2012.10.13 好調の波!!
*** アカアマダイ自己記録更新 ***

釣りのタックルやアイテムの中には、「あの魚を釣ったのはこの竿だった。」とか「このリールを新調した時に大雨に降られた。」などの思い出や記憶が少なからず存在するものである。
特に、竿を新調した際の釣りではボウズだけは避けたいというのが釣り師の常識かと思う。
そして今回の釣行前夜チューハイを飲みながら、
私「明日はこのあいだ買ってもろうたおNEWのズボンを履いて行こわい。」
嫁「新しいズボンで行って大漁やったらええねぇ。」
私「そういや、前にフィッシングシューズを買ってもろうた時にはシロアマダイを釣ったけん、明日もエエ魚が釣れたりして。」
そんな酔いどれ話をしていたのであるが、おNEWのズボンの記憶に残る魚が釣れたので一筆。
最近、朝夕がめっきり涼しくなってきて釣りをするにも絶好の季節となってきた。これから年明け頃までは色々と狙いたい魚種が多くて迷いが出るところである。
頭に浮かぶのは菊間方面での早場カレイ、三崎近郊のカワハギ、宇和島での落ちベラと落ちギス、カレイ混じりの松山沖島しょ部の美味しい雑魚釣り、又は遠方のおヨメ探しなどなど。
しかし、よく考えてみるとこの時期に中間地点である西予方面であまり竿を出していないのに気づく。今回は、「おかずくらいは釣れるやろ。」と軽い気持ちで明浜町へ車を走らせる。
当日、AM6時にポイントに到着。若干遅めの到着となったため狙っていた第1ポイントにはエギングの人やサビキ釣りらしき人が見える。それならばと少し車で走り、第2ポイントへ行くと誰もいないので急いで道具を下す。
早速タックルのセッティングに取り掛かる。今回もウナギ13号の2本針仕掛けで、チモトにはケイムラソフトビーズを装着している。ホンムシとアオムシをそれぞれの針に付けて沖に見える潮目へ向けて第1投。道糸を送り込むと水深は約30メートル程度で底は砂泥模様である。

続けて3本の竿を遠遠中と打ち込み、とりあえず水分補給。丁度満潮から引きに入っており、朝まずめのゴールデンタイムと相まって今にもアタリが出そうな雰囲気。そして1本目の仕掛けを回収してみるとエサがきれいに無くなっているので手返しペースを早める。
そうこうしていると仕掛けの回収中に何回かエソがアタックしてくる。どうやらケイムラソフトビーズに反応しているようで、針掛かりしなくてもハリスがザラザラになるので仕掛けの交換に忙しい。
それでもこまめに誘いを掛けながら打ち返しているとドラグが「ジャッ。」と短く鳴る。竿先を見るとコンコンと揺れているので咄嗟にアワセを入れるとズンと何か乗る。リールを巻くとまずまずの重量感だが引きは大したことない。
海中を注視していると茶色の平たい魚が見え、正体はカワハギの良型である。抜き上げてメジャーをあてると27センチ程度あり、良く肥えていて美味そうである。
申請用の写真を撮り伸ばしたメジャーをケースに押し込もうとした時、錆びていた所からバキンと折れてしまい無理やり押し込むと今度は引き出せなくなる。予備が無いので次に釣った魚の写真申請をあきらめるしかない。といっても次の魚が釣れるとは限らないのであるが・・・。
潮はポイントの前を緩く左へ流れており、潮目もくっきり見えていい感じである。すると朝食のパンをかじりながら手返しを続けていたAM7時半頃、捨て竿気味に投入していた竿先がすこし揺れたような気がする。他の竿の世話をしながらその竿を見ていると再度竿先がわずかに押さえ込まれたので、何かが触っているのは確かである。
そして大して期待もせずにアワセを入れてみると、ドーンとかなりの重量感が手元に伝わってきた。リールを巻き始めると重みの中にも2度3度、ゴクンと頭を振る感触がする。このポイントでこの重みだと、イが付く2文字の魚の確立が80パーセントでアが付く魚の確立が20%といったところだが、イでもかなりの大物っぽい重量感である。
力糸がトップガイドに入った。すると青い海中に赤白い魚が見える。体型が長いのでイラない魚ではない。
一瞬大型のイトヨリかと思ったが水面下5メートルあたりでアカアマダイだと判る。あらかじめ足元に置いていたタモを手に取り慎重に掬う。
そして護岸に上げると体高と厚みのある魚体で、どうみても50センチ近くありそうだ。しかもピンクのヒレが全開でしばしその姿に釘付けとなる。
過去にアカアマダイは30センチ級しか釣ったことがなかったので当然自己記録更新となり、前回のヨメゴチといい今回のアカアマダイといい好調の波が来ていると感じる。そして美味しく食べるためにナイフでシメて血抜きをし、水汲みバケツで海水を汲み何回か血を洗い流してから濡れ新聞に包んで冷えたクーラーの底に置く。
天気も良く気分も良い。アカアマダイはセットで釣れることも多いので、釣れた近辺を丁寧に探ってみる。しかし、エソが湧いているようで仕掛けを投入してさびいているだけで飛びついてきたり、ダブルで食ってきたりとげんなりする。まあ、何も食わないよりはましではあるが・・・。
その後、干潮から満ち3分まで手返しを続けたが魚信は遠く、潮が込みに入るとエソもアタらなくなったので納竿とする。そして帰りにダイシンさんへ寄って魚拓を採ると拓寸で50.1センチのスーパーランクとなった。
家に帰って魚を捌き、アカアマダイは松皮づくりとアラ炊きにする。夕食で賞味すると、松皮づくりは皮の弾力が予想以上に強かったので、皮は湯引きのポン酢和えにしたほうがよか
ったように思う。それでも半身が残っているので、定番の塩焼きで食すのが楽しみである。
| タックル等 | |
| 竿 | シマノスピンパワー425AX-T |
| リール | シマノPAスピンパワー |
| 道糸 | ナイロン4号 |
| 錘 | 天秤30号 |
| ハリス | 5号 |
| 針 | うなぎ13号2本針仕掛け |
| エサ | アオムシ |