2017年3月9日 大物号数UP作戦遂行!! 
*** 苦手意識薄まる ***
 
    

   2月に引き続き3月も釣行を控え、4月のクラブ対抗から本格始動と考えていたところホットな情報が入電する。聞くと東でスズキが食っているとのこと。私はスズキとの相性が悪く、過去に何度か狙ったことがあるがアタリを見ることも出来ず、ここ5年間はスズキを狙っての釣行さえもしていない。

当然スズキの大物ランクはがら空きで、これまでに2匹しか釣っておらず狙ったものではない。さらに愛媛でのスズキ釣りは冬の夜釣りが定番で少々荒れ気味がベストということもあり、すなはち暗い、寒い、辛いの三拍子が揃っているということ。

そういう理由もあって若干躊躇していたところ、「I丸さん、こんな時にスズキやらんと大物号数増えんでぇ!!」と後押しされる。情報ではベタなぎでも釣れたということなので重い腰を上げることとした。

 そして数日後、潮と天気がうまく重なったのでスズキ釣りの定番エサのユムシを買い東予へ車を走らせる。約1時間で釣り場へ到着すると・・・。狙いのポイントには先客が居る。がっかりしたが良い方に考えればスズキが釣れているということなのだろう。

 仕方がないのでそこから数百メートル離れたポイントに入ることとする。気を取り直してタックルをセッティングし、寒さ対策として腰とふくらはぎにホッカイロを貼る。

 そして薄暗くなってきた18時、4本竿体制にて遠投主体で打ち込み開始。初めてのポイントなので水深や底の状況をトレースすると沖合80メートルで水深は3メートル程度で底は砂地模様である。
潮は満ち込みとなっておりじわりと仕掛けが流される程度。スズキは居着きの魚ではないため誘いをかけて探るというよりは、広範囲に仕掛けを投げ分け回遊してくるのを迎え撃つ釣りである。

約15分経ったので1サイクル目の仕掛けを回収してみるとユムシは無傷。エサ取りは居ないようだ。方向を変えて再投入する。アタリがあればほぼスズキだろうし、無ければ魚は掛かっていないので判りやすい釣りでもある。

 過去に狙って釣ったことがないだけに頭の中は弱気な気持ちが支配している。しかし、2サイクル目を打ち返した18時半過ぎにそんな気持ちを吹き飛ばす時が来た。
 
竿先ライトが激しく揺れ、2度、3度ドラグから道糸が引き出される。ここで竿を手に持ち大アワセを入れるとグンと乗る。リールを巻きながら沖を見ると海面に波紋が見えたのでスズキに違いない。時々暴れながらも簡単に足元まで寄ってきたのでタモで掬う。メジャーをあてると56センチ程度だが狙って釣れたのと大物号数1号UPで嬉しい。
  風もほとんど無くそんなに寒くないこともあってがぜんやる気が出てきた。すると約1時間後の19時半過ぎに竿先ライトが小さく揺れたのが目に入る。しばらく様子を見ていると竿先を押え込んだので道糸を送ってみるとスーッと道糸が張る。ここでアワセを入れるとドスンと乗ると同時に沖でバシャッと音がしたので今度もスズキである。

竿を寝かせてリールを巻くと重量があり、グングーンと走るので最初のスズキより型が良さそうだ。慎重に距離を詰め、力糸がトップガイドを通ったのでヘッドライトで海面を照らすと大型のスズキが反転している。頭をこちらへ向けるとすんなりとタモに入り、護岸へ引き上げるが重い。

メジャーをあてると70センチを超えており、いわゆるDランクで以前まぐれで釣ったヒラスズキも入れてDランク終了。最初に釣ったスズキとは違う嬉しさが湧いてくる。
 
 


 するとさらに1時間後、後ろを向いている時に「ジーッ」とドラグ音がする。「よっしゃ!また来たぞ。」と思いながら竿先を見るとクンクンと揺れているのでアワセを入れるとドスンと乗る。今度もまずまずの重量感。エラ洗いをしながらも比較的簡単に寄ってきたのは痩せ気味のスズキでサイズは68センチ程度だが大物号数はこれにて3号UP。

強烈には引かないが魚が大きいため重量があり1本釣る毎に体も心もホットになる。これまで苦手としてきた魚なのだが3本も釣れるとは・・・。これはスズキが回遊しているということなのだろう。
まだチャンスはありそうだ。

「5本釣れて80オーバーが混じれば大満足やなぁ。」などと皮算用していると期待した1時間後にアタリは無く2時間が経過し、打ち止め感がしてきた。

 
 
 それでも満潮前なので新鮮なエサに付け替えて手返しを続けていると、遠投した竿の竿先ライトがゴツンゴツンと揺れたのが目に入る。

ドラグからも「ジャーッ。」と激しく道糸が引き出される。すかさずアワセを入れるとスカッ。2、3回リールを巻いて再度アワセを入れるとドーンと乗る。魚は手前に走っていたようだ。

リールを巻き始めるとかなりの重量でこれまで釣ったスズキより引きも強い。慎重に寄せようとするが横走りしてなかなか寄って来ない。

なんとか寄せて期待しながら海面を照らすと魚影がギラリと光る。足元まで寄せたのでタモを入れる。護岸に引き上げると体高の高いコンデションの良さそうなスズキでサイズは70センチを超えている。食べる分はキープしているので写真を撮ってリリース。



 23時を過ぎると気温が急に下がってきた。もう1本釣りたいと願いながら竿先ライトを眺めていると願いが通じたのか竿先ライトが大きく引き込まれる。

「よし!5本目じゃ!!」と呟きながらアワセを入れるとドスン。魚の引きを楽しみながら寄せて来ると70センチには届いてないが良い型のスズキであった。これも写真を撮ってリリースしたところで納竿時間を知らせるアラームが鳴ったので納得して竿をたたむこととした。

 考えてみるとクラブに入る前はカレイ狙いの外道で何匹か釣ったことのあるスズキだったが、クラブに入って狙うと途端に釣れなくなり、いつの間にか苦手の魚となっていた。

今回の釣果で狙いの時期、ポイント、潮、方向、距離等を実際に体感できたので、スズキに対する苦手意識がかなり薄まったのは間違いないのである。

タックル等
竿 シマノプロサーフ425AX-T
リール シマノPAスピンパワー
道糸 ナイロン4号
天秤30号
ハリス 8号
まるせいご20号1本針仕掛け
エサ ユムシ