2015.8.1〜2 美味しいネタを釣りにU!
*** 瀬戸内の大型シロギスに感謝 ***
松山地方は梅雨明け以降35度の猛暑が続いており、昼間の釣りなどできるはずもない。こうなると朝まずめの短時間お手軽釣行か夜釣りに限定されるが、2週間前のシロギスのてんぷらの味が忘れられず再度中島へGO。
潮は前回とほぼ同じであるが、気になるポイントがあったのでそこでシロギスを狙ってみることとした。今回は竿2本の軽装備で原付使用なのでお財布的にも負担軽減。PM4時40分発のフェリーにて約1時間で中島到着。原付で7、8分走ると狙いの砂浜が見えてきた。今回はベンケイガニのお出迎えが無いので少し寂しい気もするが・・・。
夕方とはいえ昼間の暑さが残るなか汗だくになりながらタックルをセッティング。2本針にチロリを付けて砂浜からフル遠投してみると・・・水深は5メートル前後で底は砂地模様である。2本目の竿は違う方向へ投入すると水深がやや浅い。
前回は1投目からアタリがあったので期待しながら竿先を注視していると期待どおりにクンクンと小さなアタリが出る。しばらく様子を見ていると断続的にアタリが続いているので魚は針に乗ったと確信し軽くアワセを入れる。
するとアタリのわりにはまずまずの重量があり、リールを巻き始めるとコンコンとシロギス特有の小気味良い引きを感じる。そこで慎重にリールを巻いていると沖合50メートルあたりで何かに掛かる。潮が低いうえに水深も浅いので捨て石か瀬に掛かったようだ。
無理をせず2度ほど大きく竿をあおってから道糸を緩めてみる。そしてもう一度竿をあおるとうまく外れる。手元には重みが残っているので魚は付いている。
そのままリールを巻くと力糸が見え、その先を目で追うと錘が浮く。しかし魚は浮かずに波打ち際まで寄ってきた。リールを巻きながら波打ち際に近づいて行き波間から抜きあげるとグイングインと暴れながら大型のシロギスが姿を現した。
「おっ。これはやったろげ!!」と独り言を言いながら仕掛けを持ってよく見ると2本針の先針を食っており、想像していた以上の大きさである。サイズの感覚がぱっと浮かばなかったが過去に釣ったシロギスでは最大級であるのは間違いない。
ワクワクしながらクーラーの上にタオルを敷き、その上でおとなしくなったシロギスにメジャーをあてると29.5センチ程度ある。口元を見ると針を深く飲んでおり、そのため1度根掛かりした際にもバレなかったのだろう。魚拓にすれば30センチに届きそうだが、シロギスは保存の仕方によってはかなりサイズが縮むためその心配が頭をよぎる。
そこでタオルをたっぷりと海水で濡らしてシロギスを包み、さらにナイロン袋に若干海水を汲んでその中に入れ、クーラーの直接氷があたらないスペースに収納する。

そうこうしていると背後で「ジャーッ」とドラグの鳴る音がしたので振り向くともう1度「ジャー」と糸を引き出しながら竿先がおじぎしている。2投目のやや浅い方向に投入した竿である。「よっしゃ!また来たか?」と思いながらその竿に軽くアワセを入れると先ほどのシロギスと同様な重量感。
期待しながらリールを巻き始めると10メートルほど巻いたところでガラモらしきものに掛かる。竿をあおるとすぐに外れたが重みも消える。今回も大型キスを思わせる感触だっただけになんともいえない残念感が漂う。
気を取り直して手返しを続けていると、竿先を大きく揺らして20センチオーバーのシロギスダブル。そして陽も暮れて潮が満ちてきたので砂浜から階段部分へ三脚を移動しようとした時にギョッとなる。
なんと足が細長いクモのような謎の虫が無数居たのだ。ヘッドライトで照らしてよく見るとサワサワと動きまわっており、寄ってきたり逃げたりと変則的な動きをする。ウチワで追っ払いながら階段を上がるとそこにもたくさん居るのでヤブ蚊バリアーを噴霧したがあまり効果が無い様子。
それからは謎の虫を追い払いながらの手返しである。しかし、知らない間に肩に乗っていたりチロリを入れているタッパーに入り込んだりするのでなかなか竿先に集中できない。
それでも満潮前の時合なので手返しペースを上げていると、アタリは頻繁にありぼつぼつとシロギスを追加するが大型サイズは食ってこない。時折ドラグを鳴らすのは松山でノークリとかテッポウと呼ばれるホシザメで、気持ち悪いのでハリスを切ってリリース。
前回同様、エサ取りも多いため手返しが忙しく汗で全身ズクズクである。
PM10時半の満潮までに食べごろサイズのシロギスを数匹追加したが引き潮になるとアタリが遠くなる。さらにウミケムシが頻繁に掛かりだしたので数時間ポイントを休めることとする。
横になるためにマットを敷いて座るとヤブ蚊の襲撃は無いが、謎の虫はおかまいなしでマットの上へ侵入してくる。座ったままで1時間ほど謎の虫と格闘していたが体力も限界。タックルをそのままにして原付きで移動すると謎の虫が居ない場所を見つけたので3時間ほど休憩。
その後AM3時半頃にポイントに戻ると潮が引いていたので砂浜に移動して手返しを再開する。期待大の朝まずめであるがエサ取りが多く、たまに小型のシロギスが針に掛かるのみ。そしてぱっとしないままAM5時を過ぎ、エサも体力も底を尽いたため納竿とした。
疲労困憊で帰宅したが今回は魚拓を摂らなければならない。するとシロギスは保存方法が功を奏したのか心配していたほどサイズが縮んでおらず拓寸で30.2センチ。

自己記録更新と大物号数も1号UPで疲労もいくらか軽減する。そしてお楽しみの夕食ではシロギスのてんぷらに骨せんべいと今回は南蛮漬けでビールもすすむ。改めて瀬戸内の釣ってよし食べてよしのシロギスに感謝である。(後日、謎の虫の正体はザトウムシと判明しました。)
| 竿 | シマノスピンパワー425AX-T |
| リール | シマノPAスピンパワー |
| 道糸 | ナイロン4号 |
| 錘 | 天秤20号 |
| ハリス | 5号 |
| 針 | 三越うなぎ13号2本針仕掛け |
| エサ | チロリ |