2020.7.25~28 最果ての島礼文釣行記FINAL!
*** クロガシラDランクゲット ***
GO TOトラベル、GO TOトレブン??? GO TOレブン? GO TO礼文と勝手に変換して3年振り5回目となる礼文島へ。
当初は羽田経由のルートであったが、コロナの影響で減便対象路線となりこのルートは消滅。
急遽、あらゆる予約の変更に右往左往。
しかも新ルートでは礼文島行きフェリーの午後便に間に合わないことが判明。
いつもなら釣行日前日に入島するはずが、コロナだけにしょうがない。
結果的には、感染増加傾向にある東京を避けられので良かったのかもしれない。
そんなこんなで紆余曲折があったが、コロナ感染予防のため替えマスク、除菌シートに除菌ジェルを携帯し万全を期して出発。
すると飛行機は予想以上にガラガラで3密の心配無用。
翌日朝一のフェリーもこれまたガラガラで、揺られること2時間。
香深港に到着すると晴れているが風が強い。そして港にはコロナの影響か名物の旗振り絶叫アルバイターの姿も見えない。
そして、レンタカー店に寄ったり、荷物を宅配センターに取りに行ったりしていうちに昼前となったので、初日は小手調べで竿を出してみることに。
風裏となる波止でテトラの隙間から4本竿体制で打ち込みを開始する。
初めて入るポイントなので何が釣れるだろうかとドキドキする。
すると一投目の竿の道糸が大きくフケている。すかさずアワセを入れるとズシン。

リーリングを開始すると底を這うような手応えなのでクロガシラに違いない。
ほどなく姿が見え、浮いたところで一気に波止に放り上げる。40センチ程度のクロガシラで、バタバタ暴れてカモメの糞まみれになる。
幸先良い。さすが礼文島である。
しばらくすると、ドラグが鳴り響きアイナメの40センチUPも食ってきた。
しかし、底は砂地に根が点在しており、アタリがあっても根に掛かって取り込めないケースも多発。
最初はバンバン釣れるかと喜んだが、期待に反してアタリが出ない。
一方同行者はポイントを探り当て、良型のアイナメやクロガシラをポンポン上げている。
そうこうしていると、風が益々強くなってきた。
本番は明日からなので早めに竿をたたんで宿へ。
翌日の天気予報を確認すると好天で風も収まるとのことで期待しながら就寝。
2日目は3時起床。
一番竿を出してみたかったポイントへ。
天気は晴れ、微風で釣り日和である。

「礼文島の神様、よろしくお願いします。」と手を合わせてからタックルのセッティングに取り掛かる。
2本針仕掛けに青虫を房掛けにし、ワクワクしながら五本竿体制で打ち込み開始。
すると本日も一投目からアタリがあり、クロガシラの40センチ級が食ってくる。
その後も頻繫にアタリが出て、中型クロガシラのダブルや、ガヤ(メバル系)も針に乗ってくるので手返しが忙しい。
気温は18度程度だが額に汗が滲む。
しばらくすると、押さえ込むようなアタリが出て、釣りたかったシマゾイもお目見えする。
このポイントでは大型のアイナメを期待しているので、探り当てた根の近辺に積極的に仕掛けを打ち込む。
しかし、それらしきアタリは出ない。
それでも、クロガシラは好調で40センチUP交じりで退屈しない程度に食ってくるのでスカリが重くなってきた。
気が付くと写メールが届いており、同行者に50センチ級のクロガシラが釣れたとのことで羨ましい限りだ。
そうこうしていた7時過ぎ、竿先がガンガンと叩かれドラグからも「ジャジャーッ」と道糸が引き出される。
大型アイナメのアタリっぽい。
根に入られたらアウトなので、すかさず竿を手に取り大アワセを入れるとドーンと乗る。
リーリングを開始するとゴンゴンと頭を振る感触が手元まで伝わってきて、途中からはグワーングイグイと強烈に締め込む。

