2011.4.16〜17 エソ釣り難し!?
*** 狙うと釣れない *** 
 

  
 4月16日、17日の2日間、愛媛協会クラブ対抗投げ釣り大会が開催された。毎年この大会にはそれなりの気合も入るが、少なからずプレッシャーも感じる。

 今回も我がクラブでは大会1週間前のクラブ例会にて「皆、得意のポイントに行って1匹は釣ってきてよー!」と声をかけた程度。リスキーな1発狙いは避け、普段どおりのスタイルで小物でもなんでも確実に釣れる魚を釣ってくるという「小物も積もればなんとかなる。」作戦で臨むこととする。

 大会ルールの概要は大物魚種がAランク割り、特別大物はスーパーランク割りのポイント合計で、1人が同じ魚種を複数釣っても最大1匹のみが提出可能である。マダイやクロダイ(Aランクが30センチ)のビッグサイズを釣るとポイントを稼ぐことができるが、小物でも各々が魚種を釣ってくることが大切である。

 自分的には昨年の大会での2魚種が最低目標であるが、二兎追うものは一兎をも得ずということもあり、まずは1魚種と手堅いプランを考える。
 
昨年同時期の釣果データを見ると・・・。宇和島のキュウセン、キスが有望で、三瓶のカワハギも狙い目。勝手知ったるポイントなのでなんとかなるだろうと思うが、心配は天気と水温の上昇具合である。ただ、仕事の都合等で出発が遅くなるクラブメンバーもいると聞くが、全員釣りには出かけるとのことなので心強い。

 当日、昼過ぎに自宅を出発し宇和島坂下津にはPM2時過ぎに到着。竿出しはPM3時なのでぼつぼつとタックルのセッティングに取りかかる。明るいうちはキュウセンがメインターゲットなのでBX調子の竿に道糸PEライン2.5号、ハリス5号にうなぎ針13号の2本針仕掛け。また、塩イワシも持参しているのでエソ狙いの仕掛けも準備する。

 竿出し時間まで暇なので他のクラブメンバーに連絡してみると偶然にも2人が近くの漁港におり、やはりキュウセン狙いとのこと。そうこうしているとPM3時になったので2本針にホンムシを付けて第1投。障害物の近過ぎず離れ過ぎずのピンポイントを狙う。キュウセンが居ればあたってくるはずで、ドラグを緩めて竿立てに置く。

 2本目の竿を投げて、3本目の竿を投げようとふりかぶった時、1投目の竿先に小さなアタリが出る。投げようとしていた竿を置きアタリのあった竿へ歩いて行く間に「ジャジャッー。」とドラグが鳴りながら竿先が入る。竿を手に取ってドラグを締めながらアワセを入れると乗った。グイン。グイン。グイグイ!!とした感触なのでキュウセン間違いなし。

「よっしゃ!ばれるなよー。」と思いながらリールを巻くと青白い魚が横腹を見せながらスーッと寄ってきた。まずまずサイズのキュウセンである。抜き上げてメジャーをあてると25センチでとりあえず1魚種ゲット。検寸が明日のため、クーラーに入れておくとかなり魚が縮むので持参したブクバケツで活かしておく。

 投げかけていた3本目の竿を投入し、糸フケを取っているとまたまたドラグの音が聞こえる。確変突入!!2投目の竿だ。今度もアワセを入れると同時に結構な重みを感じる。巻き上げ途中にグンッグンッと気持ちのよい引きをする。

引きを楽しみながら海中を注視していると良型のキュウセンが寄ってきた。これも抜き上げるとサイズアップの27センチ。水温が上がった午後の竿出しが功を奏したのか、キュウセンのアタリが連チャンし乗らなかったものもあったが、すぐに26センチを追加し30分間で3匹取り込む。

 こうなってくるとキュウセンのサイズアップも狙いたいが、早めにキスも欲しいところである。メスのキュウセン(放流)やホゴも交じって忙しいが、エソ狙いの竿先は沈黙したままで、PM5時を過ぎるとアタリもなくなってきた。ブクバケツにはキュウセンが8匹入っている。

 薄暗くなってきたのでナイロン道糸のスプールに交換し仕掛けもキス狙いに変更し、遠投して砂地エリアを探る。地元の人が声をかけてきたので話をすると、今年は水温の上昇が遅れておりキスにはまだ早いとのこと。

 それでも昨年の実績を信じて手返しを続ける。するとアタリもなかった竿にやや重みを感じたのでリールを巻くと待望のキスが食ってきたが20センチ弱。キスの審査最低提出寸法は23.4センチなので審査対象外である。その後、1度ドラグを鳴らす良い感じのアタリがあったものの針に乗らず、小さなアタリで乗ってきたキスは22センチと寸足らず。

 結局PM10時を過ぎたところでアタリも無いので休憩とする。夜釣りに備えてかなり服を着込んだがじっとしていると寒い。ウトウトしても寒さで目が覚める。自動販売機でホットコーヒーを買いそれを飲むと温まる。しかし、コーヒーを飲むともよおしてくる。そのサイクルを3回ほどした頃、AM4時となったので釣り再開。薄明るくなってきたAM5時過ぎにクンクンとアタリが出る。

 糸を送り出すと2度ほどスーッと道糸が張ったので軽くアワセを入れるとまずまずの重量感。「キスやったらええ型やぞー。」と思いながら期待度80%。そして海中に見えてきたのはキスのダブルプレー。下針のキスが大きかったのでタオルの上に置いてメジャーをあてるが23センチしかなくガックリ度100%。

 その後もサイズアップを狙って手返しを続けるがそれらしいアタリは無く、AM6時半となったので場所移動を決断。カワハギ狙いで三瓶へ車を走らせる。一足早めに三瓶へ移動しているクラブメンバーからはカワハギが釣れているとの連絡が入る。

 三瓶に到着し、竿2本と竿立てとエサ箱だけ持ってポイントまで歩いて行き竿を出す。陽も高くなり満潮から引きに入っており、仕掛けを回収するとエサが筋状となっているのでカワハギは居るようだ。手返しのペースを早くする。

 エサが底をつきかけた頃、なんとか25センチのカワハギを拾うことができたのがAM11時。これにて納竿とし、途中でうどんを食べてから検寸会場へ向かう。

 伊予市の検寸会場へ到着するとT2のクラブメンバーも帰ってきており、苦労してエソを1匹釣った話などをしているうちに検寸の時間となる。すると出るわ出るわさすが愛媛協会の猛者達である。

特に目をひいたのはピラルクー??いやスズキの実寸111センチUPで検寸台から尻尾がはみ出る大物であった。今回、我がクラブで大活躍したのはクロダイ52センチ、エソ54センチ、マダイ38センチを仕留めたK保さんで大物ハンターの面目躍如であった。自分的には前回大会のイラ、今回大会のエソ、これらを狙って釣る難しさを改めて感じた釣行であった。

タックル等
竿 シマノプロサーフー425BX-T
リール シマノPAスピンパワー
道糸 PE2.5号
天秤30号
ハリス 5号
三越ウナギ13号2本針仕掛け
エサ ホンムシ
魚種 長寸 匹数
キュウセン 27.0実
26.0写
26.0写