2010.12.19 皮算用するべからず?
*** 狙い的中 ***
我が家では嫁さんの姉さん夫婦(2家族)から野菜や果物をよくいただく。春はタケノコやワラビ、初夏からタマネギ、ジャガイモ、スモモ、秋はサツマイモに渋抜き柿等‥。非常にありがたいことである。
たまには海の物でお返しをしたいと思い、我が家ではこんな会話が。
私、「今度の日曜日は、釣りに行こわい。姉ちゃん家族にはいっつも野菜や果物をもらいよるけん、お返しに刺身用のカレイを2枚ずつ届けろわい!!」と真顔で言うと。
嫁、「また、皮算用??。そんなん言うて釣ったためしがなかろ。もう言うのやめといたら。」とへどまされる。
私、「わかった。もう言うんはやめた。もし釣れたら持って行こわい。こんなんでよかろか?」
嫁、「そうよ。ましてカレイなんかなかなか釣れんのやけん。」
私、シーン。
そういう今シーズンのカレイ対戦成績はここまで1勝2敗で1枚しか釣っていない。ここのところは寒波やシケが続いたためカレイもかなり接岸しているはず。ぼつぼつ伊予市以南も狙いめと思ったので、大物の情報が聞こえてきた長浜へ走ることとした。
当日、AM4時半に自宅を出発すると、東の空には金星がキラキラと輝いており風もなく天気は良さそうだ。途中のコンビニで食料を買い込みポント着はAM5時30分。真っ暗なのと肱川アラシで寒いので車中にてしばし待機。
本日は大潮で満潮がAM8時半過ぎとPM13時半頃で潮止まりを2回攻めることができる。また、この時期にしては珍しく風もなくベタ凪で絶好の釣り日和である。
そして、明るくなってきたのでタックルのセッティングにとりかかり、ウナギ14号の2本針エッグボール付き仕掛けの下針に生ホンムシ、上針に塩ホンムシを付けて第1投。勝手知ったるポイントなので迷いなく4本の仕掛けを投入する。潮は満潮前で釣り場の前を若干右方向へ流れており、潮目もできており釣れそうな気配がプンプンする。
1投目の仕掛けを回収してみるとエサはそのまんま。年によってはエサ取りが沸いていて誘いどころでは
なく5分に1回の手返しサイクルで釣らざるをえないこともあるが、今回はじっくり腰を落ち着けてやれそうだ。
すると時間はAM8時40分。携帯で話し中にエサ取りのようなアタリが竿先にでる。電話を切ってその竿にアワセを入れるとまともな重さが伝わってきた。リールを巻き始めると時々ググッと引くので「ひょっとしてカレイか?」と思いながら海中を見ていると白い腹を見せながらカレイが浮いてきた。抜き上げて護岸に置くとどう見ても30センチに届いていない。
このポイントで食ってくるカレイは大抵30センチ以上なので「これがオスやったら、ここのポイントは済んどるということか?」と一時は不安になるが後でその不安が吹き飛ぶことになる。

そしてしばらく沈黙が続いたAM10時30分、右に流れていた潮が左へ反転すると同時にカレイ確変が始まった。
後ろを向いていた時に「ジャーッ。」というドラグの音で振り返る。しばらくして再度「ジャーッ。」「これは絶対カレイやな。」と心の中でニンマリしながらアワセを入れるとドスーンと乗る。
予測していたほどの重量ではないがリールを巻き始めるとグッグーと締め込むのでカレイに間違いない。ほどなく浮いてきたがタモを使うほどの型ではないので抜き上げると、ややスリムな体型のマコガレイで32センチ。写真申請用にデジカメでパチリ。ナイフで絞めてクーラーに収める。
その10分後、視線の端で竿先が5センチほど押さえ込まれたような気がする。しばらくその竿先を注視していると再度グイッーと入る。これもカレイと確信しアワセを入れると今度はグワーンと底からはがれたような重みを感じたので、大物と直感しリールは巻かずに竿とタモを持ってテトラの先まで出て行く。
そして再度アワセを入れてからリールを巻き始めると締め込みはまずまず。「これは35、6やなぁ。」と思いながらリールを巻くとテトラへ向かって突進してくる。強引に浮かすがテトラの間に入って魚の大きさが確認できない。
このままではタモに入らないので竿を寝かせて少し沖向きに誘導すると沖へ泳ぎ出す。すかさず頭をこちらへ向けてタモへ誘導。なんとかキャッチ。そしてタモを回収しようとすると結構な重量である。裏返った白い腹が見えると思っていた以上の大きさに「よっしゃ!これは40あるぞ。」とおもわず声が出る。護岸に置いてメジャーをあてるとあまり肉厚ではないが42センチ程度。針を2本とも飲み込んでいた。
