2021.3.14 つ抜け+C?
*** カワハギABC+C ***
 
    

   今年はサクラの便りが早く、海水温度も比較的浅場だと上昇が早まるのではないかと予想する。
そんなことで、前回尺カワハギを釣った三崎へ再び釣行することとした。

例年、この時期に三崎でカワハギを狙ったことは無く、前回はたまたまだったのかもしれないので期待感は全く無い。今回もボウズ覚悟である。

6時過ぎにポイントに到着し、4本竿体制で打ち込み開始。
ここは引き潮に実績があるので、釣れるとしたら満潮の8時半頃からだろうと思いながら手返しを続ける。

4サイクル目の打ち返しをするが竿先は動かず、エサもかじられた形跡が無いので手返しペースはそのままキープ。

しばらくすると少し離れたポイントで竿を出している同行者から連絡が入り、カワハギがパタパタと釣れたとのこと。
少し期待が持てる話である。

時計は8時を回り潮位が高くなり、そろそろ満潮の時間帯が近い。
するとエサを付け替え投入してすぐの竿先がツンツンと揺れ、本日初のアタリである。

その竿を手に取り、少しサビくとゴツンと手応えを感じたのでアワセを入れる。
ガツンと乗りリーリングを開始すると、グググッとした強い引きとまずまずの重量感。
頭を振るような感触もPEラインを通して手元に伝わる。

一定のリズムでリールを巻いていると、やや沖で海面に茶色い魚が浮き上がった。良型のカワハギである。
そのまま寄せて来て護岸に抜き上げると肉厚のカワハギで、メジャーをあてると28センチUP。

釣れたカワハギを絞めて血抜きをしているとすぐにアタリが出て、26センチのカワハギも食ってきた。時合である。
エサを新鮮なものに付け替えると共に、手返しペースを早めるとすぐに2枚追加。
満潮前のパタパタパターンにうまくハマったようだ。

その後、満潮の潮止まりになると、今度は厄介なウミケムシの時合に突入。
2本針に空振りなしで掛かって来るので、針からはずすのと毛まみれになったエサの付け替えでうっとおしい。

それでも引き潮が動き出すと、ウミケムシの猛攻も減ったので竿先に集中する。

 すると9時を過ぎた頃から三崎特有の強風が吹き始めた。
スマホで天気状況を確認すると5メートルの風が吹いているとのこと。

これ以上強くなると釣りにならないので、収まってくれるのを願うばかりである。
風が一瞬弱まったタイミングを見計らって仕掛けを打ち返す。

そんな中での10時過ぎ、強風でも竿先が突っ込んだのがはっきりと見える。
その竿に近づくと2度、3度とアタリが出ているのでアワセを入れるとドスンと乗る。

リーリングを開始するとかなりの重量感なので「これカワハギやったらでかいぞ。」とリールを巻く手に力が入る。
さらに海面に浮き上がらないので期待感は倍増。

ワクワクしながら海中を凝視していると・・・。
2枚のカワハギが連なっている。
「あの重さはこれやったんか・・・。」とがっかりしたが、気を取り直して打ち返すと1枚追加。

ここまで、パタパタと4枚釣れた後しばらくシーン。
そして又パタパタと3枚釣れて今はシーンの最中。
次のパタパタはいつ来るか?

そんな事を考えながら手返しを続ける。
11時を過ぎると風が弱まり、釣り易くなってきたのでどんどん打ち返す。

するとググンと大きく竿先が揺れ、ドラグからもジャッとラインが引き出される。
すかさずアワセを入れるとズシン。リーリング中にもゴンゴンとした感触が手元に伝わってくる。

一定のリズムでリールを巻いていると海面に浮かび上がったのでカワハギである。
見ると海面を滑って来るシルエットが大きい。

そのまま寄せて来て護岸に抜き上げると今日イチの大きさである。
よく見ると角の先が2つに分かれていている。
メジャーをあてると30センチの目盛に届いており、今回も尺カワハギゲット。

ふと顔を上げると隣の竿にもアタリが出ており、9枚目を取り込む。

正午を知らせるメロディーが鳴り、エサも残り少なくなってきた。
そして同行者と「13時半で上がろや。」と話している最中にアタリがありもう1枚追加。

これでいわゆる「つ抜け」を達成。

 そして13時を過ぎたので、先にカワハギの集合写真を撮った後、竿を1本づつ片付けに入る。
すると仕掛けの回収中に、すぐ目の前の潮位が下がった砂地をスーッと2つの魚影が泳いで来た。

よく見るとカワハギである。しかも大きい。
海底に生えた藻の回りで留まっているので、回収して来た仕掛けをすぐ近くに沈めてみる。
逃げるかと思いきや、大きいほうのカワハギが興味を示したので少し浮かしてもう一度沈める。

仕掛けの赤いパイプが海底に見えていて、カワハギがそちらに泳いで行くのが見えた。
しかしエサを食ったのかどうかまでは確認できない。

すると手元にゴツンと感じたので、イチかバチかでアワセを入れると食っている。
一気に護岸の上に抜き上げる。

海中ではかなり大きく見えたので実物を見るとやや拍子抜けしたが、それでもメジャーをあてると31センチ程度ある。
ただ、瘦せていて美味しそうでないのと悲しそうな目をしている。
そこで、今日は10枚釣っていて食べるのには十分なので写真を撮って放流することとした。

初のカワハギの見釣りが成功したこともあり、納得して竿をたたむこととした。

それにしても、これまで三崎では遠投主体でカワハギを狙っていたが、こんな浅場にも回遊しているとは。
少し狙い方を考え直さないといけないと感じた釣行であった。