2018.11.25 10数年振りのポイントにて!
*** 40UPマコ含み4枚ゲット ***
 
    

 11月25日は愛媛協会カレイ釣り大会に参加した。先週行われた全日本カレイでは、10数年振りに入ったポイントで丸ボウズ。その時、カレイが出ていれば今回の大会も入るつもりだったが、海底の感じや水深もイマイチでリベンジの気も起らず。

今週は大潮で潮位差が3メートルを超えるため、魚の動きは活発かと思われるが地方の有望ポイントはサーフ以外の人も含めて競争率が厳しそうである。

さて、どうしようかと思案した結果、最近好釣果が届いている北条方面の見過ごし気味のポイントを思い付く。過去のデータを見ると16年前の12月に釣行して、大型こそ出なかったもののカレイを複数枚釣ったポイントである。

ただ、それ以降そのポイントでは竿を出しておらず、たまにそのポイントの前を車で走ってもほとんど投げ釣りをしている人を見ないことから、ダメもとで竿を出してみることとした。
大会ルールは今回もカレイ2枚の合計長寸で争われる。天気は良さそうなので愛媛協会のカレイハンターが釣ってくるに違いない。

 当日、5時半過ぎに釣り場に到着すると、やはり先客は居ない。
ポイントまでタックルを運ぶと薄明るくなってきた。海面を見ると潮目がくっきりと出ており見た目の雰囲気は良さそうである。

 早速準備に取り掛かる。3本の竿は2本針仕掛けで生ホンムシ、アオムシ、塩ホンムシをミックスで付け、1本の竿は1本針仕掛けでユムシを付ける。
順番に投入し、海底の状況を確認するとポイントの右沖は水深が10メートル以上あり、左沖に向けて浅くなっていて昔と変わっていない印象を受ける。

道糸は右方向にかなり流されており、1投目の竿を回収してみるとエサがきれいに無くなっている。
そこで他の竿も回収すると針ごと無くなっていたり、ハリスがかじられていたりとフグが暗躍している。
そのうちに竿先を震わすようなアタリがあり、20センチを超えるフグがダブルで食ってきた。これは厄介である。

朝まずめの好時合は、打ち返す度にフグのダブルやシングル、針が無くなっていることも多く早くも気持ちが折れそうになる。
ポイント移動しようにも、日曜日で天気も良いためどこのポイントも満員なのは目に見えている。

 辛抱するしかないかなあ。と諦め気分で手返しを続けていると、強かった右流れが緩んできた。道糸は右45度の角度で落ち着くようになったが、相変わらずフグが針に掛かる。げんなりしながらも手返しペースを早め、エサの付け替えとフグに噛まれて傷ついたハリスの交換に忙しい。

 そうこうしていると潮流が反転したようで、左沖方向へくっきりと潮目が出たので、エサを付け替えて打ち返す。
すると7時半を過ぎた頃、仕掛けの回収をしている途中、潮目に流し込んだ竿先に押さえるようなアタリが出たのが目に入る。
そのまま仕掛けを回収しエサを付け替えようとしていた時、背後で「ジャー!!」とドラグが鳴り響いた。

鯛系のような鋭いドラグ音であったが、竿先は静止したまま。
そこでアタリのあった竿を持ってテトラに上がり、タモを足元に置いてアワセを入れる。
ズシーンとした感触で魚は乗ったのでリーリング開始。
まずまずの重量感で頭は振らないのでマダイやクロダイでは無さそう。道糸を目で追うと浮いてこないのでフグダブルでも無さそう。

すると道糸が海面に突き刺さったままテトラ近くまで寄ってきたのでカレイと確信。海面を注視していると一瞬白い腹が見え、カレイが縦になって寄ってきた。
グイグイ潜ろうとするのを強引に浮かしタモを伸ばすが、潮位が低いのとカレイがテトラの隙間に入り込み掬うのに一苦労。

なんとかタモに入ったのでタモを縮めようとするとかなりの重量である。間近で見ると肉厚のマコガレイで、思っていた以上に大きく手尺でざっと2回分ある。
護岸に置いて改めてメジャーをあてると41センチを超えており、今シーズンの初物が40センチUPなので非常に嬉しい。

