2012.9.1〜2 3時間で4魚種!!
*** 愛媛協会名人戦 ***
毎年、酷暑の中で行われる愛媛協会投げ釣り名人戦へ参加した。今年の大会ルールは昨年のルールと同じで、竿出しが9月1日の15時で審査が2日の14時から14時30分。大物、特別魚種の中から4匹の規定寸法割りのポイント合計で、1魚種釣る毎に0.5ポイントが加算されるというもの。
昨年は三崎方面に入ったが、3魚種しか釣ることができなかったので、今年は4魚種揃えて審査に提出するのを目標とした。
約1ヶ月ぶりの釣行なのでしかけもたんまりと作成し、ポイントも色々と考えイメージも出来上がったが、釣行日が近づくにつれて天気が怪しくなっており、若干モチベーションが下がる。
当日は、午前中に家の用事を済ませ、タックル、エサ、氷、水分、食料、着替え等を車に詰め込み、昼食を摂ってから出発する。ここ最近は天候が不安定で局地的な雷雨に遭遇することが多いので車から遠いポイントは避け、車にすぐ逃げ込めるポイントを目指す。
高速道路の走行中にも途中何箇所かで大雨に見舞われ、「現地もこんな雨やったら釣りにならんのぉ。」と憂鬱になりながらも2時間弱で現地へ到着。すると空は曇っているが、雨は降っていない。水分を補給し一息ついてからタックルのセッティングに取り掛かる。
3本の竿はいつものうなぎ針13号2本針の何でも来いの仕掛けで、1本の竿はエソ狙いである。エサはホンムシ、アオムシ、ゴカイ、ユムシ、塩イワシを用意している。
そして竿出し時間となったので2本針にアオムシとゴカイを付けて第一投。約70メートル沖で水深は25メートル程度である。3本の竿を遠中近と投げ分け、エソ狙いの竿には塩イワシを付けて投入。すると近投の虫エサのさおには一投目からブルブルとアタリが出ている。
アワセを入れてリールを巻くとやや重いが・・・クルクル回りながら魚が上がってきたのはイソベラ。遠投の竿にはアタリもなくトラハゼやテカミが食っているので手返しが忙しい。少し動くと汗が噴出するので、クーラーの効いた車内で汗を拭いて水分を補給しながら手返しを続ける。このポイントで1魚種は釣っておきたいところなのだが・・・。
汗だくになりながら手返しを続けていると雨が降り出す。時刻は17時半。夜釣りは別のポイントと決めていたので移動することとする。振り出し竿を縮め、リールを付けたまま車に積み込み、約20分で夜釣りポイントへ到着。狙いはキビレとキスである。2本針にホンムシ、1本針にユムシを付けて4本の竿を投げ込む。
そして1投目の竿を回収してみると2本とも針が無くなっており、「これは先がおもいやられるのぉ。」と思いながら手返しペースを速めるがユムシも5分ともたない。時々竿先ホタルを揺らしてフグが針掛かりするのみ。

19時半の満潮までの勝負とみていたが、フグの猛襲と蚊もブンブンと飛び回り身も心もヘロヘロとなってギブアップ。当初から計画していた津島の温泉へ汗を流しに行くと、評判通りの温泉施設で大好きなサウナにも入って身も心もリフレッシュ。明日のポイントを考えながら車の中で一人宴会をすると知らぬ間に夢の中へ。
そしてAM3時半に携帯のアラームで目が覚める。近くのコンビニでスポーツ飲料とパンを買い、本日のポイントへ車を走らせる。すると狙っていたポイントには先客が居たため、次のポイントへ行ってみると誰も居ない。
タックルをかついで車とポイントを3往復した頃には東の空が白んできた。そして2本針にアオムシとゴカイを付けて投入すると水深は約30メートル近くあり、うっすらと潮目も出ており良い雰囲気である。それでも4魚種揃えるのは簡単でないことは解っているので、「やれるだけやってみよう。」の気持ちである。
その気楽さが功を奏したのか1投目の竿先にアタリが出る。アワセを入れると重くはないがクンクンと引きを感じる。見えてきたのはチャリコでとりあえずの1魚種目ゲットだが普段なら放流サイズである。
そして釣れたポイントと同じ方向に投げ込み、糸フケを取って竿立てに置いてすぐの竿から「ジャーッ。」とドラグ音。様子を見ていると竿先が揺れているので魚は乗ったようだ。アワセを入れるとまずまずの重量感。海中を注視していると今度もマダイで、抜き上げるとサイズは30センチあるなし。
その後もぼつぼつとアタリがありチャリコがくってきたが放流する。陽が上ってきたので日焼け止めクリームを顔や首筋、手に塗りたくってからパンを食べていると鈍くドラグが鳴る。カレイのようなアタリだ。しばらくすると再度「ジーー。」と鈍くドラグが鳴ったのでその竿にアワセを入れる。
今度もまずまずの重量感でグッグッと締め込みも感じる。すると澄んだ海中に白い魚が見え、正体はイラである。イラない時に釣れるイラであるが、こういう時のイラはありがたい。メジャーをあてると33センチそこそこでサイズ的には不満だが、とりあえず2魚種目ゲット。
それでもここまで釣った魚のサイズがイマイチなだけにあまりテンションが上がらない。すると近投の竿先に小さなアタリがあったのでリールを巻いてみると、少々重い。海中を覗いているとキュウセンとカワハギがダブルで上がってきた。これで一気に4魚種をゲットした訳だが、サイズがサイズだけに複雑な気持ちである。
サイズアップできたら放流できるようにと水汲みバケツに入れて生かしておく。そして満潮から引きに入ったAM8時20分頃、手返しをしようと仕掛けを回収している時、視線の先にあった竿のやや緩んだ道糸が張ったのが見える。するとそのまま竿先を押さえ込みながらドラグからも「ジャーッ。」と糸が引き出される。
回収した竿を置いてアタリのあった竿の所へ行くと、再度「ジャーッジャーッ。」と糸が出た。アワセを入れると何か乗る。多少、頭を振っているような引きも感じる。途中からゴンゴンとした感触に変わったので、頭の中にはアが付く奴とイが付く奴がちらほらと。すると澄んだ海中にピンク色の魚がゆっくりと回りながら上がってきた。
イトヨリである。抜き上げてメジャーをあてると32センチを超えている。やっとまともなサイズの対象魚を釣り上げることができたのと、秘かに狙っていたのでやっとテンションも上がってきた。その後も汗だくになりながら手返しを続けカサゴを追加したものの、ポイントを計算するとキュウセンに及ばないのでカワハギとともに放流。

そしてAM9時半を過ぎると風も無く暑さも限界となってきたので、帰りの運転の体力も考慮し竿をたたむこととした。今回はサイズはともかくとして4魚種を揃えることができたので目標は達成。しかも正味3時間の釣りであった。
家に帰りシャワー、昼食を済ませて審査会場へ到着すると審査は始まっており、大型のマダイやコロダイ、クロダイ、キビレ、エソ、キス、キュウセン、ヘダイ、コトヒキなどが検寸台に乗せられており夏魚の見本市のようであった。
| タックル等 | |
| 竿 | シマノスピンパワー425AX-T |
| リール | シマノPAスピンパワー |
| 道糸 | ナイロン4号 |
| 錘 | 天秤30号 |
| ハリス | 5号 |
| 針 | うなぎ13号2本針仕掛け |
| エサ | アオムシ、ゴカイ |