==== PC Q&A ==============================================================
☆☆☆ 「何でも質問、パソコンQ&A」 第20号 ☆☆☆
================================================2000年1月15日号====
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今号の内容
1. 解答
1)画像ファイルの取り扱いについて
2)フリーソフト「秀丸エディタ」について
2. お知らせ
オンラインPC相談室について
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**新春小咄**
皆さんのPCは無事2000年を迎えられたでしょうか?
昨年はY2K問題として巷間様々な角度から論じられてきました。
読者の皆さんの中にも、様々な対策を講じられた方がいらっしゃるかも知れません。情報は沢山ありました。しかし、本当に必要な情報は何か、自分にとって必要な対策は何か、この辺を見極めるのは難しく、結局何もしなかったという方も居るでしょう。
本誌でも当然取り上げるべきテーマであったかも知れません。
実をいうと、当初その予定はあったのでした。順序としては、Y2K対策を取る前段階として、と言うかその流れの中の一つとして、データをバックアップしておく事が、まずは重要だと考えました。
しかし、バックアップについての連載が長引き、取り上げる時期が遅くなりました。その頃になると筆者自身もどの様な対策を奨めるべきか、迷いが生じてきました。“一般ユーザーにとっては、OSの日付管理を四桁にしておけばそれで充分なのではないか?”迷った末の結論がこれでした。
皆さんのPC自体の環境や、使用環境は様々です。その一つ一つに合わせた対策を誌上で論じることは不可能です。寄せられた質問の中にもY2Kに関わるものはありませんでした。その様な訳で、このテーマについて特に論じることはしなかったのでした。
多少言い訳じみたことを書いてしまいましたが、1月1日の0時をまわった時間にPCを起動する時は、正直言って少しドキドキしました。無事起動したのを確認し、ホッとして初夢の世界に向かったのでした。
さてPCを起動することをよく「ブートする」といいますが、この「ブート」というのは“boot”の事で、一般的には長靴のことを指します。
ある辞書のbootの欄には、12意あるうちの11番目に「〔コンピュータ〕立ち上げ,起動」(Progressive English-Japanese Dictionary,Third edition Shogakukan 1980,1987,1998)とあります。
長靴とコンピュータ、ちょっと結びつかない二つですね。でも意外な結びつきがあったのです。
コンピュータを起動することを「ブートする」と最初に言い出したのは、ダグラス・エンゲルバートと言う人です。この人はマウスを発明した人であり、コンピュータサイエンスの分野でのノーベル賞と言われるチューリング賞を受賞した、今日のコンピュータ利用の基礎を数々発明した人でもあります。
50年ほど前、彼はコンピュータの電気回路を開発していました。その際、一つの機器からの入力を別の機器に出力し、今度はその別の機器の出力を取り込んで、さらにハイレベルな機器からの入力を受け付けるという方法を考えつきました。
これは現在のPCの起動シークェンスそのものです。
彼はこのプロセスをジョークを込めて「Bootstrapping」と呼びました。
このBootstrappとは、元々は長いブーツを引っ張り上げるための紐を指していた言葉です。大きな本体(複雑なシステムであるOSなど)を初めから引くのではなく、小さなもの(例えばBIOS-ROMなど)から段階的に引き上げるその動作を喩えたのでしょう。
ここから小さなプログラムから大きなプログラムを読み込ませ、複雑なシステムを起動するコンピュータの起動をブートストラッピングと命名し、やがて単に「ブート」と呼ばれるようになった、と言う訳です。
Y2Kを無事乗り越え見事に“boot”した貴方のPCは、大企業のメインフレームより、エライ。
ただ今質問を募集中です。どんな事でも結構です、お気軽に質問をお寄せ下さい。
本誌のような読者参加型メルマガの場合、皆さんからのお便りが命なのです。感想やご要望など、お気軽にお寄せ下さい。
さて今回は解答編です。
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Q8−1
初めて質問します。
イベント制作会社に勤務していて運営マニュアル等を頻繁に制作するのですが、スキャンで取り込んだ画像が大きくPCが重くて仕方ありません。
BMPを使用しているのですが、他にもいろいろファイル形式があるようなので、用途に合ったファイル形式があったら教えてもらいたいと思います。
よろしくお願いします。(BMPの画像をワード文書に貼り付けています。)
Ryuichiro Ishihara さん
A8−1
A:初めての投稿です。PuppetMasterといいます。
画像ファイルのフォーマットは、かなりたくさんあるので、すべてに関してを述
べることはできないのですが、Ishiharaさんのように、スキャナで取り込んだ画
像を使用するというのなら、JPEGやPNGがお勧めではないでしょうか。
