2017年4月16日 キモパンWで腕がパンパン
** 食べるには十分 ***
 
    

  4月初めに行われた愛媛協会クラブ対抗釣り大会は、雨の中で頑張ったがアタリも少なくノーランク3魚種で惨敗。クラブ全体としてもぱっとしない釣果でモヤモヤ感が残る結果であった。

気分転換にカラッと晴れた青空の下でアタリの多い魚を釣りたいという思いからカワハギを狙ってみることで決定。今回は今年クラブに入会したC君にもカワハギ釣りの面白さを味わってもらおうと、足場も良くはずれの無い日振島へ渡ることとした。私自身、日振島へ釣行するのは10年ぶりである。

6時30分の高速艇で出発すると宇和島湾を出た頃から結構な白波が見える。約50分で到着すると狙いのポイントは向かい風が強烈でカワハギ釣りには致命的である。

地形は10年前と変わりないのでポイントを探してウロウロ。そして比較的風が避けれそうな往年のポイントに辿り着く。

日振島に足が遠のいていたのには訳があり、数年前からカワハギが薄くなったと聞いていたからである。気分的にハズシタ感がしているので、様子見がてら竿を2本出してみる。

 沖の養殖イケス近くがポイントと思われるが、向かい風が強くて届かない。偏光サングラスで護岸下の状況を確認すると、足元から10メートル沖が急に深くなっておりカケアガリがきつそうだ。仕掛けを回収する時はもとより魚が掛かった場合も高速巻き上げが必須である。
 そして数投しているといきなり竿先が引き込まれドラグからも道糸が出る。アワセを入れるとズシッと何か乗る。かなりの重量を感じるものの引きが鈍いのでカワハギではなさそうだ。

それでも姿を確認したいので必死にリールを巻く。するとカケアガリの向こうに白い魚が回りながら浮いてきたのでよく見るとフライパン形をしたエイでガッカリ。そういえば10年前にも何匹か釣った記憶がある。その後も同じようなサイズのエイが2連発で嫌になってきた。

 時間は10時。一瞬風が弱まったので養殖イケスの手前を狙ってフル遠投するとうまい具合にポイントに入る。仕掛けが着底後、竿立てに置いて糸フケを取っているとコツンコツンとアタリが出たので咄嗟にアワセを入れるとドスン。リールを巻き始めるとググンとした引きをPEラインを通して感じるのでカワハギと確信。

高速巻きでカケアガリをクリアすると良型のカワハギが海中に見える。一気に抜き上げて護岸に置きメジャーをあてると27センチ程度の肉厚カワハギ。続けて養殖イケスの付近に仕掛けが入るとすぐにアタリが出る。

アワセを入れると同時にかなりの重量感で「カワハギやったらデカイぞー。」と思いながら竿を立てて必死でリールを巻く。力糸が見えたので海中を覗いていると見えてきたのは水族館でおなじみのミノカサゴとカワハギのダブル。カワハギはキモパンで重いはずである。

ミノカサゴは刺されたら大変なので慎重に針をはずして放流。風は相変わらず強く、仕掛けが養殖イケス付近に入らないことのほうが多く手前に寄せられて根掛かりが多発する。たまにアタリが出てもフライパンエイやイソベラ、イラの子供で仕掛けの消耗が激しい。

やや嫌気がしてきたので昼の便で帰ろうかと考えていたところアタリが出る。1度はカケアガリに掛かったがなんとかはずれて引きずり出すと良型カワハギのダブルが海中に見える。抜き上げて検寸すると2枚とも26センチを超えておりよく肥えていて旨そうである。

これをきっかけに午後も粘ってみることとする。仕掛けを養殖イケス付近に投入して糸フケを取りながらアタリを待ち、数回誘ってアタリが無ければ回収して針先とエサの点検を繰り返す。イケスから離れると小型のカワハギさえも居ないようでエサを取られることも無い。

それでも風が弱まったタイミングで仕掛けがピンポイントに入ると散発的にアタリがあり、ぽつりぽつりとカワハギを追加。型も良く7枚中5枚がランク物である。

そして「これはええ所に入った。」と自画自賛していると仕掛けが着底すると同時にコツンと竿先が揺れる。リールのハンドルをもう1回転させるとカンカンとアタリが出たのですかさずアワセを入れるとドシン。

かなりの重量が手元に伝わってきたので竿を立ててリールを高速で巻く。ゴン、ゴンとした引きも感じる。1枚のカワハギなら大型に違いない。カケアガリのすぐ向こうに道糸が突き刺さっているのが見えるので必死でリールを巻き続ける。
するとやっと海中に姿を現したのは1枚ではなく、2枚の良型カワハギ。慎重に抜き上げて護岸に置くと2枚とも28センチクラスでしかもキモパン。リールを巻いた右腕内側の筋肉がパンパンなのでしばしストレッチ。

 近くで竿を出していたC君も仕掛けが養殖イケスの近くへ入るやいなやアタリが出てカワハギがダブルで食ってくる。すると私にもアタリがあり、小型ではあるがカワハギが上がり数は2桁に。

さらに手返しを続けるがアタリが遠のき、帰りの船の時間が近づいたので竿をたたむこととした。最初は狙ったポイントに入れずどうなることやらと思ったが結果オーライといったところか。ただC君にはもっとカワハギ釣りを堪能してもらいたかったのだが・・・。

帰宅してカワハギを捌くと身は透き通っていて肝と卵がたっぷりと入っており、食べるには十分満足のいく結果であった。

タックル等
竿 シマノプロサーフ425AX-T
リール シマノPAスピンパワー
道糸 PE24号
天秤30号
ハリス 5号
うなぎ12号2本針仕掛け
エサ ホンムシ