ガラスコーティング剤G−MAXの主成分であるオルガノシロキサンはトンネルや橋、建造物
の上塗り剤として発明された画期的な液体ガラス塗料です。
長期間に渡り建造物の塗装を保護することを目的に開発されました。
G−MAX【ジーマックス】です。
G−MAXの主成分であるオルガノシロキサンは地球に無尽蔵に存在するケイ素を原料として
いる為、地球環境にやさしく、しかも人体に有害な有機溶剤を使用せず、施工者にも安全な商 品になっております。
■主剤成分 オルガノシロキサン他
■硬化反応 常温値での大気中水分との官能基の反応による硬化
■造膜結合主鎖 ケイ素 - 酸素
■塗剤形態 流動性のある一液型溶剤【硬化剤複合型】無溶剤 有機合成化合物は含
まず
■造膜性能 無機造膜
■耐久性 長期的な耐久性維持【有機造膜の10倍以上】
■その他 紫外線の吸収はない【変質・劣化は無い】不燃性、酸、アルカリ他化学物
質による変化は認められない。
■鉛筆ひっかき値 試験硬度8H 【試験版に塗布しての硬度値】
G-MAXは今現在、最も進化している次世代型の自動車用コーティング剤です。
今までのコーティング剤のように特殊な設備や技術も必要なく、コーティング経験の無い施工
者でも簡単にワックスを掛けるような感覚で施工できます。
しかも環境にやさしく、手軽に施工できるG-MAXはこれからのコーティングの主流になっていき
ます。
1 環境面での特徴
<VOC規制に対応>
G-MAXは、結合剤(バインダー)に有機樹脂が使用されておらず、オルガノシロキサンによる
シロキサン結合[Si−O(岩石構造)]の造膜であり、無溶剤で常温施工が可能な公害物質を 含まない、従来の有機系コーティング剤とは異質の全く新しい環境対応型の材料です。
<省資源>
現在の主流となっている有機合成樹脂塗料の粗原料である石化資源の埋蔵量については、
クラーク 数0.07%と推定されており、近未来には枯渇が心配され、又、産油国の動向によっ
て世界経済に大きな影響を及ぼしています。
G-MAXの塗膜形成主剤の主成分の珪素は、クラーク数25.7%と無尽蔵に近い粗原料です
<環境ホルモンに関して>
現在、外因性内分泌かく乱物質(通称:環境ホルモン)として疑われている約70種類の化合物
に 関して、G-MAXは、その製造過程から被覆形成後の塗膜そのものにも一切含まれておら ず、環境ホルモンに対しては全く問題ありません。
2 機能面での特徴
<塗膜の結合>
G-MAXの塗膜形成主剤(結合剤)であるオルガノシロキサンのケイ素(Si)原子は周期律表で
は炭素と同じW族ですが、炭素の共有結合との違いは、炭素(有機)より金属性が大きく元素 電子を多く持つ特長から、ケイ素[Si(非鉄金属元素)]の陽イオン(+)と非金属元素[O(酸 素)]の陰イオン(−)の組合せの電気的引力でイオン結合を含むG-MAXは、強い結合エネル ギーでイオン性の高い充填剤との親和性も高く、緻密で強靭な不活性の膜が構成されますか ら、劣化剥離がありません。
<耐候性・耐紫外線性>
G-MAXは不燃物質の珪素による無機高分子の化学結合(シロキサン結合)で緻密な造膜を
作るコーティング剤です。G-MAXのオルガノシロキサン結合造膜は、太陽光の分光帯で地球 上のあらゆる物質に影響を及ぼす紫外線(290nm〜400nm)の解離波長域外の地上に到達 しない270nmに解離感度があり、塗膜結合の結合鎖の切断や解離エネルギーによるチョーキ ング(粉化)や劣化が起こらない物性です。
<耐水性・撥水性>
G-MAXの塗膜形成主剤は、膜表面にメチル基の拡散被覆膜が出来るため、一般の有機樹脂
に比べ て疎水性が高く、耐水性・撥水性に優れており、これは側鎖の置換基のメチル基が多 く含まれる程、表面張力の接触角が大きくなる性質からであると言われております。無機分子 の無機結合主鎖の反応硬化膜は、水素や酸素などに不活性で軟化・膨潤も起こらず、結合主 鎖の切断も起こらない物性です。
<耐塩水性>
G-MAXの反応硬化膜は塩水中に長期(1年間)浸漬テストにおいても、皮膜表面は全く軟化・
劣 化の兆候も無い高光沢の状態を維持します。
<耐酸性>
大気環境は、純粋な活性酸素と工場排出や生活環境などからのNox・Soxの化学反応した酸
化 環境は、あらゆる物を酸化(腐食)する方向にありますが、G-MAXは、結合剤である塗膜形 成主剤のオルガノシロキサンが既にSiOx単位のあらかじめ酸化された形になっており、既に 酸素との化合物となっている結合被膜は不活性被膜であり、更に酸化が進行しても有機物性 と異質で酸化(劣化・腐食)が進まない方向にあり、酸性雨などに対する化学的安定性に優れ ています。
<耐熱性>
G-MAX(オルガノシロキサンを塗膜形成主剤)の造膜結合する分子は不燃性の無機物質で、
架橋反応過程で含有する有機置換基の一部量は排出され、残留の有機物は骨格に比べてご く少量となります。更に、主鎖であるSi−O結合エネルギーが106kcal/molと大きく、分子鎖 の切断が起こりにくい事があげられます。又、G-MAXの塗膜形成主剤が熱酸化する過程で膜 内の無機フィラー成分や基材との間にSi−O金属の酸化物結合を形成して発生したラジカル に対する共鳴安定化の効果により、不燃性・難燃性の膜が構成されます。
〈紫外線吸収剤配合〉
新タイプのG-MAXには紫外線吸収剤を新たに配合、塗装変色の原因となるUV-B(波長280〜
320nm)だけでなく塗膜劣化の原因となるUV-A(波長320〜400nm)もカットします。また紫外線 吸収剤はその効果を長期間持続します。
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