JPEGはご存知、インターネットでは標準的な画像フォーマットです。BMPなどの画像は可逆変換方式(原画像をまったくの誤差もなく保存する)といわれ、常に最高のクオリティを維持することができます。しかしファイルサイズがとても大きくなるので、扱いにはそれ相応のスペックが必要です。
しかしJPEGはBMPとは違い、非可逆変換方式(原画像の一部の情報に変更を加え圧縮して保存する)です。BMPのように常に最高のクオリティを維持することはできないのですが、ファイルサイズがとても小さく、扱いやすくなります。
JPEGは保存の段階でクオリティを指定することができます。具体的には、原画像
に近いクオリティを維持したいのなら圧縮率を下げる(=ファイルサイズは大き
い)、「質より量」的な扱いにするのなら圧縮率を上げる(=ファイルサイズは
小さい)ということです。
PNGはBMPと同じ可逆変換方式です。つまり、常に最高のクオリティを維持するこ
とができます。しかし、効率のよい圧縮技術を使っているので、ファイルサイズ
は BMPよりも小さくなります。
論より証拠、一度以下の条件で3つのファイルサイズを検証してみました。
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元ファイル(BMP):1024*768 ピクセル
1677万色(いわゆるフルカラー)
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BMPサイズ→2306kb
JPEGサイズ→118kb
(ハフマンスタンダード)
PNGサイズ→980kb
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※ちなみにですが、JPEGファイルを目で見てみました。。。私は素人なのでしょうか? それとも画面出力だからか、あまり違いは感じませんでした・・・
BMP、JPEG、PNGを扱うことのできるソフトはかなりあります。ベクター
(http://www.vector.co.jp/)や窓の杜(http://www.forest.impress.co.jp/)などで探されるといいでしょう。
PuppetMaster さん
B:現在よく使われる画像ファイルには、BMPの他にはJPEGファイルとGIFファイルがあります。どちらもwebページの画像ファイルとしてよく使われ、最近のソフトであれば殆どサポートされていますから、利用するにあたってのハードルは極めて低いと言えるでしょう。
もちろんこの他にも沢山の画像フォーマットが存在しますが、ファイルサイズを小さくしたいのであればこの2つを利用できれば十分でしょう。それぞれの特徴は以下の通りです。
JPEG 「Joint Photographic Experts Group」の略。ISOおよびITU-TSによって1992年に標準化された静止画像圧縮のためのアルゴリズム。不可逆圧縮のため展開後の画像が元の映像と同一にはならないが,10分の1から100分の1までデータ量を圧縮できる。インターネットやデジタルスチルカメラで用いられる画像データの圧縮形式として広く使われている。
GIF 「Graphics Interchange Format」の略。アメリカの大手パソコン通信情報サービスであるCompuServeが策定した画像ファイルのフォーマット。256色までのカラー画像しか扱えないが,可逆圧縮であるためデコード(圧縮解除)後も圧縮前と同一品質の画像が得られる。インターネットのWeb上の画像ファイルの圧縮方式としてもっとも標準的に使われている。なお,GIFの規格には1987年と1989年にそれぞれ策定されたGIF87aとGIF89aの2種類がある。GIF89aでは,特定の色を透明色として指定ができる透明GIF(背景透過GIF)や,全体をモザイク状に表示してから徐々に細部をこまかく表示していくインターレースGIF,複数のGIFファイルをひとまとめにしてコマ送りで連続表示するアニメーションGIFなど,さまざまなバリエーションが定義され,いずれもWebの世界で広く使われている。
この2つを簡単に使い分けると、フルカラーの写真画像等にはJPEG。
色数があまり多くない図版やイラスト等にはGIF、といったところでしょうか。
さて次に問題なのは、お使いのスキャナがこれらの画像フォーマットをサポートしているかどうかです。お使いのスキャンユーティリティーが、もしこれらのファイルフォーマットで出力できないとすると、別途画像を扱うソフトか相互にファイルフォーマットを変換できるツール類などを利用しなくてはなりません。
最近ではこれらの用途に使えるグラフィック系ソフトも、低価格なものが沢山ありますから、ショップで気に入ったものを選べばいいでしょう。
またフリーソフトの中にもこれら市販のものに比べて機能的に遜色のないものや、単にファイルフォーマットを変換するだけの簡単なツールまで、沢山ありますので探してみて下さい。
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Q8−2
はじめまして、兵庫県在住の稲田と申します。
早速ですが、秀丸のことが全然分かりません。コピーとペーストのことが全然です。
PUBZINEでメルマガを発行しようと思いましたが、登録しただけで終わっています。
発行の仕方を教えていただけませんか。できればエディターについての本を推薦してもらえませんか。秀丸の本は絶版でした。
よろしくお願いします。
稲田 忠弘 さん
A8−2
