2017年7月5日〜9日 4たび礼文島へ!!
** 悪天候の3日間** 
    

 2、3年程前から愛媛協会NサーフのB御大から、アイナメを釣りに礼文島に行ってみたいので、ぜひ案内を!との相談を受けており、じわりと礼文島釣行話が浮上していた。

すると今年の年明け頃からWEBで航空会社の超早割の広告が目に付くようになり、松山から稚内までの航空券がかなり安い値段で設定されていることが判明。そこで嫁さんに相談してみるとOKとのことで気分は嬉し楽し倍増。

航空券を発売と同時に予約完了し、B御大とN崎君とで4度目の礼文島へ釣行することとした。

今回の目標はB御大はアイナメを釣って大物250号を達成することと、ホッケを釣って魚種を追加すること、N崎君と私は釣ったことのない魚種や記録狙いである。

そして待ちに待った7月5日、松山から羽田経由で稚内に到着。礼文島行きのフェリー乗り場にて昼食を摂り、しばらくして乗船するとポイント等の話で盛り上がっている間に香深港に入港。レンタカーで宿に到着すると大将が笑顔で迎えてくれた。
そして夕食後、アラームを3時半にセットし早めの就寝とした。

日目【鳥釣ってソイバラす】 
 起床して外を見ると霧が出ており風が強い。覚悟はしていたが若干やる気をそがれる。それでも気合を入れ直して、追い風となる香深港の旧波止にB御大と入り2手に分かれて竿を出すこととした。

初めて入るポイントなので、テトラ際に2本、近投1本、遠投1本、胴付き仕掛けで足元1本で探り釣りを開始する。

するといきなりB御大が竿を曲げており、タモを持って駆け付けると浮いてきたのは45センチ級のアイナメなのでタモを入れる。

いきなり本命が釣れたのでB御大も嬉しそうである。続けてB御大には魚種として狙っていたホッケを釣り上げる。

一方、私の竿にはガヤと呼ばれるメバル系の中小型が食い付くのみで本命のアタリが無い。若干焦っていたところ、近投の竿に糸フケが出ていたのでアワセを入れるとズシンとした手ごたえがあり、リールを巻き始めるとグイグイと強力に締め込む。

カレイに違いないと思いながら力糸の先を目で追っていると、澄んだ海中から良型のカレイが浮いてきたのでタモを入れる。初物は38センチ程度のマガレイで、腹側の尾びれ寄りが黄色く掴もうとするとグイングインと暴れて力が強い。

マガレイは初めて釣ったので当然自己記録となり、今回の目標の1つでもあったので気分が良い。その後はぼつぼつとアタリがあり、クロガシラの40センチやアイナメの45センチUPが食ってくる。

B御大にも初クロガシラが釣れるが、丁寧に探っているものの肝心のアイナメが食わない。しばらくすると潮の流れが変わったようで頻繁に藻が掛かるようになり釣り辛い時間帯が続く。胴付き仕掛けには小型のガヤが邪魔をしてくるのみで、バンバン釣れると想像していただけに拍子抜けする。

長波止に上がったN崎君に連絡するとアイナメの50UPを含めて6本釣っているとのこと。そうこうしていると胴付き仕掛けに小さなアタリが出たので軽くアワセてリールを巻くと小型のガヤが食い付いており、なんとそのガヤを狙って大型のアイナメが追ってきた。

反転して潜って行ったのでそのままゆっくりと沈めてみる。しばらく待っても変化が無いので仕掛けを回収しようとすると、再度アイナメが追ってきた。ダメモトと思いながら再度沈めてみると、いきなり竿先がガンガンガーンと入ったので咄嗟に大アワセを入れるとガツンと乗る。

足元なので強烈に引いて浮いてこない。腰を入れて耐えていると一瞬何処かに入ったが竿をあおると出てきたので必死にリールを巻く。だんだん浮いてきたのでリールを巻きながら海中を覗いていると黒い影が横に泳ぐのが見える。

大型のクロソイだ。潜ろうとするのを強引に浮かしてタモを取ろうとした瞬間、フッとテンションが無くなる。残ったのは歯型が付いたガヤのみ。

バラシの原因はガヤが釣り針を飲み込んでいたため、クロソイの口まで釣り針が刺さってなかったのだ。今回、狙っていた魚種でもあったのでガッカリする。
気を取り直してしつこく足元を探っていると大アタリがあり、強烈に引いたのは47センチのアイナメで、なんとか礼文島らしいアイナメが釣れたのでほっとする。

流れ藻に手を焼きながら手返しを続けていると、ドラグが長く鳴るので何かと思ったらペンギンと鵜を足して2で割ったような鳥が釣れたり?してテンションダウン。

B御大もポイントをずらしながら探っていた様子であったがアイナメの追加はならず。

期待が大きかっただけに不完全燃焼であるが、明日以降の体力等を考慮して竿をたたむこととした。

ちょくちょく写メールを送ってきていたN崎君はアイナメDをはじめ、クロガシラB、ホッケの数釣りを楽しんだとのことであった。

 

2日目【礼文島らしい釣果】
 本日も霧雨模様で風が強いためカッパを着て出発する。B御大はN崎君と共に新波止へ入ることとし、私は一番気になっていた中波止へ入る。
波止先端の灯台近くまで歩くこと10分。ひと息入れてから昨日と同じパターンで打ち込み開始。

