2012.7.14〜15 貴重な一匹!!
*** コトヒキ自己記録 ***
数年前、カワハギのCランクが釣れなかった頃「なかなか釣れん魚も1匹釣れるとその後は釣れだすもんよ。」という話を聞いたことがある。
この理由にはポイントや釣り方が分かってくるのもあると思うが、釣りに関する不思議話の中の一つといったところか。
前回の高知釣行にて、個人的に相性の悪かったコトヒキを釣ることができたので、その不思議話にあやかり今回もコトヒキ狙いで釣行することとした。
しかし梅雨の末期特有の局地的な豪雨が降っており、太平洋側の海の様子が気になる。巷ではコトヒキ好調との情報も入ってくるが抑え気味のテンションで釣行日を迎える。
今回同行するのは夜に強い?メンバー3人で、早めに竿を出そうという提案もあり松山をAM11時に出発しPM2時過ぎに現地へ到着する。道中の海域ではかなりの濁りも見えたが、ポイント近辺の海には心配していたほどの濁りは出ていない。
4人が早速ポイントに散らばりタックルをセッティング。今回はイカを持参したため、ホンムシ+イカの竿を3本とユムシ餌の竿2本の計5本で戦闘開始。期待しながら竿先を注視し、耳もすましてシグナルを待つが意に反して竿先は揺れずドラグも鳴らない。4人で20本の竿を出しているので、どれかにアタリがあってもよさそうなものだが・・・。
小一時間ほどしてエサの点検をするためリールを巻き始めると何か重みを感じる。手元に動きも伝わってきたので「ひょっとして!!」と思いながら海面を見ていると魚が浮く。細長い魚でよく見ると小型のサメだ。抜きあげてみると小さいながらもサメ特有の歯が生えており、ハリのちもとがザラザラになっている。
仕掛けを交換して手返しを続ける。と・・・群れが入っているのか他のメンバーにも同型のサメが上がりだす。私にはドラグが鳴ってアワセを入れると、ドスンでプツン。回収した仕掛けを見るとハリのちもとから切れているのでこれもサメに違いない。

まずい。ここで過去にサメやエイなどのゲテモノが連発しだすとろくな思い出がない。テンションもしぼみ気味で手返しを続けるが、他のメンバーも含めヘダイさえも食ってこない。時は刻々と過ぎ、PM11時頃にようやくT君がヘダイの35センチ程度を食わせる。
アタリが続くかと思ったが、音沙汰ないまま日付が変わる。夜に強いメンバー達は「おかしいのぉ。こんなことないのにのぉ。」とぼやきながらも黙々と手返しを続けているので、私も眠気と闘いながら手返しを続ける。するとAM1時を過ぎると潮が動きだし、T君がコロダイ65センチを仕留める。
その頃から他のメンバーにはヘダイやコトヒキがぽろぽろと上がりだすが、私の竿は沈黙したままである。釣りの不思議話の中に何人かで釣りに行くと1人だけ釣果に恵まれない人がいる。などというイヤな事が頭にちらついてくる。
折れそうになりながらも手返しを続けているとAM4時を過ぎて東の空が薄明るくなってきた。朝まずめのラストチャンスにかけるしかない。するとAM4時半頃、ユムシ餌で遠投をしていた竿のリールから弱々しいドラグの音がする。
近くにいたT君も「今、チキチキチキと音がしましたよ。」と言っている。竿先を見るとモゾモゾしているので手に取ってアワセを入れてみる。
ドスンと何か乗ったのでリールを巻き始めると時々、グーッと引く。心の中で「コトヒキであってくれよー。」と願いながら海中を見ていると魚が見えてきた。横走りする魚体にシマが見える。まさに起死回生。念願のコトヒキで、抜きあげて護岸に置くと丸々とした良型でバッタンバッタンと暴れる。
ナイフで絞めてメジャーをあてると35センチ程度ある。ボウズを免れてホッとしていると後ろでドラグの音がする。振り返ってみると私の竿で「連チャンじゃないですかぁ。」の声が聞こえるなかでアワセを入れると何か乗る。今度もコトヒキを期待したが正体はヘダイの40センチクラスであった。
時合到来と思い手返しするがその後はアタリは続かずAM6時に竿をたたむ。よく考えてみると前日15時から開始して実質15時間の釣りで、私にとっては約10分間の時合であった。しかし、今回も相性の悪かったコトヒキを釣ることができたので、釣りの不思議話をいい方へ考えてみると次回へ繋げることができたのではないかと思う。
| タックル等 | |
| 竿 | シマノスピンパワー425AX-T |
| リール | シマノPAスピンパワー |
| 道糸 | ナイロン4号 |
| 錘 | 天秤30号 |
| ハリス | 8号 |
| 針 | コウジマダイ15号1本針仕掛け |
| エサ | ホンムシ、ユムシ、イカ |