解答陣発足の経緯
※ 現状
メールマガジン「何でも質問、パソコンQ&A」は、1999年4月、Pubzine様より創刊して以来、毎月1日・15日の月2回刊を原則とし、現在まで発行を続けてきました(ご存知のように本誌は、1日発行の「質問号」と、それに対応した15日発行の「解答号」の2号で1セットになります)。以後、新規立ち上げのメルマガ発行サイトよりお誘いもあり、「メルマガ天国」様、「MILUX」様、そしてこの度メルマガのパイオニア「まぐまぐ」様からと、計4つの発行サイトのご協力により発行していく事になりました。
当初数名だった読者も、皆様のお陰で、現在3,000名を超えるまでになりました。大変有り難う御座います。
読者の増加に比例し質問の数も多くなり、解答号を1号にまとめるにはサイズが大きくなりすぎ、解答号を前・後編の2号編集でお届けしなくてはならない事もあります。時には1日に10通もの質問が届く事もあります。
※ 読者増加による問題
読者の増加は大変嬉しいことなのですが、反面、充分な解説を含んだ解答を提供することが、だんだん難しくなって来つつあるのも事実です。
脱線しますが、筆者は、寄せられた質問に対して解答する際、心掛けている事があります。
それは、“質問者は一人だが、その解答を読むのは全読者である”という事です。
つまり、質問をしていない多くの読者にとっても、読んでプラスになる記事、読んでみる気にさせる解答を書こう、とのスタンスです。
別に偉ぶるつもりはありませんが、マガジン発行者として当然の事と心得ています。
この様なポリシーで発行を続けていきますと、今後の読者増加(言い換えれば質問の増加)に伴い、早晩このポリシーに齟齬を来す畏れがあるのでは、と考え始めました。
もちろん解答に協力して下さる読者も増えてきました。この点は嬉しい限りです。
しかし、このペースで読者が増え続けていきますと(勿論これは、希望的観測ですが)、やがて解答しきれ無くなる事も考えられます。
※ 解決策の提案
届いた質問に回答できないと言う事は、どうしても避けたい最悪のケースです。
そこで考えた事があります。現在、善意から解答を書いて下さっている読者によるチームを作れないか、というものです。
具体的には、
1.まず解答を書いていく意志のある読者に、解答陣として登録して頂きます。
2.今までは質問号が発行されないと分からなかった質問を、登録された解答陣に対してMLを利用して配信します。
3.解答陣はMLによって届いた質問の中に、解答できそうな質問があった場合、MLで返信していただきます。
また、場合によっては、複数の解答陣間でやり取りし、一つの質問に対して協力しながら解答を用意する、と言うような事も考えられます。
この様なMLを利用したやり取りから、一つの解答がまとまっていけばよいと思っています。
まとまらなかった場合、またはそのまま「解答」として掲載するには無理があると判断した場合は、それまでのやり取りを踏まえた上で、 筆者が回答をまとめます。
無論これもMLを利用します。
4.発行者の筆者は、解答が届くのを寝て待ちます。 と、これは冗談
(^^;)。
各解答陣間の調整をすると同時に、申し出のない質問を担当します。
その他、最終的な編集作業を担当します。
概略以上のようなシステムです。
無論、もっと良いやり方があれば、皆さんのご意見を頂きながら改善していきます。
※ 解答陣の募集
1.の登録についてですが、あまり難しく考えなくて結構です。本誌のコンセプトをご理解頂き、賛同して下さる読者の方で、“お手伝いしたい”、“仲間に入れて欲しい”という方であれば、特に専門的な知識をお持ちでなくても結構です。是非参加して下さい。貴方にしかアドバイス出来ない質問が、いつかきっと有るでしょう。
勿論登録したからと言って、解答執筆の義務が発生するわけではありませんし、強要するものでもありません。
ML(メーリング・リスト)を利用する事になりますが、これはあくまでも解答陣間の連絡用に限って利用していきます。
中には、MLによって迅速に解答出来るのではないか、とのご意見もありますが、本誌は、あくまでもメールマガジンのスタイルを維持していこうと考えています。
※ 掲示板での「質問」受付は中止
また、発行サイト毎の掲示板の用途と位置づけですが、当面、本誌への要望・苦情などの、意見の書き込み用に限定します。
メールでの質問に対しては、氏名の明記をお願いするわけですが、掲示板への氏名書き込みには抵抗があるでしょう。メールに書かれた氏名は、筆者にしか見ることは出来ませんが、掲示板ではそうはいきません。
よって、掲示板への書き込みは、今まで通り、HNで結構です。その替わり、この掲示板への無記名の質問は、メールによる記名の質問と同列に扱うわけにはいきません。
※ これらの効果
1.他のユーザーのトラブルや疑問に対して積極的に関わる事により、スキルアップ と経験を積むことが期待出来ます。
2.どの質問を他の誰が回答を担当してくれるのかが、事前に分かる訳ですから、 自分の得意とする分野の質問に全力で取り組めます。
3.厄介な質問があった場合、複数の解答陣が相互に連絡を取り合いながら、分担・共同して解答することが出来ます。
時にはヒント・資料のあるサイトのURLを知らせて貰うだけの場合も有るでしょう。
4.これが最大の効果と考えますが、単なるメルマガの発行者と読者の関係ではなく、ユーザー間相互のコミュニティー作りの第一歩に
出来れば良いと考えています。本誌創刊のそもそもの意図もここにあります。
※ 本誌が目指す“コミュニティー”とは
上記4.の“ユーザー間相互のコミュニティー”について若干補足しておきます。
本来、解らない事があった場合、メーカーによるユーザーサポートを利用するのが筋でしょう。その為の利用料金は、予め製品価格に上乗せされています。または有料のサポート契約を結ぶ、というスタイルも増えています。
ですがこのメーカーによるサポートが、必ずしも巧く機能している、とは言えない面もあるように思います。
以前このテーマのコラムにも書いたとおり、電話がなかなか繋がらなかったり、受付が電話だけで(驚くべき事に、サポート依頼をメールで受け付けていないメーカーがたくさんあります)、しかも受付時間が昼間のみで利用しにくい等、まだまだユーザー本位のサポート体制とは言えないような状況もあります。
この様な現状の中、ユーザーが独自に相談し合える「場」を作らなくてはならないとは、ある意味ネガティブな自衛手段と言えなくも無いですが、これだけインターネットを利用した連絡の手段が整えられている現在、それを利用しない手はないでしょう。
長くなってきましたので詳しくは触れませんが、筆者はメーカー対ユーザーでは無く、ユーザーが相互に協力し合っていくという点に、意義を見出しています。
読者にも解答の負担を強いるというこの考え方は、「何だ、このメルマガは!」と憤慨される方がいるかも知れません。
考え方は人それぞれですから、それも止むを得ませんが、こんな変種のメルマガが有っても良いのではないでしょうか?