ご質問の「秀丸エディタ」については、私も詳しくは分かりません。ですがコピーとペースト(張り付け)に関しては特に他のソフトと比べて変わったことはありません。通常のWindowsアプリと同じインターフェイスになっています。
選択してコピー、そして張り付けの各コマンドで実行できます。
その他、操作に関しては、ヘルプに詳しく書かれています、参考にして下さい。
またサポートセンターでの質問も受け付けているようです。
http://www.maruo.co.jp/hidesoft/
Pubzineでのマガジン発行については、Pubzine内のページに詳しく解説されています。
そちらを参考にして下さい。私自身もそうでした。
ご質問から察すると、マガジン発行に当たり、不慣れなエディターでの執筆を思い立ったようですね。どなたかに奨められたのかも知れませんが。
私の周りにも“文章執筆ならエディタを使用すべきで、ワープロは重いし向いていない”といった風潮がありますが、筆者自身は必ずしもそうとは思いません。
使い慣れた文章執筆用ツール(例えばワープロ)があれば、それで一向に構わないのではないかと思っています。
またこれも余計なことですが、HOW TO本にばかり頼らず、「ヘルプ」を頼りに自分にあった使用法を見付けるのも、良いのではないかと思います。
メルマガの発行が決まりましたらお知らせ下さい。また発行全般に関わる質問があれば遠慮無く質問して下さい。同じ発行者として力になりたいと思います。
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**お知らせ**
オンラインPC相談室について
前号で予告した「オンラインPC相談室」を、実験的に開催してみました。1回目の1月2日の参加者は、私自身も含めて3名。2回目の1月3日は1名でした。
次回の開催については未定ですが、ルーティーンとしては月1回、質問号発行直後の土曜日の夜に開催していこうと考えています。ですから今のところ2月5日という事になります。
またその他の要望がありましたら、遠慮無く言って来て下さい。
開催方法については、参加にあたってのハードルが低く、出来るだけ快適な方法を考えていきたいと思っていますが、現在のところ一回目と同じ、以下のチャットルームをお借りしようと考えています。
場 所 等:http://www.excite.co.jp/chat/
チャットルーム名 「pcqa」
Exciteというポータルサイト上のチャットルームをお借りします。
まず上記URLへ行き、どの部屋でも良いですから取り敢えず参加して下さい。
正式会員として登録しなくても、「ゲスト」として簡単に参加できます。
画面下方の「ニックネーム」欄に任意のハンドルネームを入力し「ログオン」ボタンを押しますと、数ある部屋の中から自動的に「ビギナーズルーム」にログオンします。
ここで小さなウィンドウがオープンします。
javaアプレットが実行され、チャット機能がサービスされます。ブラウザの設定によっては、javaの実行を制限するようになっている場合もありますから、確認の上実行できるようにしておいて下さい。
Javaヴァーチャルマシンが起動するまでに2分ほど時間が掛かります。
無事ログオンできましたら、次に画面下方にある「プライベートルーム」ボタンを押して下さい。名前を入力するよう促されますから、「pcqa」と入力して下さい。
これで「オンラインPC相談室」にログオンできます。
一人でも多くの皆さんの参加をお待ちしています。
では「オンラインPC相談室」でお会いしましょう。
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本誌では、今後も皆さんからの楽しいエッセイなど、募集します。
PCにまつわる楽しい話や失敗談、その他何でも結構です。是非お寄せ下さい。
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この度本誌ホームページを開設しました。
現在はバックナンバーを参照できるだけの簡単なものですが、今後徐々に充実させていきたいと思っています。
ホームページに対するご意見がありましたら、合わせてお便りをお寄せ下さい。
本誌ホームページ
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Pubzine全体のフォーラムは、
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本誌のフォーラム
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どちらも利用規約(http://www.pubzine.com/forum.html)を良く読んで、マナーを守った投稿をお願いします。
と言っても別に堅苦しくなる事はありません。
誰かを中傷したり、Pubzineの利益を損なったりするようなことを書いてはいけないという事です。
本誌に対する感想や要望・意見など、なんでも自由に書き込んで下さい。
また質問や解答を書き込んでいただいても結構です。
では次号でお会いしましょう。
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PCライフを楽しくする「何でも質問、パソコンQ&A」
発行者:樋口正勝
質問と解答の宛先は:PC_QandA@tsukubasys.club.ne.jp
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