ノックスドール 700 サビ止め   2003年03月09日


先日 ルームランプの電球を換えたところ 奥の方が何か赤黒い事に気付いて外して見ると サビが発生しているではないか!
屋根が錆びやすいとは聞いていたが まさか自分の車がサビてこようとは思いもしなかった。
そこで 今回はよく雑誌の広告にでている ノックスドールを試してみる事にした。
ノックスドールはスウェーデン、オーソン社の製品でボルボの純正品として開発されたらしく車のサビに対して有効らしい。

このノックスドールという商品 私のいる地域では なかなか売っている所がなく 電車に乗って神戸の東急ハンズまで買いに行く羽目になった。
このノックスドールの主な特徴は 「無溶剤で低粘性の防錆剤。表面張力が低い 強力な浸透性を持ち パネルの合わせ目やスポット溶接部の隙間に深く浸透する。 水置換性により水分を除去 軟質の防錆被膜を作る。錆の上から施工できる 等々 
早速 ルーフ部分の内装を引っ剥がしてほかに錆がないか調べる。
幸い錆が発生している箇所は 屋根の補強材のルームランプの箇所だけだったので スプレーする。 ノックスドールには短い延長パイプと長いパイプが入っており 長いパイプを使用して奥までタップリと吹いてやった
ついでに ドアの内装を外してドアの内部にもタップリ吹いてやる ドアの内部の水抜きの穴からも 吹いてやる。
サイドシェルの内部にも忘れずにどんどん吹いていく。
とにかく空洞になっていると思われる場所には手間を惜しまずにパーツを外して注入した。
今回は 運良く早くに発見できたが 予防の意味を込めて ゆっくり時間をかけて調べてみなくてはならないと思う。
また 床の方の状態も気になるので 時間があればカーペット外して調べてみなくてはならない。
それにしても サビのせいで 大変な一日でした。

感想
噴射液自体はやや茶色がかったグリスを薄めた感じの液体で 作業自体は楽勝 延長パイプも短いのと 50センチほどの長めなのがセットされているので 小さな穴からでも奥の奥まで注入できて便利。

噴射後の液体は やや粘度を持っていて半乾きの状態でベタベタ 多少多めに吹いても垂れこない ので天井等の上の方でも安心して使用できる。ただ短い延長パイプを使用した時は噴射幅が小さくなるので注意が必要。

欠点という程ではないが ニオイがキツく クレ556のような鼻につくニオイがする。 窓を開けて走らないと施工直後は頭痛がするくらいでとても運転できない。 こういった室内に使用する製品は是非とも無香料タイプを開発すべきだと思う。

ドアの内部に塗ったのは 後悔した。 雨が降ってくると黒い筋が着くようになってしまった。ウインドーのシールが弱ってきている為 ドア内部に雨水が浸入してノックスドールの成分が染み出てくる様だ。