に梅雨時には枯れ葉を
     まめに取り除き風通しを良くする。種を問わず、6月に株元を10cm位残して剪定を行えば
     よい。四季咲き性のものは晩夏より再び花を咲かせ、一季咲きのものは、半日陰で上手
     く夏越しさせれば、翌春一段と見事に開花する。

      梅雨前から暑さが一段落するまでは肥料を控える。
      タネからの育苗は容易。一般に難しいとされる挿し芽も、換気良好な半日陰に置き、霧
     吹きでこまめに湿度調整すればそれ程難しくはない。移植もできる。
 

栽培歴
休眠 生育 開花 生育 開花 休眠
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
植替・挿芽 剪定 播種・挿芽

             ※管理方法の詳細については、栽培情報の項を参照して下さい。

                                        栽培情報

     D.superbus v.longicalycinus (サパーバス・ロンギカリシナス) 
         和名:カワラナデシコ     別名:大和ナデシコ
         原生地:日本、東アジアの山野、川原    草丈30〜50cm
         花弁の先が糸状に深裂する。   強健   深紅、ピンク、白などがある。

    D.japonicus (ジャポニカ) 
         和名:ハマナデシコ      別名:フジナデシコ
         原生地:日本、温暖な地方の海岸     草丈15〜30cm
         光沢のある厚い葉を持つ。  藤色に近い紅紫色で、多くの花が集まってつく

    D.chinensis (チャイネンシス)
          和名:セキチク(石竹)     別名:唐ナデシコ
         原生地:中国、         草丈10〜25cm
         日本で改良され、三寸セキチク、五寸セキチクの系統がある。
         半球状の草姿になる。    基本色は白花弁に赤のブロッチが入る。

    D.barbatus (バルバタス)
         和名:ヒゲナデシコ(髭撫子)    別名:ビジョナデシコ(美女撫子)
         原生地:ヨーロッパ       草丈:20〜30cm
         花の間に堅くて細長い苞が突き出しているのが髭のように見える。芳香あり


    D.plumarius (プルマリウス)
         和名:タツタナデシコ         別名:サクラナデシコ (桜撫子)
         原生地:欧州〜シベリア         草丈:25〜30cm
         白い花弁の先が細かく切れ込み、喉部に赤い斑紋がある。芳香あり

    D.deltoides (デルトイデス)
         和名:ヒメナデシコ
         原生地:ヨーロッパ       草丈:8〜20cm 這い性
         ほふくしてマット状になる。  花色は様々な選別種がある

    D.knappii (ナッピー)
         流通名:キバナナデシコ
         原生地:ユーゴスラビア       草丈:40〜50cm 大型種
         黄色の小輪花を咲かせる。  多湿に弱い


    D.haematocalyx (ハエマトカリックス)
         原生地:バルカン半島、ギリシャ  草丈:3〜5cm 
         矮性種で、濃ピンクの比較的大輪花を夏に咲かせる。                  

 

barbatus chinensis deltoides japonicus

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knappii plumarius superbus v.longicalycinus   haematocalyx




Dicentra  ディセントラ

  ケシ科  コマクサ属   耐寒性宿根草

          コマクサ属は20種ほどの小さな属で、北米、ヒマラヤからシベリアにかけての東
         アジアに分布する。日本にもコマクサ1種が自生する。
          日本固有のコマクサは、「高山の女王」と呼ばれ美しい。しかし高山性で暖地で
         はやや栽培が難しい。そこで、中国からのタイツリソウ(spectabilis)や北米からの
         ヒメケマンソウ、ハナケマンソウなどが広く普及している。


    D.spectabilis   タイツリ草草
       
          原生地  中国
          草丈    20〜30cm
                 30〜50cmの花穂を、風にそよぐ様に斜め上空中に伸ばす。
          花期    5〜7月

                 2年目以降の株は、茎の根元が木質化して塊のようになっている。
                 花後は、この塊を残して地上部は枯れる。翌年3月頃より塊から
                新しい葉が再び展開するといったサイクルである。

          植付け   9〜10月が適期     4〜6号の深鉢
                 
                 9〜10月した部分の上1/3を、土の上に出す。
                 春植えの場合は、根や新芽が動き出しているので、これらを痛め
                ないよう注意する。
          用土    一般的な山野草の培養土。

          植替え   宿根化した根の成長が活発なので、最低2年に一度は株分けを
                兼ねて植え替える。適期は9〜10月。

          その他   冬季に葉を落として休眠に入ったら、念のため棚下などに移す。
                強い霜に当ると、根は大丈夫な場合でも、地上の木質化部分から
                腐ってしまうことが時折ある。

