2012.6.2〜3 天気が釣果に・・・
* 愛媛協会キス・ベラ大会 ***
 
    

 6月2日から3日にかけて愛媛教会キス・キュウセンの大会が行われた。今回の大会要綱は竿出しが2日の15時で審査が3日の14時から14時半。キスおよびキュウセンの4匹の寸法合計で4匹とも同じ魚種でOKとなっている。

 優勝ラインは110センチオーバーと予想するが、自分的には最低100センチを目標とし25センチ前後のキュウセンなら比較的固く狙える宇和島の九島へ釣行することとした。九島はGW前後からかなり攻められているはずなので、根掛かりゾーンに残っているキュウセンを狙うために仕掛けも多めに作成する。

準備はできたが気になるのは天候で、宇和島地方の2日の午後の降水確率が高くなっており、竿出し時間くらいから雨模様となる気配。天気が悪いと食いが良くないキュウセンだけに、2日の夕方までに3、4匹はキープという目論見が崩れそうだ。

そうなると夜釣りでのキスと翌日の夜が明けてからのキュウセンを何匹拾えるかが勝負となってくるが、雨中での夜釣りはあまりやる気がしないのが本音である。

当日、クラブのメンバーと11時20分宇和島発のフェリーにて九島へ向う。約15分で到着すると、キュウセン狙いであろう県外ナンバーの車と投げ釣り師の姿が見える。竿出しまで時間があるので昼食をとったり、クラブのメンバーとバカ話をしながら過ごしていると、なんとか持ちこたえていた曇り空からぽつりと雨粒が落ちだす。

それに気づいたN崎君が「なんでぇー。降りだしたげー。」と言っている。そこで本降りになる前に仕掛けをセットしスタンバイする。釣り慣れたポイントなので、障害物の位置や距離は頭に入っており、キュウセンが居れば必ず食ってくるはずだ。

そして雨がぱらつきだした15時、ウナギ13号の2本針に太目のホンムシを付けて第1投。仕掛けは狙いどおりのポイントにドンピシャで入り、底をとって道糸を張ると水深があるのでさらに道糸を張る。2本目の竿を投入。3本目の竿を投入していると1本目のややたるんだ道糸がスッスッと走るのが目に入る。

「きたきた。」と思いながら、3本目の竿の底をとり、1本目の竿を手に取るとクンクンと引きを感じたのでアワセを入れるとスカッ?「あれっ。」と思いながら仕掛けを回収すると、見たことのあるエサのかじり跡が付いている。カワハギがいるようだ。エサを付け替えて障害物まわりへ打ち込み、4本目は足元へ落とし込む。釣り開始から30分経過した頃から雨が本降りになってきた。

天気が悪いのが影響したのか、本命が居ないのかキュウセンが食ってこない。仕掛けを回収するとエサがきれいに無くなっているのでカワハギは暗躍している模様。ここで手返しペースをあげる。

 すると足元に落としていた竿先にアタリがあり、グングンと引き込んでいるので魚は乗っていそうだ。軽くアワセを入れるとやはり魚が乗った重量を感じる。リールを巻くと青白い魚が見えてきた。良型のキュウセンで慎重に抜き上げてメジャーをあてると27センチ程度あり、ブクバッカンへ海水を汲んで活かしておく。

 その頃から一段と雨脚が強くなったので物陰にかくれて竿先を注視する。すると小さなアタリがありカワハギの20センチ級が食ってくる。濡れながら手返しを続けていると、根掛かり覚悟で打ち込んでいた竿先に明確なアタリがありアワセを入れるとかなりの重量感が伝わってきた。期待しながらリールを巻いているとカワハギとキュウセンのダブルでがっかりするが、とりあえず2匹目をキープ。

 そして16時を過ぎると竿先が動かなくなってきた。クラブメンバーに連絡してみると、皆何匹かはキープしているものの、型も良くなくアタリも少ないとのこと。17時も近くなってきたので、このポイントでのキュウセンはあきらめて、夜釣りのポイントへ移動する。しかし夕まずめで満潮から引きに入ったゴールデンタイムだがアタリはない。仕掛けを回収するとホンムシの頭だけ残してエサが無くなっているので、期待薄のエサ取りが暗躍しているようだ。

 なんとかランク物のキスをと手返しを続けるが針に掛かったのはカサゴとチャリコのみ。すると22時を過ぎた頃から大雨となってきたので戦意も喪失しN崎君とT君と相談した結果、高級ホテル?にて休憩とする。足を伸ばして横にはなったもののゴジラとガメラの心地よい輪唱?を聞きながらウトウトしたのみであった。

 そして4時にアラームが鳴ったので起きると雨は止んでいる。道具一式をキャリーに積んで、キュウセンを拾うため違うポイントへ移動する。竿出しから2時間程度はアタリが無かったが、夜が明けきった7時頃から竿先に動きが出て23センチ程度のキュウセンのメスが食ったので保険でブクバッカンへ。そしてうまくポイントに仕掛けが入るとキュウセンの25センチ級が食ってくる。

 なんとか審査基準の4匹を確保したので、あとはサイズアップを狙うのみ。晴れてきたので濡れたカッパや道具を乾燥させながら手返しを続けていると、活性が上がったようでポンポンと良型のキュウセンが上がり計6尾の釣果となる。他に探りたいポイントがあったがフェリーの時間が迫ってきたので上位4匹を選び、卵を持ったメスとチビを放流し竿をたたむ。

 そして検寸会場へ到着すると人だかりができており、よく太った30センチ級を頭にキスの良型やマダイ釣っている人がチョーさんからの取材中。一方検寸台には、良型のキスや活きているキュウセン、大型のマゴチやクロダイも乗せられている。そして私の検寸結果は26.9センチ26.7センチ26.0センチ24.?センチで最低目標の100センチはクリア。毎回のことながら「皆、雨の中よう釣ってくるのぉ。」と感心しながら家路についた。

タックル等
竿 シマノプロサーフ425BX-T
リール シマノPAスピンパワー
道糸 ナイロン4号
天秤30号
ハリス 7号
三越うなぎ13号2本針仕掛け
エサ ホンムシ