2016年12月25日 ズシンググッで3枚! 
*** クリスマスカレイ ***
 
    

   12月も後半に入り、日本列島には本格的な冬将軍が到来し松山でも北西の季節風が吹き荒れる。3連休の初日に用事のついでがてら海岸近くを通ると防波堤を超えるほどの大シケ模様。

このシケが収まったら絶対食うと思いながらも風が落ち着かないことには話にならない。すると翌日は風も弱まりゴゴ島へ墓掃除に行くと海は穏やかである。それならばと今シーズン3回目のカレイを狙って出撃することとした。

今シーズンのカレイ狙いの成績は1勝1敗で、今回狙うポイントは前回エサ盗りの猛襲でボウズを食らった同じポイントでのリベンジである。少なくとも2度はシケたのでカレイは寄ってきているはず。若干潮が小さいのが不満ではあるが、この季節は天候をみて行けるタイミングで行くしかない。

当日、生ホンムシに加えてエサ盗り対策としてストックしていた大量の塩ホンムシを用意し長浜へ向かって車を走らせる。双海の海岸線に出ると風はほとんど無く海はベタ凪で釣り日和となりそうである。

そして釣り場へ到着すると日曜日のため沖合には釣り船が多い。急いで2本目の竿を用意し、投入し終えたところで釣り船がポイントのやや沖でアジ釣りを始める。とりあえず残り2本の竿を用意し投入せずに竿立てにかけておいて、最初の2本で釣り船を避けた地点へ投入する。

大抵は10分もすると居なくなる釣り船だが、見るとアジが入れ食いとなっており朝まずめで潮も動き始めなので時合なのだろう。ここでと決めていたポイントなので、小1時間様子を見るが釣り船は移動しそうな気配が無い。しょうがないので100メートルほど離れた場所へこちらが移動することとし、4本の竿を投入して時計を見ると9時を過ぎている。

潮は引きに入っており、潮目も見えて良い感じではあるが投入した仕掛けはほとんど動かない。エサのチェックをすると生ホンムシも塩ホンムシも針に残っているので勝負にはなりそう。

それでも朝の時合を逃したので「カレイが食うなら昼の干潮前後しかないなぁ。」と思いながら手返しを続けていると、潮の流れがやや速くなり道糸の角度が大分左へ変わる。

 すると他の竿を巻き上げ中に後方で「ジャー。」とドラグ音がする。振り返ってアタリがあった竿を見ると道糸がピーンと張ったままで静止している。期待大だが、早アワセは禁物なのでじっくりと様子を見ることとする。

 5分程度待って大きくアワセを入れるとズッシンと乗る。リールを巻き始めるとグワンググッとした強烈な絞め込みが手元に伝わってくる。竿を立てて一定のリズムでリールを巻きながら道糸を目で追うと海面に突き刺さったまま寄ってくる。テトラぎりぎりで良型のカレイが浮いたので足元に置いていたタモで掬うとキュウセンも付いている。波止に置いてメジャーをあてると肉厚の37センチ程度で腹を見るとかなり抱卵している。

 海水を汲んだクーラーにカレイを放り込み、全ての竿のエサを付け替えて手返しを続けるがアタリは続かず、左流れが強まった一瞬の時合だったようだ。

この時期にしては暖かく上着を脱いで手返しを続ける。小さなアタリをとらえるとキモパンカワハギが食ってきたが、針に乗らない型も暗躍しているようでホンムシが筋状になって素針が戻ってくる。アタリが無いのにやや重みを感じる場合はトラハゼが食っている。

そうこうしているうちに12時を過ぎて干潮の時間が近づいてきたので、新鮮なエサに付け替えて打ち返してゆく。干潮を過ぎて左流れが強くなってきた。すると投入して5分も経たない竿の竿先が5センチほど押えこみながらドラグから「ジーーー。」典型的なカレイのアタリである。ワクワクしながらも竿先を注視しているとモゾモゾと動いている。

カレイと確信しアワセを入れるとズッシーンと乗る。今度も先に釣ったカレイと同じような重量感である。リールを巻き始めると2度3度としめ込むが強引にリールを巻く。逆光の中、力糸がトップガイドを通ったのが判ったがなかなか浮いてこない。そしてやっと足元にカレイが浮いてきたのでタモを入れた時には40に届いたかなぁ??と思ったがメジャーをあてると38センチであった。

ふと他の竿を見ると大きく糸フケが出ている竿があり、これも期待大である。しばらく様子をみているとフケた道糸がスーッと張ったのでここで大アワセを入れるとまたまたズシン。カレイ連荘である。重量が若干軽めではあるが良型には間違いない。しめ込みを楽しみながらリールを巻き続けると足元に姿が見えたので今度は抜き上げる。35センチの肉厚プリプリで実に美味しそうである。

クーラー生簀の中には良型カレイが3枚とカワハギが1枚泳いでいる。このまま活かして持ち帰ってもよかったが、車が遠いのとヒザを痛めているので無理はしないこととする。

狙いどおりにカレイは釣れたが、サイズが40センチを超えてないので満足感は7割程度。もう一丁と思いながら打ち返しを続けるが時合は過ぎたようで風も出てきたため15時にて竿をたたむこととした。

その後、釣り場でカレイとカワハギの下処理をするとカレイはかなり抱卵しており、カワハギもキモパンであった。そしてお楽しみの夕食となるところだが、今回はいつも野菜や果物等の山の物を頂く嫁さんの姉さん2家族に海の物でお返しすることに。非常に喜んでくれたうえにカレイはジャガイモに変身したのであった。

今回はシケ後で好天という好条件であったためリベンジ成功と相成った。カレイシーズンも残り少なくなってきた。はたして40センチオーバーを釣ることは出来るのか?行ける時に行ってみるしかないのである。



タックル等
竿 シマノプロサーフ425BX-T
リール シマノPAスピンパワー
道糸 ナイロン4号
天秤30号
ハリス 6号
うなぎ14号2本針仕掛け
エサ ホンムシ