2015.7.19〜20 美味しいネタを釣りに!
*** 瀬戸内のシロギス ***
 
    

 ここのところ梅雨の合間を縫ってぼつぼつと釣りに出掛けるが、宇和海では赤潮被害が出ており海面は真茶色で異臭までする始末。また太平洋への釣行計画も悪天候に阻まれ、これは瀬戸内海しか釣りにならない。という訳でほぼハズレのない美味しいてんぷらネタを松山沖の中島へ釣りに行くこととした。

夕方のフェリーに乗り込み約1時間で中島へ到着。車で5分程走ると湾状となった砂浜が見えてきた。やや沖に養殖ブイが浮いており、現在は潮が引いているが夜中にかけて潮が高くなっても釣り座となる階段が護岸へ続いている。そして護岸の上にいるベンケイガニがおいでおいでをしているように見えたのでこのポイントに決定。

急いでタックルをセッティングし2本針にエサのチロリを付けて砂浜から第1投。約70メートル沖で水深は約5メートル程度である。道糸を張って底の様子を調べているとククッとアタリが出る。

軽くアワセをいれるとやや重みが乗り、仕掛けを回収すると波間に魚が浮く。抜き上げると20センチ程の良く肥えたシロギスで幸先よくてんぷらネタをキープ。美味しく食べるためにクーラーに入れた氷の上に新聞を敷き、その上に置いたナイロン袋に収納する。

エサを付け替えて投入し、2本目の竿を準備していると早くも先程の竿先にアタリが出ている。準備中の竿を置き、アタリのあった竿のリールを巻くと今度は15センチ程のシロギスダブル。キープをするか迷ったが、最初に釣れたサイズ以下で針を飲んでないものはリリースと決め2匹ともリリース。

手返しを続けるとドラグを鳴らしてチャリコやフグも針掛かりしてくるため、エサの付け替えが忙しく汗だくとなる。
 
水分を摂りながら手返しを続けていると潮が満ちてきたので三脚を階段へ移動。そしてPM8時を過ぎるとアタリも遠のいてきたので弁当を食べることとする。リクライニングチェアーに座って一息つきながら空を見上げると星がきれいで雨の心配はなさそうである。

満潮は11時半なので満ち潮がかなり速く流れるかと思ったが、投入した仕掛はそれほど流されない。釣りやすいといえばそうだが何か物足らない気もしながら手返しを続ける。

そうこうしていると投入してすぐの竿先ライトがクンクーンと揺れ、竿先を押さえ込みながらドラグが「ジーッ」となる。良型キスの期待がもてるアタリである。しばらく注視していると竿先がクンクンと揺れ続いているので乗ったようである。

軽くアワセを入れリールを巻き始めると時々クンクンとした小気味よい引きと重量もそこそこ感じる。期待しながら海中を覗いていると良型のシロギスが見えてきた。

慎重に抜き上げてメジャーをあてると26センチ程度で、このサイズが揃えば言う事無いが、てんぷらネタには十分である。

丁度満潮前の時合到来でランクには届かないが良型のシロギスがダブルで食ってくる。

するとコツコツと竿先ライトが揺れた後、「ウイーン」とドラグが鳴る。「これがキスやったらデカイぞ!!」と思いながら道糸を送る。10メートル程出て止まったので期待しながら軽くアワセを入れると「ドッスン。」とした感触で重量がありすぎてがっかり。

リールを巻き始めるとゴックンと頭を振っているので「せめて瀬戸のマダイ来いよー。」と慎重にやりとりすると海中に見えてきたのは赤ではなく黒で2度目のがっかり。メジャーをあてると38センチほどの瀬戸内育ちの綺麗なクロダイである。

その後満潮から引きに入ると潮がほとんど動かず、頻繁にウミケムシが針掛かりする。ここで体力とエサの温存を考えて3時間ほど仮眠をとる。

ウトウトしているとAM3時半にセットしておいたアラームが鳴る。海を見ると潮が引いており三脚を砂浜に立てて手返しを開始する。まだ暗いうちは良い感じのアタリが出るがシロギスではなくシログチが連発。

やがて東の空が明るくなってきた頃からシロギスのアタリが出始め、食べごろサイズのシロギスがぽろぽろと食ってくる。そしてエサも残り少なくなってきた時、「ジャーッ」とドラグを鳴らして期待大のアタリがあったもののアカエイに化けたのを契機に竿をたたむこととした。

帰宅して魚の下処理をし、その後は高校野球をテレビで見ながらウトウト。そしてお楽しみの夕食ではシロギスのてんぷらがメインメニューに。揚げたてはふわふわさくさく、シソを巻いたものは風味が良くビールがすすんだのはいうまでもないのである。
 

タックル等
竿 シマノスピンパワー425AX-T
リール シマノPAスピンパワー
道糸 ナイロン4号
天秤20号
ハリス 5号
三越うなぎ13号2本針仕掛け
エサ チロリ