 しかし、喜んでいる暇は無く時合なので気持ちを切り替えて手返しを続ける。みるみるうちに左流れが強くなり、道糸がテトラに張り付くような角度まで流される。
あっという間に時合は終わった気配である。

本日の満潮は11時前のため、時合はまだあるはずである。潮流の強弱や浮遊物の流され具合を観察しながら竿数を減らして手返しする。
満ち潮の左流れが強烈だが、一時的に緩んだ時は竿数と手返し回数を増やす。

そして10時過ぎ。やや潮が緩んできたので全てのエサを付け替えて打ち返す。
すると5分も経たないうちにグングンと竿先を揺らすアタリが出る。
フグと似たようなアタリだったのでエサの確認がてらアワセを入れるとドスン。

リーリングすると、時々ググ゛ッと締め込むのでカレイっぽい。道糸を目で追うと茶色の魚体が浮いてきた。すんなり足元まで寄ったのでタモを入れる。
これも肉厚の35センチを超えるマコガレイで、大会審査基準である2枚をクリアしたので気分が楽になる。
あとはサイズアップを狙うだけである。

ここまで、何の情報も無く、しかも10数年振りに入ったポイントで2枚の良型カレイが揃ったことは出来過ぎである。
普段はこれで打ち止めのパターンが多いのだが、この日は違っていた。

10時半にはユムシ餌の竿先に押さえ込むようなアタリがあり、期待大で取り込みにかかると道糸が浮き気味である。逆光で見えにくいが魚が縦になって寄ってきたので、最初に釣ったカレイと同様かと思ったら、よくよく見るとクロダイ。
サイズは48センチ程度で非常にきれい個体ではあるが、完全にカレイだと決め付けていただけに拍子抜けする。

そして満潮前のチャンスタイムでは、道糸が怪しい感じでフケた竿に気が付く。
もしやと思いアワセを入れるとズシーン。本日一番の重量感なので必死にリーリングすると、足元から茶色の魚体が2つ浮いてきた。タモで掬うと39センチのマコガレイとフライパン型のエイとのダブル。
今度こそ大型カレイを期待していたのでややがっかりしたが、サイズアップしたので気分良く手返しを続ける。

 すると満潮を過ぎ、引き潮に入った正午前にエサの付け替えのためカラアワセを入れるとズッシーンとした感触。
なかなかの締め込みを味わいながら寄せてくると良型のカレイが浮いたのでタモで掬う。
護岸に置いてメジャーをあてると40センチを少し切っているものの、またもやサイズアップに成功。

その後も満足感が漂う中手返しを続けるが、審査開始時間が14時半のため13時にて竿をたたむこととした。

 そして審査会場に到着すると、すでに検寸が始まっており他クラブの人達も集まっている。
私もカレイを検寸台に乗せると、41.6センチ、39.8センチ、39.2センチ、35.3でセンチあった。

 丁度居合わせた地元釣り番組リポーターのチョーさんからも取材を受ける。
他にカレイを2枚釣った人も複数居たようだが、例年なら釣れないキスが釣れてカレイボウズだったと言う人も有り。

この冬の松山近辺は本格的にシケてないため、海水温が下がっておらずカレイの接岸が遅れているとの話を多く聞く。
それでも大型が数枚上がっているポイントもあり、特定のポイントのみに接岸しているように感じた釣果であった。

そしてお楽しみの夕食。激流育ちのマコガレイの刺身はコリコリで、煮付けも身が締まっているのに程よく脂が乗っており、特に縁側の身は最高の味であった。
まさに釣って良し食べて良しで瀬戸内の恵みに感謝の1日となった。

タックル等
竿 シマノスピンパワー425AX-T
リール シマノPAスピンパワー
道糸 ナイロン4号
天秤33号
ハリス 5号
三越うなぎ14号2本針仕掛け
エサ ホンムシ、アオムシ、塩ホンムシ