すると胴付き仕掛けを足元に落とした途端にゴツンとアタリがあり、続けてゴンゴンときたのでアワセを入れると強烈な締め込み。

強引にリールを巻き続けると横走りしながら大型のアイナメが浮いたので一気に波止に抜き上げる。

メジャーをあてると50センチ近いアイナメで、いきなり足元でこのサイズとはさすが礼文島である。

テトラ際に投入した仕掛けには連続してクロガシラが食ってくる。向かい風のため遠投はできないが、広範囲を探るとドラグを派手に鳴らしてホッケの40UPも上がる。

朝まずめはアタリが連発したが、しばらくするとアタリが無くなる。

じっくり粘る手もあるが、長い波止を眺めていると他のポイントも探ってみたくてウズウズするので100メートル程度ポイントをずらすこととする。

すると潮が微妙に変化しているポイントではアタリがあり、アイナメ、クロガシラ、ホッケ、マガレイが上がり超大物は出ないもののバラエティ豊かである。

しかし、竿5本、クーラーとリュック、竿立てとスカリをなるべく効率的に運んでも数往復するので足腰がきつく体力を消耗する。

そしてポイントをずらすこと4回目で気になっていたケーソン近くまで辿り着き、仕掛けをケーソン周りに打ち込む。

しばらくすると道糸が大きくふけているのに気付く。「これは絶対に魚が食うとる。」と期待しながら大きくアワセを入れるとドーンとかなりの重量が手元に伝わる。

それと同時に重々しい締め込みがあり、念願のクロガシラの大型かとワクワクしながらリールを巻くと・・・浮いてきたのはアイナメとクロガシラのダブル。若干ガッカリしたがこれも礼文島らしい。

すると胴付き仕掛けにもガンガンとアタリが出て、初お目見えのシマゾイの35センチが食ってくる。この魚も釣りたかったので非常に嬉しい。

スカリは魚の重みで沈んでおり、釣った魚を入れるために引き上げるのにもロープが手に食い込んで痛い。

まだ釣れそうだったが、風が強くなり潮を被りだしたのを契機に竿をたたむこととした。

新波止ではB御大がクロガシラの大型を仕留めており、N崎君もそこそこの釣果とのことであった。

 








3日目【B御大が250号達成】

朝起きると昨日の影響で足腰が筋肉痛である。

天気は一瞬日差しが見えたが、すぐに霧がかかり風が一段と強い。本日は全員で新波止にて竿を出すこととする。

B御大は気になっていたという波止のクランク付近へ入り、その手前に私、さらに手前にN崎君が入る。

広範囲に投げ分けてみると、砂地の中に所々瀬があり大型のアイナメやカレイが潜んでいそうだ。しかし斜め前方からの強風のため、道糸が大きくふけてアタリが取り難い。

それでもN崎君が大きく竿を曲げており、50センチ級のアイナメを抜き上げるのが見える。すると私にもドラグを鳴らすアタリがあり、根に入られたのを引きずり出すと47センチのアイナメ。

一方B御大は根掛かりに苦戦しながらもぼつぼつとアイナメを釣り上げている模様。そしてひときわ大きく竿を曲げているので注目していると、アイナメとは違う形の魚を取り込んだ。

見に行ってみると丸々としたシマゾイの45センチで、本人はアイナメじゃないので不満そうだが、我々からすればかなりの値打ち物である。

そして自分のポイントに帰ると道糸が大きくふけていたので、アワセを入れるとドスンと乗り、リールを巻き始めるとかなりの重量と引きが手元に伝わる。

クロガシラの大型かと思いきや道糸がやや浮き気味なので海中を注視していると良型のクロソイが大口を開けて寄ってきた。

慎重にタモ入れし、波止に置いてメジャーをあてると40センチで初日にクロソイをバラしていただけになんとか仇を取った気分である。

するとB御大が又々大きく竿を曲げているのが見える。ゴンゴン竿をたたいているのでアイナメのようだ。注目しているとタモが入り、大型のアイナメを掬い上げる。

これにてB御大は大物250号達成となり、ニコニコ顔である。N崎君と私からも「やったですねー。よかったですねー。」と拍手で祝福。今回の遠征の最大の目標が達成となったのでN崎君も私も安堵感が漂う。

そして自分のポイントに帰ると連続してアタリがあり、アイナメとクロガシラが上がる。その後B御大は好調で根魚を追加して本日の竿頭に。

すると益々風が強くなり、納竿時間となったのでポイントを後にした。

その夜の夕食はありがたくもB御大からご馳走となり、地元の方とも大いに盛り上がりすっきりした気分で寝床に入った。

最終日も朝から天候不良で、とりあえず出かけるとアザラシの群れが居たので写真をパチリ。過去に釣行したポイントを見て回るが大量の藻が浮いており、雰囲気が良くない。

地元の方の話では、今年は太陽が出る日が極端に少なく、こんな天候は初めてとのこと。

気分的にはミッション完了感がしているので、昼食後荷造りをしてから「うすゆきの湯」へ直行して筋肉痛を癒すこととした。


今回は過去に気になっていたポイントで竿が出せたことには満足している。
しかし、釣果としては想像していたほどは釣れなかったなぁ。というのが正直なところ。

それでも、礼文島行きが決まってから約4か月の期間は事前準備も含めて十分楽しむことができ、毎回のことだが思い出深い釣行であった。

タックル等
竿 シマノプロサーフ425AX-T
リール シマノPAスピンパワー
道糸 ナイロン4号
天秤30号
ハリス 7号
丸セイゴ17号2本針仕掛け
エサ アオムシ