英国式金管バンドについて。。。
イギリスで発展してきた金管楽器と打楽器のみによる合奏形態を
英国式金管バンドと呼びます。
楽器編成は基本的に以下のようになります。
ソプラノコルネット(Eb)×1
コルネット(Bb)×9
フリューゲルホーン(Bb)×1
テナーホーン(Eb)×3
バリトン(Bb)×2 
トロンボーン×2
バストロンボーン×1
ユーフォニアム×2 Ebバス×2 Bbバス×2
打楽器×3  
金管楽器の中でトロンボーンを除く全ての金管楽器はサクソルン族と呼ばれる
円錐形の楽器になっています。(トランペットやトロンボーンは直管であり管の太さがベルに達する直前まで変わらないのに対し、サクソルン族の楽器は円錐管であり、ベルに向けて徐々に太くなっている。)
この円錐形の楽器群が生み出す柔らかな音に、直管楽器であるトロンボーン、
また打楽器がアクセントを加え、吹奏楽やオーケストラにはない、独特のサウンド感が出ます。
※以下はWikiより引用しています。
歴史
その歴史は古く、19世紀後半にイギリスで確立された。始まりは、救世軍が街角で募金などを募るために演奏していた小規模な金管バンドだったようである。救世軍の世界各地のブラスバンドは世界的にも有名である。後に炭鉱労働者の息抜きや安らぎのために結成された金管バンドが各地に普及し、現在のような形に発展した。現在の英国では町に1つはバンドがある、というほど普及しており、2000程の団体が活動しているといわれている。地域に密着した存在となっているようで、企業がバンドのスポンサーになるのも通例である。他にも米国や豪州、欧州各地でブラスバンドは盛んであり、日本でも徐々に定着しつつある。
使用楽器・編成
代表的な編成は以下の通りである。
- コルネット(Cornet)セクション
- 通常10名と最も人数が多いセクションである。多くの場合前列と後列に分かれ、前列はフロント・ロー・コルネット(Front Row
Cornet)と呼ばれ、ソロ・コルネットと呼ばれるパートが配置される。後列はバック・ロー・コルネット(Back Row
Cornet)と呼ばれ、ソプラノ・コルネット、リピエーノ・コルネット、セカンド・コルネット、サード・コルネットと各パートが配置される。ソプラノ・コルネットはE♭の調性を持ち、実音に対し短3度低い音で記譜される。(いわゆるin
E♭)それ以外のコルネットはB♭の調性を持ち、実音に対し長2度高い音で記譜される。(いわゆるinB♭)いずれもト音譜表で記譜される。
- ソロ・コルネット(Solo Cornet) -
通常4名。主に主旋律を担当する。ソロ・コルネットの首席奏者はプリンシパル・ソロ・コルネット(Principal Solo
Corent)と呼び、コンサートマスターのような扱いを受け、単独ソロを担当することが多く音楽性の豊かな奏者が担当することが多い。その補佐をする奏者1名をアシスタント・プリンシパル・ソロ・コルネット(Assistant
Principal Solo Cornet)、残りの2名をトゥッティ・ソロ・コルネット(Tutti Solo Cornet)と呼ぶ。
- ソプラノ・コルネット(Soprano Cornet) -
通常1名。主旋律の最高音を担当したり、ソロを担当したりする。ブラスバンドの華やかさの決め手となる重要なポジション。管の長さが短いために安定した音程をとりにくい楽器とされる。楽器の改良がB♭管のコルネットに比べ進んでいないことも困難さに拍車をかけている。
- リピアノ・コルネット(Repiano Cornet) -
1番目の伴奏パート。通常1名。副旋律を担当したり、ハーモニーを構成していたりするなど、さまざまな役割の演奏を要求される。
- セカンド・コルネット(Second Cornet) -
2番目の伴奏パート。通常2名。主にハーモニーや打ち込みを担当し、サード・コルネットとともにホーンセクションとの音色の融和も求められる。
- サード・コルネット(Third Cornet) -
3番目の伴奏パート。通常2名。主にハーモニーや打ち込みを担当し、セカンド・コルネットとともにホーンセクションとの音色の融和も求められる。
- ホーンセクション - 英国式ブラスバンドにおいて特徴的なパートであり、英国式ブラスバンドとしてのサウンドを決定付ける。
- フリューゲルホルン(Flugelhorn)
-
