2013.4.7 おNEWのジンクス!!
*** ヒラメ自己記録 ***
 
      

 久しぶりの釣行記である。2013年は年明けの仕事初めから多忙を極め、2月になると仕事に加えてプライベートでも色々と有り、3月の年度末繁忙期を乗り切り、4月になってやっと身も心も落ち着いてきた。

 その間に迎えた52歳の誕生日にライフベストをプレゼントされ、これを着用して釣りに行ける日を心待ちにしながら仕掛け作りに精を出していた。

約2か月ぶりに釣行計画を練るが、釣友からはレアな情報が若干入るのみ。それでもなんとしても釣りに行きたいので、おNEWのアイテムのジンクスと相性の良い伊方方面に釣行することとした。

ターゲットは、レア情報が入ってきた活きアジでのフィッシュイーター茶色3兄弟である。

 釣行当日の4月7日は前日に日本海に発生した爆弾低気圧の影響で朝から強風が吹いている。

双海から長浜を経由して三崎を目指すが、西向きの海岸線は大シケで潮をかぶりながら車を走らせる。伊方町に入りメロディーラインを南下するがハンドルを取られそうになるほどの強風。それでもとにかく三崎港まで行ってみることにする。

だいぶん明るくなったAM5時半過ぎに現地に到着すると、接岸している九州行のフェリーが左右に大きく揺れている。しばらく悩んだがイマイチやる気が起こらなかったので八幡浜方面に引き返しながら釣りになりそうなポイントを探すこととする。

 くねくね道を走ること1時間、2番目の漁港に到着し車を降りると、ちょうど佐田岬半島の風裏となっており比較的風が弱い。漁港の先端まで歩いて行き内港を見てみると小魚の群れが入っておりなんとなく期待を持たせてくれそうな雰囲気なのでここに決定。タックルとアジバッカンをキャリーに積んで車とポイントを2往復すると汗ばんできた。

急いで仕掛けの準備に取り掛かり、吹流しタイプの竿2本と胴付きタイプの竿2本に活きアジを掛け、遠中近足元と投げ込んでゆく。

 ふと時計を見るとAM7時である。朝食のパンを食べながら竿先とドラグの音に注意する。すると3サイクル目の手返しをした時、50メートル程度沖に投入していた竿先に風とは違う動きが出る。

ドラグが出るほどではないがガタガタッといった感じのアタリである。エサがエサだけに何者が来たのかとワクワクする。

 そしてじっくりと待ってから大きくアワセを入れるとドッスンと何かが乗る。リールを巻き始めるとかなりの重量感で鈍い引きもあり、期待大の感触である。「ばれるなよー。」と念じながらリールを巻き続けると海中に白い大きな影がぐるーと回りながら上がってきた。

 正体は良型のマトウダイで、一気に護岸の上に抜き上げるとグーグーと鳴いている。食べると美味いと聞いているので針をはずしてバッカンの中で生かしておく。

とりあえず魚がいるのは分かったものの狙った色の魚でないので微妙な気分である。

 風裏ではあるが風向きがころころ変わるため、仕掛けが飛んだり飛ばなかったりするので広い範囲を探れない。それでも潮の動き始めなので活きの良いアジを掛けてどんどん投げ返す。

 そしてAM9時を過ぎたころそいつはやってきた。胴付タイプの仕掛けで30メートル程度投げ込み、竿立てに置いて糸フケを取ろうとした時、フケた道糸がスーッと張る。

最初は「イカでも抱きついたかな。」と思ったが、そのままにして様子を見る。すると道糸はイカ特有の動きはせずピーンと張ったままで海中に突き刺さっており、更に竿先を注視しているとググッ、ググッと竿先を二度三度押さえ込むアタリも出る。

「これはイカじゃなく魚じゃ。」と確信したので、足元にタモを置き竿を手に取って大きくアワセを入れるとドォォーンとした重量感が手元に伝わってきた。

さっき釣ったマトウダイとは全然重量感が違う。リールを巻き始めるとグワン、グググッと重々しい引きを感じる。

心の中で「茶色っ、茶色っ。」と思いながらリールを巻き続ける。そして力糸がトップガイドを通った時に横走りを始める。

それをいなして慎重にリールと巻きながら海中を凝視していると今まで見たこともない大きな茶色の魚体が目に入る。「よっしゃ!ヒラメじゃ!!。」と思わず声が出る。

それにしてもデカイ。海中で見ると一段と大きく見える。ヒラメを暴れさせないよう海中に漂わせながら足元に置いていたタモを取る。そして海中にタモを入れヒラメを頭から誘導する。

 しかし、タモの枠が60センチなので正面から真っ直ぐ入れる必要があるがヒラメがその通り動いてくれるわけもなく1度目は失敗。潮が高かったのでタモを短く握り直しタモの入り口をしっかりとヒラメの顔の方向へ向ける。

それでもヒラメはタモの手前でバックして逃れようとする。そして何度目かのトライでなんとか尻尾の付け根あたりまでタモに入ったのを確認してから手前に引くとすっぽりと収まる。

思わず「よっしゃ!!入った!入った!」と声が出る。タモ枠が壊れないように慎重に引き上げるとかなりの重量で、護岸に置くとその大きさに改めて驚く。

ヒラメはタモの中でバッタンバッタンと暴れており、大きく開いた口をよく見ると下アゴに針がガッチリと掛かっている。

 さらに、その鋭い歯と迫力のある顔を見ながら「やってしもたなぁー。」としばらく感慨にふけるとともに嬉しさがこみあげてきた。

 こんなに嬉しいのは昨年にヨメゴチを釣って以来である。ふと我にかえりおとなしくなったヒラメにメジャーをあててみると80センチに届いており、嬉しさも倍増。

 さっそくデジカメで写真をパチリパチリ。さらに携帯で写真を撮り、嫁さんに「モンスター釣った!!」と写メールを送信するとすぐに祝福の返信。タモから出してナイフで絞めようかと思ったが、しばらく余韻に浸りたかったのでクーラーに海水を汲み活かしておくことにする。

 そして時々クーラーの中のヒラメを眺めながら、また海水を汲み替えながら手返しを続けるが、相変わらず風が強く釣り辛い。それでも、それっぽいアタリでマトウダイを2枚取り込むが、ヒラメで十分だったこともあり放流。

  そうこうしているうちに魚の気配も無くなり、魚拓や魚の処理が気になってきたので早めの納竿とする。

 ヒラメはナイフできっちりと絞めて血を何度も海水で洗い流し、マトウダイは絞めたうえで内臓とエラを出す。そしてヒラメとマトウダイをクーラーに押し込み帰路に着く。

 ハイテンションで車を走らせ、帰宅途中に釣具店に寄り魚拓を採ってもらうと、やはり実寸は縮んでいたものの拓寸では81.3センチであった。

 その後自宅に帰ってからヒラメの解体に取り掛かり、約1時間でヒラメは頭とカマと中骨と切り身に変身。とても家だけでは食べきれない量なので、いつも野菜を頂く姉さん家族や実家におすそ分けすると、切り身の大きさにビックリした様子であった。

今回、一生に何匹も釣れないであろう大物ヒラメを釣ることができたのは、おNEWのジンクスだけではなく何か?が釣らせてくれたような気がする

 

 

 

タックル等
竿 シマノスピンパワー425BX-T
リール シマノPAスピンパワー
道糸 ナイロン4号
天秤30号
ハリス 8号
ヒラメ7号1本針仕掛け
エサ アジ