2021.2.10 記念の大物第1号!!
*** 厳冬期の夜釣り ***
 
    

  2021年の我がクラブに2名の新人さんを迎えることが出来た。
1名は150センチのオオニベの実績を持つヤングルアーマン。一般枠で参加した愛媛協会初釣り大会でもルアーで80センチオーバーのサワラを2本釣り上げ、その実力をいかんなく発揮。

そしてもう1名、これから投げ釣りを趣味にしようと真剣さが滲み出ているN島君。

今回は過去のデータから、シーズンに入ったと思われるスズキをN島君と狙ってみることとした。

私自身も年明け以降、納得のいく釣果が無いことからスズキのファイトと重量感を味わってみたいし、N島君にも体感してもらいたい。

釣行当日、道中ユムシを買いに行くと・・・サイズが小指くらいしかない。それでも比較的大き目のをピックアップしてもらい釣り場へ到着。

 仕掛けの作成方法や見本を解説しているうちに薄暗くなってきたので、なるべく大き目のユムシを付けて1人3本ずつ計6本竿体制で手返し開始。

 満潮が22時半頃で、過去に良い思いをした潮廻りなので「早かったら7時頃から食うよ。」と話していると・・・。
フル遠投していた1投目の竿先ライトが激しく揺れ、ドラグもジャーーと鳴り響く。

このポイントでこのアタリはスズキに違いない。「アタった!アタった!これはスズキじゃ。」と言いながらアワセを入れるとドーンと乗る。
リーリングを開始すると、かなりの重量感と走りで暗闇の沖のほうでバシャッと海面を割る音も聞こえる。

潮位が低くタモが届かないため、N島君に一段低い所からのアシストをお願いする。
だいぶ足元まで寄ってきたので、海面をヘッドライトで照らすと大型のスズキの姿が見える。

タモを構えるN島君に向けて寄せたつもりだったが、スズキはタモに向かわず護岸の隙間に頭を突っ込んでしまったようだ。
しかしN島君がうまくハリスを掴んでスズキを取り込んでくれた。

護岸に置いてメジャーをあてると72センチ程度あり、N島君も「こんなんがおるんですねー。」とびっくりしている様子。
「N島君もやってよー。」と声を掛けて手返し続行。

 そして、道糸の投入角度を見ながら竿の並び替えをしている時に何か違和感がした。N島君の竿だ。
「このN島君の竿、何か食うとんじゃないん?」と竿を手渡してリールを巻き始めると・・・。
「何か手応えがあります。」と返事があり、竿先も曲がっている。

 するとやや沖で魚が浮いたのが見える。そのまま寄せて来るとまたもや足元の護岸の隙間に魚が入ってしまう。
「そのままにしとってよー。」と言いながら今度は私が魚を取り込みに行く。

ハリスを掴んで辿ってみるとクロダイが挟まっており、少し沖向きに引っ張るとはずれたので、そのままN島君に抜き上げてもらう。
護岸に置いてメジャーをあてると42センチ程度で、N島君記念の大物第1号はBランクのクロダイ。
本人は喜んでおり、私も嬉しい。

まだ釣り始めて1時間も経過しておらず、お互いに幸先良いスタートである。それでもN島君に本命のスズキを釣ってもらいたい。
これからどんどん満ちて来るので、回遊があれば食ってくるはずである。

お湯を沸かしてカップラーメンを食べたり、雑談をしながら手返しを続ける。
そして小さいユムシは2匹掛けにして、少しでも目立つようにして打ち込んでみる。

が・・・刻々と時は過ぎ、満潮を過ぎた頃に1度私の竿先ライトが揺れたが針には乗らず。
時合も過ぎ、冷え込みも厳しくなってきたので消化不良気味ではあるが、お互いランク魚の顔は見たということで竿をたたむこととした。

新人さんはこれから色々と吸収して、どんどん大物号数を積み重ねていってもらいたいものである。