通常1名。コルネットと同じB♭の調性を持つ。柔らかな音色のため、ゆったりとした場面でソロを担当することが多い。コルネットに比べて高音域の演奏が難しい。実音に対し長2度高い音にてト音譜表で記譜される。
- テナーホーン(Tenor
Horn) - 日本ではアルトホルン(Alto
Horn)とも呼ばれる。通常3名で、ソロ、ファースト、セカンドの3パートに分かれていることが多い。E♭の調性を持ち、ソプラノ・コルネットの1オクターブ下の音域を受け持つ。通常ハーモニーを担当する。あまり楽器の改良が進んでおらず、高音域や低音域の演奏が他の楽器に比べ難しい。実音に対し長6度高い音にてト音譜表で記譜される。
- バリトン(Baritone) -
バリトンホーンと呼ばれることもまれにある。通常2名でファースト、セカンドに分かれていることが多い。B♭の調性を持ち、コルネットの1オクターブ下の音域を受け持つ。ユーフォニアムよりも若干細めの管である。あまり目立たないパートではあるが、音楽的にも座席でもテナーホーン、トロンボーン、ユーフォニアムの間に位置するため、各パートとの連携が多く重要である。実音に対し長9度高い音にてト音譜表で記譜される。
- トロンボーン(Trombone)セクション
-
B♭の調性を持ち、バリトン、ユーフォニアムと同じくコルネットの1オクターブ下の音域を担当する。円錐管主体の英国式ブラスバンドの中で唯一の円筒管楽器として、ピストンではなくスライドという柔軟な音程調節機構を持つ楽器として極めて重要である。鋭く硬い音形でサウンドにメリハリを持たせたり、完全な和音を構成し他の楽器とハーモニーを組んだりする。
- トロンボーン -
通常2名で、ファースト、セカンドに分かれている。まれにソロ・トロンボーン奏者のいるバンドもある。ファースト・トロンボーンはテナー・トロンボーンを、セカンド・トロンボーンはテナーバス・トロンボーンを使用することが主流である。実音に対し長9度高い音にてト音譜表で記譜される。
- バス・トロンボーン(Bass
Trombone) -
通常1名。トロンボーンセクションの3番目として、またベース・セクションのトップとして活躍する重要なパート。太い独特の音色からソロを担当することもよくある。英国式ブラスバンドでは唯一、ヘ音譜表で実音にて記譜される。
- ユーフォニアム(Euphonium)
-
通常2名。B♭の調性を持ち、バリトン、トロンボーンと同様にコルネットの1オクターブ下の音域を受け持つ。ソロ・コルネットと同様、主にメロディーラインを受け持つ。柔らかい音を持ち機動性に富み、ソロ楽器として活躍する。バリトンとセクションを構成したり、ベースセクションと連携することもあるが、比較的独立したセクションと考えられていることが多い。実音に対し長9度高い音にてト音譜表で記譜される。
- ベースセクション - 低音域を支えるセクション。典型的にはアップライト式のバス(バス・チューバ)を使用するのが主流である。他の演奏形態ではめったにみられないミュートを使用する機会が多いのも特徴的である。
- E♭バス -
E♭の調性を持つバスを使用し、通常2名。日本国内では「エスバス」と呼ばれることが多い。管の長さの割に大きいベルを持ち、豊かで柔らかな音色がする。演奏が容易で広い音域を持ち、機動性に富むのでソロを受け持つことがある。実音に対し長13度高い音にてト音譜表で記譜される。
- B♭バス -
B♭の調性を持つバスを使用し、通常2名。日本国内では「ベーバス」と呼ばれることが多い。最低音域を担当し、太く安定したサウンドを生み出す。見た目は鈍重な楽器だがE♭バス同様に音域が広く、想像以上の機動性を持つ。他の演奏形態のチューバの譜面に比べて平均的に1オクターブ前後低い音域を担当するため、高度な基礎能力が奏者に要求される。実音に対し長16度高い音にてト音譜表で記譜される。
- パーカッションセクション(Percussion) - 打楽器全般を通常3名で担当する。典型的編成としてはティンパニ1名、ドラムセット1名、グロッケンシュピールやシロフォンといった音階打楽器1名というのが多い。3名という人数を最大限に活用するため、楽器の持ち替えが多用される。
多くの楽曲はこの28人編成を前提に作曲、編曲されている。
※視聴したい方にはCD・DVD貸出致します☆(詳細は野間まで)
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