休眠 発芽 生育 落葉休眠
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植付・植替 開花 植替・株分

  

   

spectabilis spectabilis alba 栽培中 栽培中

   



Dichelostemma  ディケロステンマ

  ユリ科   球根  

         晩春、葉の内側から長めの花茎が出て、その先に円筒状もしくは釣鐘状の
        可愛らしい花を咲かせる。

          原生地   北米
          草丈     30〜40cm
          花期     4〜5月(フレーム有り)、6月(庭植え)
          植付け    10〜11月
                  
          用土等    特に問わない。やや腐植質の用土を好むようである。

          管理等   耐寒性はあるが、花期が梅雨期に重なるので、鉢植えが望ましい。
                 庭植えする場合は、一旦ポット植えし、そのまま庭に植え込むとよい。
                 花期・梅雨期には、軒先に移動させる。
                  花後はお礼肥を施し、葉が茶変しかけたら徐々に潅水を減らし、
                 その後は秋まで乾燥させる。
                  2〜3年間は、植えっ放しのほうがよい。

栽培歴
生育 休眠 生育
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花 植付け

   

ida maia pinkdiamond congesta 栽培中

  

          


Digitalis  ジギタリス

  ゴマノハグサ科   1年草  種によって耐寒性宿根草 

         ヨーロッパ、北アフリカ、西アジアなどに広く分布する。
         多くの園芸種は高さ1メートル強に育ち、6〜8月に広鐘型の花をつける。
         夏に実生した場合、晩秋までにロゼット状に葉を展開し、この段階で株が
        充実したものに出来れば、2年目初夏に花序を伸ばす。

         このような中で、次のジギタリスはそのコンパクトな草容が魅力的である。
         矮性種で、花色が淡紫〜ピンクであることから、欧州では、
         「Pink Spanish Mini Foxglove」と呼ばれている。

      D.thapsi    耐寒性宿根草
               原生地   スペイン
               草丈    40〜60cm
               花期    6〜8月
               植付け   3月もしくは前年9〜10月
                        タネは春〜夏まき

         当社では実生も、苗からも年間フレーム内(無加温)で栽培しているが、
        欧州ではHardy in Zoneが4〜9とされており、これによればほぼ日本の
        暖地では露地栽培が可能と思われる。なお、夏は半日陰の場所が望まれ
        る。

栽培歴
生育 生育(半日陰) 生育
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
植付 花期 植付け


育成中
thapsi obscara 栽培中 栽培中



Dodecatheon  ドデカテオン

  サクラソウ科   耐寒性多年草

             代表種の meadia メアデイアは、花がカタクリに似ていることから
            カタクリモドキとも呼ばれる。実際は、愛らしい花とサクラソウのような葉の
            組み合わせが、なんとも魅力的な種である。
             花後、夏に半休眠するので、葉のあるうちに肥培して株を充実させれば、
            栽培は比較的易しい。

             原生地   北米を中心に約20種あるとされる。
             草丈     10〜15cm(約30cmの花茎を直立させる)
             花期     4〜5月
                     小型のhendersonii は2〜3月
             
             植付け   日向土を4〜5割程度配合した、通気性のよい培養土
                     花後〜初夏までの充実期が勝負なので、軽石砂では
                    保肥力が不足する。
             植替え    2年に一度、9月下旬〜10月が適期。
                       
             耐寒性   強い(冬季は休眠する)  強い霜には当てない。
             耐暑性   早いものは夏過ぎから半休眠する。 湿り気を維持して、
                    日陰で管理する。 

栽培歴
休眠 生育 半日陰 半休眠 休眠
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植付 花期 植付・株分


        D.meadia (メアディア)
             この種を特に別名で、カタクリモドキと呼ぶ場合がある。春に20cmほどの
            ステムを伸ばし、赤紫の花を付ける。花弁が反り返っており、花色もシクラ
            メンによく見かけるような色合いである。
            特徴。葉はへら状である。白・アルバ(v. album)もある。

        D. dentatum (デンタツム)
             上記のD.meadia Albumに似るが、ややこちらの花弁のほうが肉厚である。
             
        D. hendersonii (ヘンダーソニー)
             やや細い赤紫の花を付ける。花茎にも赤紫の色素が入る場合がある。
                       

  

meadia meadia Album dentatum hendersonii