2017.9.2〜3 釣りたい時に釣れないエソ
*** イトヨリ自己記録更新 ***
9月2日から3日にかけて愛媛協会名人戦が行われた。大会要項は竿出し時間や検寸時間は例年どおりで、審査基準は異なる4魚種の名人戦バージョン割の合計ポイントで争われるというもの。
1か月振りの釣行なので忘れ物をしないようにメモを作成し、仕掛けはもとより暑さおよび防虫対策、夜釣り対応、着替え等々の準備は完璧。
昨年の名人戦は悪天候に泣かされたが今年は問題なさそうである。そこでポイントも何箇所か選定し、先客がいた場合や釣れ具合により臨機応変に動くこととした。
大会当日、愛南町に到着すると狙っていた波止に人影が見える。フカセ釣りをしていたので挨拶がてら声をかけると16時には止めるとのことなので待たせてもらう。
車中で休憩しているとフカセ釣りの人が片付け始める。竿出し時間は過ぎているので大急ぎでタックルを運んで仕掛けをセッティング。中小物狙いのうなぎ13号2本針仕掛けの竿を3本、そしてエソ狙いの竿1本で打ち込み開始。
フカセ釣り師の撒き餌がたくさん入って魚が寄っているはずなので30メートル程度の近投もしてみる。予定としてはここで夜釣りをし、明日は別のポイントに移動するつもりなので最低2魚種は釣っておきたいところだ。
風があるので比較的釣り易いが、水分を摂りながら手返しを続ける。投入エリアによっては根掛かりが頻発する。それでも根魚系でも釣れればと辛抱強く釣っていると、コンコンと竿先が揺れジャッと道糸が出る。
すかさずアワセを入れると何か乗る。リールを巻き始めると確かな手応えで期待しながら海面を注視していると魚がダブルで寄ってきた。上針に小形のマハタと下針にはカワハギが食っていたので抜き上げる。いきなり2魚種ゲットでカワハギは26センチを超えており幸先が良い。
夕まずめと満潮が重なった時合なので手返しペースを早める。そして早めに釣っておきたいエソなのだがアタリは無い。小物狙いの竿にはアタリが連発し、チャリコやメイチダイが針に乗るがあまりにも小型なのでリリース。
18時を過ぎると薄暗くなってきたので、エソはあきらめて夜釣用の大物1本針仕掛けに交換して夜戦開始。満潮が23時頃のため1時頃までは釣ろうと決めて手返しを続ける。
エサ取りが非常に多い。たまに鈍いアタリを出すのは定番のアカエイや、腕ほどもあるアナゴでゲテモノ登場にげんなりする。
それでもなんとか魚種を追加したいので黙々と手返しを続けていると・・・。浅場に投入していた竿先ライトにゲテモノ系とは明らかに違うアタリが出る。

2度3度ドラグも鳴るので大きくアワセを入れるとドスンと乗る。リールを巻き始めるとまずまずの重量感でゴクンゴクンと頭を振る感触が手元に伝わってくる。
「ばれるなよー。クロダイかタイ来いよー。」と念じながらヘッドライトで海面を照らしているとギラリと魚が反転するのが見える。大型のクロダイである。浮いたところで足元に置いていたタモで掬う。
波止に置いてメジャーをあてると47センチ程度。クロダイの基準寸法は43センチなので1ポイント超えとなり、狙っていた魚なので非常に嬉しい。
そしてしばらく沈黙が続いた23時過ぎにウイーンとドラグが鳴り響く。すかさずアワセを入れると確かな手応えで、重量はさほどでもないがシャープな締め込みが手元に伝わる。
比較的簡単に寄ってきたが、捨石の際で急に潜ろうとしたので強引に浮かすと黄色がかった魚影が見える。一瞬キビレかと思ったがよく見るとフエフキダイである。一応タモを入れ、メジャーをあてると37センチ程度。ポイントとしては0.6ポイントに届かないがとりあえず4魚種揃ったのでほっとする。

その後、サイズアップを狙って手返しを続けるがアタリも無く、疲れて眠くなってきたので一旦タックルを片付けて明日のポイントの宇和島へ移動する。
5時のアラームで目が覚める。まだ夜が明けてないが朝の潮の動き始めがチャンスなので、アオムシ餌で3本とエソ狙いで塩イワシ餌の竿を投げ込む。一応4魚種を確保しているもののマハタが0.5ポイント程度のためこれに代わる魚を釣らなければならない。
すると3サイクル目の打ち返しで小さなアタリがあり本命のイトヨリの31センチが釣れる。サイズアップを目指して探りを入れるが次に釣れたイトヨリもほとんどサイズが変わらない。エソらしきアタリも無く、陽が高くなってきたので期待薄となってきた。
太陽が出て気温が上昇する中、汗だくになりながら手返しを続ける・・・。すると竿先を押えるようなアタリが出たのでアワセを入れるとアタリのわりにはかなりの締め込みで40センチのイトヨリが食ってきた。イトヨリの基準寸法は36センチなのでこれも1ポイント超えとなる。
マハタとの入れ替えが出来たのでやや安堵感が漂う中で手返しを続ける。そして10時過ぎ、遠投していた竿の竿先がコツンと揺れる。続けてコツンコツンとあたったので魚は乗ったと確信し軽くアワセを入れる。
するといきなりググーッと強烈に走り出したのでドラグを緩めて糸を出して対処。リールを巻こうとすると再度ググーッと締め込むため底が切れない。
そして何かに入られたような感触だったが竿を大きくあおると魚が動き出した。重々しい引きなのでエイのような気もするが、ここではエイを釣ったことはない。
なんとか底を切ることができたが、リールを巻いている最中にも2度3度と強い締め込みをみせる。これがイトヨリだったらかなりの大型に違いないと思いながら慎重にやりとりをする。
力糸がトップガイドを通ったのでワクワクしながら海中を覗いていると大きな白い魚影が弧を描きながら寄ってきた。大型のイトヨリである。
タモ入れは一発で決まり波止に置くと・・・過去に釣ったイトヨリより大きいのが一目で判る。ワクワクしながらメジャーをあてると45センチに乗っており自己記録更新とポイントアップで2重の嬉しさである。
その後も気分良く手返しを続けたが、審査会場への移動時間も考慮して11時半に納竿とした。
そして審査会場に到着すると多くの会員が集まっており、大物が続々と検寸台に乗せられている。私の釣ったカワハギは26.1センチ、クロダイが47.?センチ(忘れた)フエフキダイが37.2センチ、そしてイトヨリが45.0センチであった。
これで50センチ前後のエソが釣れていればと思うが欲を言えばきりがない。そうはうまくいかないのが釣りの面白いところ。それでも自己記録のイトヨリが釣れたので疲れも半減した名人戦であった。
| タックル等 | |
| 竿 | シマノプロサーフ425BX-T |
| リール | シマノPAスピンパワー |
| 道糸 | ナイロン4号 |
| 錘 | 天秤33号 |
| ハリス | 5号 |
| 針 | うなぎ13号2本針仕掛け |
| エサ | アオムシ |