ナイフで絞めてクーラーに入れているとまたまた後ろから「ジー。」と一回ドラグの音が聞こえる。心の中で「よーい。また来たでー。」と思いながら気持ちは余裕である。しばらく待ってアワセを入れるとドッスーン。今度もまずまずの引きを楽しみながらリールを巻くと良型のカレイが見える。タモにスムーズに入ったのは肉厚プリプリのマコ34センチUP。
ここで家に電話する。
嫁、「なんか釣れた?」
私、「カレイが4枚釣れたわい。しかも一番大きいんは40以上あるで。」
嫁、「へー!!よかったねぇ。」
私、「ほうよ。こんなん久し振りじゃ。姉ちゃんの家族におみやげができたわい。」
嫁、「包丁を研いどくように電話しとこわい。」
etc・・・。
AM11時を過ぎて気温も上昇し、上着を脱いでも寒くない。比較的のんびりと手返しを続ける。時々、小さなアタリがあり、キュウセンの20センチ程度が食ってくる。おいしいおみやげのカワハギは食ってこない。昼も近くなったのでバナナとおにぎりを食べて腹ごしらえ。

そして干潮を過ぎたPM13時30分頃から釣り場の前にいい感じの潮目が出始める。しかしその辺りにゼンゴ釣りのプレジャーボートが停まっており、仕掛けを回収してしばらく待っていると走り去ったため、すかさず潮目あたりに2本の竿を入れる。潮は左へ流れ出しており、午前中に連荘した時と同じ雰囲気で、今にもアタリが出そうである。
エサのチェックをしようとテトラの上に乗って比較的近投の竿に空アワセを入れるとググーッンと何か乗っている。仕掛けはかなり手前に来ているのでタモを取りにいくわけにいかない。瞬時の判断で一気に巻き上げにかかる。
本日一の重量と引きで道糸がテトラのすぐ向こう側から上がってくる。「これはやばい。」と思いながら必死でリールを巻くとテトラに擦れるようにカレイが見えてきた。一度浮かしたが元気に泳ぎ回る。タモが足元にないので抜き上げるしかない。一番下の比較的平らなテトラの上に立って海中をよく見ると2本とも針を飲んでいるようだ。ゆっくりと抜き上げて足元のテトラに暴れないように置いて口とエラに指を突っ込んで無事キャッチ。護岸に置くとこれも肉厚のマコガレイ39センチ。
そしてこのカレイを皮切りにまたまたカレイ確変に突入。13時50分。グーンと2度ほどアタリがあり小さいながらマコガレイの28センチ程度が食ってくる。
その10分後、今度はグーンと竿先が入りながら竿尻が浮く。「よいよい、また来たげー!!」と心の中で思いながら余裕で待っていると再度グーンで「ジャッジャッー。」これも40センチオーバーを期待させるアタリである。
今度はテトラの先に出て、足元にタモを置いてアワセを入れると、ズドーンと乗る。遠投だったので引きを楽しみながらリールを巻く。一定のリズムでリールを巻くとこれもテトラに突っ込んでくる。ぱっと見、40あるなしか?と思いながらタモを入れる。タモがカキに掛かって苦労したがなんとかはずして7枚目ゲット。
メジャーをあてると幅広肉厚マコガレイの37センチUPで干潮からの返しで3連荘、約30分の時合であった。
そしてPM14時を過ぎ、さすがにエサも底をついてきた。まだ釣れそうな気がしたが「このぐらいでこらえとっちゃろわい。」と思いながら納竿とし、姉ちゃん家族に3枚ずつ、実家に1枚をおすそ分け。
今回はポイント、潮、天気すべてがハマった釣りであったと思うが、一番良かったのはあえて皮算用をしなかったことか。また7枚中、6枚のそれぞれ違ったアタリを見ることができ、カレイ釣りを堪能&満足した釣果であった。
| タックル等 | |
| 竿 | シマノスピンパワー425AX-T |
| リール | シマノPAスピンパワー |
| 道糸 | ナイロン5号 |
| 錘 | 天秤33号 |
| ハリス | 6号 |
| 針 | 三越ウナギ14号2本針仕掛け |
| エサ | ホンムシ、塩ホンムシ |
| 魚種 | 長寸 | 匹数 |
| マコガレイ | 42.5拓 | 1 |
| 40.5拓 | 1 | |
| 37.0写 | 1 | |
| 34.0写 | 1 | |
| 32.0写 | 1 | |
| 28? | 2 |