2014.12.7 タイミング次第!!
*** マコ4枚 ***
例年この時期にこの釣行記がないと寂しいので一筆。師走に入った直後から全国的にこの冬一番の寒波が襲来し、自宅から見える山々の頂上も雪化粧している。北西風も吹き荒れ海も大しけで、天気と仕事の状況を見極めながら釣りに行けるタイミングと釣れる潮のタイミングが重なるのを待つこと数日・・・。
釣れると読んでいた潮からは若干ずれたものの、ここしかないというタイミングだったので釣行決行。狙いは年に一度はあの重量感を味わっておかないと気が済まないカレイである。
11月末に行われた愛媛協会カレイ大会ではイチかバチかの賭けにでたが大撃沈で、今シーズンはまだカレイの顔を見ていない。今年は菊間をはじめとして松山近辺でも型、数ともカレイはアタリ年の様相を呈しており、今回の釣行で40センチ級の顔をなんとか拝みたいところである。
当日、この時期からシーズンインとなり、かつ相性の良い長浜に到着したのはAM8時過ぎ。天気予報で朝のうちは波が高いとのことだったが、海況はおだやかである。
ラッキーなことに狙いのポイントが空いていたので、急いで竿立てをセットし準備のできた仕掛けから遠中近近と4本の竿を投げ込む。潮は干潮から満ち潮へ返しており、潮目も見えてこのポイント的には時合に突入している。
「5投以内にあたるんやないかなー。」と想像しながら打ち返しをしているとそのとおりとなる。3サイクル目の打ち返しをし誘い入れていると竿立てに置いていた竿に小さくコツンとエサ取りのようなアタリが出たのが視線の端に見える。
少し待ってその竿にアワセを入れると「ドスン。」リールを巻き始めるとまずまずの重量で時々締め込みも感じる。「これはカレイに違いない。」と思いながらリールを巻くとカレイが浮いてきた。そのまま護岸に抜き上げ、メジャーをあてると32センチ程度であるが今シーズンの初物なのと狙いが当たったので気分が良い。
針はカレイの唇に掛かっており元気一杯なのでクーラーに海水を汲んで活かしておく。すると続けて小さなアタリがあり、食べごろサイズのカワハギが食ってきた。急いで手返しを続けるがカレイのアタリは無く、放流サイズのカワハギが針掛かりする。
相変わらず海面には良い感じの潮目が見えており、雰囲気は良い。もともとこのポイントは潮の流れが頻繁に変わるのでその前後にアタリが出ることが多い。するとAM10時を過ぎた頃に潮の流れが変わりポイントの前を左に流れ始める。
このポイントのチャンス流れとなったので仕掛けを全部回収し、エサを新鮮にものに付け替えて投げ返す。すると投げ返してすぐの竿に典型的なカレイのアタリが出る。10センチ程竿先を押さえ込みながら「ジーーッ。」とドラグからも糸が出る。カレイと確信しながらも早アワセは禁物なので次のアタリを待つ。
すると隣の竿先にもチョンチョンとエサ取りのようなアタリが出ている。そこで先程のカレイが乗っているであろう竿の回収の邪魔にならないように先にエサ取り風のアタリがあった竿を回収することとする。
あまり期待もせずにアワセを入れると「ドッスーン。」と予想以上の魚が乗った感触。リールを巻き始めるとかなりの重量感と同時に締め込みも強力で大型のカレイと確信する。竿を立ててゴリ巻きするが力糸が見えたところで手前に突っ込んできて沈みテトラに入ってしまう。
2度3度糸を緩めたり張ったりしたが出てこない。そこで一番前の足場まで出て、竿を沖向きに寝かしてもう一度糸を緩めてから張ると出てきた。さらにグイグイと潜るところを強引に浮かせるとカレイの姿が見える。タモを足元に用意してなかったので慎重に抜き上げて護岸に置くと40センチには届いていないがデップリと肥えた肉厚マコガレイであった。
今度も唇に掛かっていた針をはずしてクーラー生け簀に放り込むと大暴れしている。そしてカレイ風のアタリがあった竿にアワセを入れると今度も「ドスン。」と乗る。今回は期待したほどの重量感は無いが締め込みを楽しみながらリールを巻くと足元で横走りしながらカレイが寄って来た。これも抜き上げてメジャーをあてると33センチ程度で針を飲み込んでいたのでハリスを切ってクーラー生け簀に入れる。まさしくバタバタと釣れるとはこのことである。
クーラー生け簀には40センチ級を含むカレイ3枚とカワハギ1匹が泳いでおり、食べるには十分であるが昼前が満潮の潮止まりなのでその時合もチャンスとなる。
そしてAM11時を過ぎると満潮の潮止まりとなり、昼飯を食べながらぼつぼつと手返しを続ける。そして30分程すると引き潮が動き出したので時合到来である。
すると比較的遠くの潮目に投げ込んだ竿にまたまた典型的なカレイのアタリが出る。「よっしゃ!また来た!」と思いながら5分程待つ。わくわくしながらその竿を持ってアワセを入れると「ドスーン。」と乗ったので良型のカレイと確信。今度はタモを足元に置いて再度追いアワセを入れてから巻き上げにかかる。
グワーン、ググッと大型のカレイを思わせる締め込みで「これも35は超えとるぞ。」と思いながらリールを巻くと道糸が海中に突き刺さりながら寄って来た。強引に浮かせると茶色の魚影が見える。一発でタモ入れに成功し、護岸に置いてメジャーをあてると37センチ程度の幅広肉厚の旨そうなマコガレイであった。
クーラー生け簀の海水を時々汲み替えながら手返しを続けるが、引き潮になってからは潮の流れが一方通行となり反転流が出ない。気分的には十分満足しており時合も終わった雰囲気がするので若干エサが残っていたが竿をたたむこととした。
そして自宅に帰り、カレイを捌くと個体差はあるものの抱卵状態は70%程度であった。他の魚とは違うクセになる重量感と締め込みをもう一度味わいたいが、これもいくつかのタイミング次第なのである。
| タックル等 | |
| 竿 | シマノスピンパワー425AX-T |
| リール | シマノPAスピンパワー |
| 道糸 | ナイロン4号 |
| 錘 | 天秤33号 |
| ハリス | 6号 |
| 針 | 三越うなぎ14号2本針仕掛け |
| エサ | ホンムシ |