2014.6.7〜8 逃がした魚は赤かった!
*** 梅雨入り ***
ほぼ例年どおりに梅雨入りした四国地方。週の半ばから高知の四万十あたりでは1ヶ月分の雨量を超える豪雨に見舞われており、ここ数年の天候変動の激しさには要注意である。
この時期恒例の高知釣行であるが、土曜日の午前中まではニュースやネットで大雨をもたらした太平洋の低気圧の動向を注視する。
取り止めとなった場合のプランを考えたり雨具の点検等をしているとN矢君から連絡が入り、現地の天候は大丈夫とのことなので当初計画どおりにYさん、N矢君とともにPM1時に出発する。
非常に気になるのが大雨の影響で、こればかりは現地で実際に見てみないと判らない。南国ICを降り、途中の河川や海を見ると心配していたほどの濁りや波もないので一安心する。
現地にはPM4時過ぎに到着し、釣り場の山手方角を見ると今にも雨を降らしそうな雲が垂れ込めているので大急ぎでタックルセッティング。サバフグ対策として仕掛けには夜光玉を装着せず、ホンムシ餌の竿を4本とユムシ餌での竿を2本の6本体制でPM5時から手返し開始。
そして小1時間経過した頃に小雨が降り始めたのでカッパを着ると、6本ワンサイクルの打ち返しをすると汗だくとなる。潮はまずまず動いており、サバフグも居ないようなので期待は持てそうな雰囲気。
すると夕まずめになってN矢君の竿にアタリがあり、ヘダイの40センチオーバーが食ってくる。薄暗くなった頃には私の竿のドラグが鳴り、まずまずの締め込みをみせてヘダイの40センチオーバーが上がる。
干潮の潮変わりの時合なので小雨の中、夕食を食べながら手返しを続ける。
そして日も暮れたPM8時を過ぎた頃、アタリは無かったがエサを点検しようとカラアワセを入れると何か乗っている。追いアワセを入れリールを巻き始めると時々グングーンとした引きを感じる。

海面をヘッドライトで照らすと銀色の流線型の魚が見えてきた。待望のコトヒキである。護岸に抜き上げると縞模様も鮮やかな腹のでっぷりした良型のコトヒキでメジャーをあてると36センチを超えておりユムシを飲み込んでいる。
申請用にデジカメで写真を撮り、美味しく食べるために調理バサミでエラと内臓を抜くと卵がたっぷりと入っており、産卵が近いのであろう。
メンバーにコトヒキが釣れたのを告げ、群れが回ってきたのを期待して釣れた投点近辺へ竿を集中する。
しかし私の釣り場の前に群れは居なかったようで、少し離れた場所に釣り座を構えたYさんがぼつぼつとコトヒキを釣り上げ始める。サイズは32、3センチ前後であるが、Yさんも大物号数がUPするので楽しそうである。
雨が強くなったり弱くなったりする中、定期的に仕掛けの回収とエサの交換を繰り返す。そうこうしているうち、エサのチェックのため竿を手に持ってカラアワセを入れると「スカッ。」糸フケが出ている。
過去にこういう場合は魚が居食いしていた事があったので、やや期待しながらリールを巻いているといきなりテンションがかかる。かなりの重量とゴンゴン頭を振る感触があるのでサメやエイではなくコロダイの予感。
「コロがきたでー。」と言いながらリールを巻いているとYさんがタモを持って駆けつけてくれる。締め込みに耐えながらも強引に寄せてくると魚は右に泳ぎだす。
一旦竿でためてから力糸がトップガイドを通ったのが判ったのでヘッドライトで海面を照らすと、コロダイではなく大型のマダイの姿が浮いてきた。そしてYさんが差し出すタモへ魚を誘導しようとした瞬間、フッとテンションが無くなり、バチャンと音をたててマダイは海中へ。仕掛けを見てみると痛恨の針はずれで手元にはグチャグチャになったユムシが残ったのみ。
ガックリ感が漂う中冷静になって考えてみると、急にテンションがかかったのでアワセを入れ忘れたこと、ユムシ用の針を使ってなかったこと、なんとなく獲れたと油断していたことがバラシにつながった原因かと思うが後の祭りである。逃げた魚は大きいというが・・・。しかもマダイはまだランクが空いているというのに・・・。
気を取り直して手返しを続けているとAM0時を過ぎると雨があがり、雲の隙間から星も見えてきた。すると先程のバラシと同じように糸フケが出ている。今度こそと思いながら取り込むとヘダイの41センチ程度で少々期待外れする。
その後AM1時過ぎにYさんと私がほぼ同時にコトヒキを取り込む。どうやら群れが回ってきたようだ。釣れた魚を絞め、ユムシ餌で投げ返した竿に早くもアタリが出ている。竿先を押さえ込みながらドラグもジリジリと鳴る。
アワセを入れるとよく引くので期待していると海面に良型のコトヒキが浮かぶ。抜き上げて護岸に置くとさっき釣ったコトヒキとほとんど同サイズである。するとYさんも35センチ前後のコトヒキを連発している。寝ていたN矢君もいつの間にか起きてコトヒキを釣っており、魚の下処理に忙しそうである。

その後はAM5時まで手返しを続けたが、30センチちょいのコトヒキが来たのみで、自慢の遠投で好調を維持したYさんはコトヒキを8匹、夜半過ぎまでコトヒキの釣果に恵まれていなかったN矢君も追い込みをかけ、4匹をゲットしていた。
今回、雨の降り具合によっては海の濁りによりサメやエイ等でゲテ物祭りでさっぱりということも想像していただけに、3人で18匹のランク物が上がったことは良い意味で想像を裏切る釣果であった。
個人的には足元まできた大物をバラシたこともあって残念&苦い思いが残った釣行であった。
| タックル等 | |
| 竿 | シマノプロサーフ425BX-T |
| リール | シマノPAスピンパワー |
| 道糸 | ナイロン4号 |
| 錘 | 天秤33号 |
| ハリス | 8号 |
| 針 | まるセイゴ18号1本針仕掛け |
| エサ | ホンムシ、ユムシ |