竿を立てて、腰を入れて必死でリールを巻く。巻く。巻く。
この時点ではまだ大型のアイナメの予感。
かなり足元まで寄ってきたが締め込みが強烈で、波止の真下へ向かって突っ込んできた。
アイナメなら横走りするのだが・・・。海中を覗き込んでいると大型のクロガシラが見える。
強引に浮かしてタモを入れようとするが、再度底へ突進する。
なんとか浮かしたところでタモ入れに成功。
そしてタモを縮めようとするとその重量感がこれまでのクロガシラと違う。
さらに波止の上に引き上げた瞬間、タモの枠(60センチ)と魚の大きさを比べて50センチを超えたと判る。
「これはやったろげ」と呟きながらメジャーをあてると・・・。
よっしゃー!51センチ。思わずガッツポーズ。
超肉厚、幅広のクロガシラで、その堂々とした魚体に暫し見とれる。
カレイはクラブ入会以降Dランク(50センチUP)を釣ることが出来ず、ここ礼文島においてもCランク(48センチ)止まり。
今回は、どちらかというと根魚系の大物をターゲットとしており、正直クロガシラのDランクはあまり期待していなかった。
それだけに、念願がかなったのと自己記録も更新、大物号数も1号UPで滅茶苦茶嬉しい。
離れたポイントで釣っている同行者に報告すると、「やったなー。まだDが空いとるんやけん。もういっちょやらないかんでー。」と祝福&激励。
「がんばろわい。」と答えたものの満足感が漂い、Dランクがそう簡単には釣れるわけが無いと思いながら手返しを続ける。
すると、同行者からはさらに50センチ級のクロガシラを仕留めたとのメールが来た。
過去の礼文島釣行でこんな事は無かったので驚きである。
こちらも気合を入れ直して手返しを続けると、アイナメの45センチやマゾイの40センチも食ってきた。
ポイントをずらしながら釣っていた同行者は、カジカのスーパーランクを追加したとのこと。さすがである。
スカリは魚の重さで海中に沈んでおり、釣った魚を入れるために引き上げるロープが手に食い込んで痛嬉しい。
しかし、午後になるとアタリは散発的となり、16時まで粘ったがこれといった大物には巡り合えず納竿。
個人的には根魚系の大型は食わなかったが、クロガシラの50センチUPを含む良型の数釣りを楽しめたので大満足の釣果であった。
その後は毎回楽しみにしている温泉に浸かってから夕食。
明日に備えて早めの就寝とする。
3日目も3時起床。
3年前に竿を出して良い思いをしたポイントへ。
本日も幸先よく一投目からアタリが出てクロガシラが食ってきた。
やはり朝まずめは魚の活性が高いようだ。
このポイントはマガレイも濃く、サイズとしては35センチクラスが多い。
アタリは頻繫にあり、クロガシラとマガレイが半々の割合で食ってくる。
しばらくして、大型のクロガシラを足元まで寄せた時、海中で頭を上下に降っているのが見える。
昨日のDランククロガシラの最初のゴンゴンとした感触もそれを見て納得。
そのうちにフェリーが入港して来たので、その船道目掛けて仕掛けを打ち込んでみる。
するとすぐにドラグを鳴らすアタリが出る。

アワセ入れてリーリングを開始するとゴンゴンと首を振る感触。ズッシリ感は無いのでアイナメっぽい。
横走りしながら足元まで寄って来ると大型のアイナメの姿が見える。
慎重にタモを入れて波止の上に置き、メジャーをあてると50センチの目盛りに届いている。
狙っているサイズにはやや物足らないが、とりあえず礼文島サイズをゲット。
その後もアタリは続き、大口を開けてカジカも食ってきた。
スクリューによる水流の変化が魚に口を使わせたような気がする。
一方同行者は一番気になっていたポイントに入ったものの、イメージしていた海底とギャップがあり過ぎて苦戦中とのこと。
気温も上昇し、アタリが遠くなってきた。いかに礼文島といえども一日中釣れ盛ることは無いのは承知済。

そこで同行者と飯でも食べに行こうかと相談していると、近投竿の道糸が大きくフケているのが目に入る。
「これはカレイやろ。」と思いながらアワセを入れるとズシーン。
昨日ほどではないが、強烈な締め込みを楽しみながら寄せてくると大型のクロガシラが浮く。

感覚が麻痺しているので、抜き上げようとしたが意外と重い。
それでもひるまずに波止に放り上げるとバッタンバッタンと暴れまくる。
タオルの上に置き、おとなしくなったクロガシラにメジャーをあてると予想以上の大きさで48センチの目盛りを超えている。
全日本サーフルールでは、拓寸で実寸プラス5パーセントまで許容されるため、魚拓にはなるが50センチ超えが確定。
当然魚拓を採るとしてこれにてカレイのランクが終了。
昨日、Dランクのクロガシラを釣った時、「残り1枚のカレイのDランクを釣るのに何年かかるのやら。」と考えていたが、あっけない結末で嬉しさがいまいち湧いてこない。
以前、同行者が「Dが一匹釣れたら2匹目が釣れるんよ。そしてランクが終了したら不思議とDが釣れるんよ。」と言っていたのを思い出す。
その後、丁度昼飯時となったので同行者と話しもまとまり、早めに竿をたたんで名物の塩ラーメンを食べに行く。
本日もクロガシラとアイナメのDランクと同じくCランク、マガレイ、カジカ、クロソイと魚種も豊富で大満足の釣果であった。
そして宿でクロガシラの魚拓を採り、温泉へ直行。
サウナと水風呂、露天風呂で利尻富士を眺めながら疲れを癒して最終日に備える。
最終日も3時起床。
本日は宅配便で荷物を送るため、13時までの釣りと決めており比較的車から近いポイントへ。
ケアはしてきたが足腰が筋肉痛で辛い。
今回はエサの管理も上手く出来、元気なアオムシを房掛けにして5本竿体制で打ち込みを開始する。
しかし、本日は一投目からアタリは出ず。
潮も適度に流れており、水深もそこそこあるので雰囲気は良いが流れ藻が多くて釣り辛い。
思い切って足元へ仕掛けを入れると、ガヤダブルが入れ食い状態に。

しかも放流すると海面に浮いたガヤをカモメが見つけて奪い合いをして、道糸に掛かりそうでうっとおしい。
大小の流れ藻が流れて来るので、その隙間を狙って仕掛けを打ち込む。
しばらくして、私は気付かなかったが同行者から「I丸さんの竿、今あたったでー。右の竿立ての左側の竿。」と声が掛かる。
その竿に近づいてみると道糸がピーンと張っている。
竿先に動きは無いが、怪しい気配なので大きくアワセを入れてみるとズシーン。
リーリングを開始するとグイグイと締め込むのでクロガシラに違いない。
道糸を目で追うと、直角に近い角度で突き刺さっており、さらに足元に寄って来るにつれて重量感が増してきた。
すると澄んだ海中から大型のクロガシラが浮いてきた。
「これ、またやってしもたんとちがうん。」と言いながらタモを伸ばす。
海面に浮いたクロガシラはすんなりとタモに入り、タモを縮めようとすると異様に重い。
波止の上に置くと一昨日釣ったクロガシラと遜色ない大きさで、肉厚かつ幅広。
ワクワクしながらメジャーをあてると52センチ程度あり、自己記録更新。
2日間でカレイのDランクが終了し、3日目でスーパーランクが釣れるとは。

同行者から「やったなー。出たなー。」と祝福を受ける。
それでも感激は一昨日に釣った時の半分にも届かないので不思議な気分である。
その後も手返しを続けたが、意外と魚影は薄くクロガシラの35センチクラスやウニがハリスに絡まって上がってきたところでタイムアップ。
最終日も思いがけずクロガシラのスーパーランクが釣れ、納得して竿をたたむこととした。
過去4回の礼文島釣行と比べてみると、今回は非常に天候に恵まれ狙ったポイントで思う存分竿が振れた釣行であった。
釣果としてもクロガシラのDランク3枚を含み数も型も十分に楽しむことが出来た。
ただ、今回は入島時期が遅かったため根魚系は終わっている雰囲気であった。
振り返ってみると15年前、地元では釣れる見込みが薄いアイナメのランクを完了させる目的で訪れた礼文島。
その目的は2回目の釣行で達成したので、それ以降はカレイのDランクを釣ることを目的としていた。
そして3回目、4回目の釣行は不完全燃焼だったが、5回目にてやっとカレイのDランクを釣ることが出来ランクも完了。
これにて北の2大ターゲットの目的を達成し、思い残す事は無く最も思い出深い島となった。
