2010.10.2〜3 下処理した魚は旨い!!
*** 気まぐれ奈半利 *** 
 

 

 今年に入って大物号数を6号上積みすることができ200号まであと2匹。クラブに入会して足掛け9年でここまできたが、今年中になんとか200号を達成したい思いがある。

 大物号数UPを目論み、この時期に狙える魚と私が未だ釣っていない魚を照らし合わせてみると、比較的マッチしたのが香川でのニベCランク(Cランク2匹とDランクが空いている)狙いと高知でのコトヒキ(ガラ空き状態)狙い。

ニベについてはこれからがシーズンなのでそのうち釣りに行くとして、コトヒキのシーズンは終盤に入っていることから今年最後のコトヒキ狙いで奈半利へ釣行することとした。

 私はクロダイのDランクも1匹空いているため、まぐれ当たりのヘダイ50センチ級(ヘダイもクロダイに含まれるため)も空想?している。とは言ってみたものの、ここ数年奈半利とはあまり相性が良くなく、ましてコトヒキは2年程顔を見ていない。(同行者が釣った奴の顔は何度も拝んだが・・。)

 奈半利は近くに奈半利川が流れ込んでいるため雨や天候に伴う濁りや海水温の変化が大きいのか、釣況にかなりムラがあり前日大釣りしたのに翌日さっぱりとか、先週はクーラー一杯釣っていたのにetc・・・。気まぐれポイントである。それでも行かないことには釣れないことは重々承知をしているのでテンションを上げ気味に保つ。

 心配なのは天気でYahooのピンポイント天気予報を見ると18時くらいから雨らしい。太平洋側に位置している前線の影響で、雷注意報も発令されている。

 当日、待ち合わせ場所へ行くとすでにN矢君は到着している。エサを買いに行くとユムシがあまりにも小さいためスーパーコウジを買うこととしたが、このスーパーコウジが大きい。スーパーどころかデパート??で、大は小を兼ねるというのでまあしょうがない。そしてN矢君の運転する車で一路奈半利を目指す。

 途中食料を仕入れ16時にはポイントに到着する。雨も降ってなく濁りもなくウネリもなく潮目も出ており、コンディションとしては上々である。

 早速、タックルの準備にとりかかり、ハリス8号コウジマダイ15号の1本針になるべく小さいスーパーコウジを付けて第1投。同様に3本の竿にスーパーコウジ、2本の竿にはホンムシを付けて2人で5本づつの竿を並べたのが16時半。潮はいい感じで流れており、今にもドラグが鳴りそうである。

 腹も減ったので夕食を食べたり、水分を採りながら手返しを続けるが・・・・。アタリがない。仕掛けを回収するとホンムシは何物かに取られているが、スーパーコウジは1時間経ってもそのまんまである。

 陽も暮れてきた。N矢君と「たいていは明るいうちに何回かアタリがあるんやけどなぁ。」などとグチを言いながら、伸びたスーパーコウジは新しいものと交換して手返しを続ける。

 そして竿出しから3時間、やっとN矢君の竿先にアタリが出てヘダイの40センチ級が食ってきた。そしてその30分後私のリールから「ジャーッ。」と本日初のドラグ音。2度程ドラグが鳴ったので何かが乗ったのを確信。アワセを入れると重みと引きが手元に伝わってきた。

 リールを巻き始めると何度か鋭い突っ込みをみせる。ヘッドライトで照らした海面に良型のヘダイの姿が見えた。N矢君がうまくタモを入れてくれ、護岸に置くときれいなヘダイでサイズは42センチ程度。スーパーコウジをガッチリと咥えている。そして、全てのエサを新鮮なものに交換して打ち返す。

 が、またもやシーーーーーーーン。おまけに雨も降り出してきた。太平洋の沖の方では遠雷もピカッピカッと光だし、覚悟はしていたもののどしゃ降りにならないことだけを祈りながら手返しを続ける。

 そして22時を過ぎた頃、私のリールから「ジーッ。ジーッ。」とおとなしめにドラグが鳴る。その竿にアワセを入れると先ほどのヘダイよりも重量感が伝わってくる。今度もコトヒキとは違うようだ。

 大した引きではないが、時々グングーンと突っ込みをみせる。ほどなく浮いてきたのはコロダイでN矢君が一発で掬ってくれた。タモの中で針がはずれており危ないところだった。メジャーをあてると53センチ程度で久し振りのコロダイゲットである。

 ナイフで締めて血抜きをしているうちに「このコロダイ食べ頃じゃのぉ。写真も撮ったし、どうせやったら旨く食べるために下ごしらえしてかえろ。」と思い立ち、まずは調理用ハサミでエラを切って取り出す。そして肛門からハサミを入れて腹ワタも取り出す。残った血合いなどもきれいに洗って新聞に包んでクーラーの氷の下へ格納。これで帰ってからの処理が楽で魚も旨いに違いない。

その後、N矢君がヘダイを追加、調理セットを使うことを勧めると慣れた手つきでヘダイはあっというまに魚屋下処理済パック詰め状態に。

 深夜になってからも雨は弱くなったりやや強くなったりで風も吹き出し、カッパを着ていても寒い。N矢君はテントで就寝中で私もイス座って2時間ほどウトウトする。

 そして3時頃から手返しを再開するが納竿の5時までにドラグが鳴ることはなく、今回も気まぐれ奈半利に振られる結果となってしまった。「まあ、しゃーないわい。よくあることよ。」と自分に言い聞かせながら帰路に着いた。

それでも楽しみは夕食で、コロダイは片身を刺身とカルパッチョ。骨や頭はアラ炊きにしてみる。刺身は下処理して帰っただけあって独特の歯ごたえがあり、脂は少ないものの旨味は十分であった。その分アラ炊きは脂ギトギトでないためあと口が悪くなく、これはこれでビールが進んだのはいうまでもない。

 今回も200号は達成ならず。次は「アソコでキーナイヤツをやるしかないのぉ。」などと怪しいプランを練っている。200号が達成できた際にはどんな魚であっても釣行記を綴るつもりだ。しかしいつになることやら・・・。


 


タックル等
竿 シマノスピンパワー425BX-T
リール シマノPAスピンパワー
道糸 ナイロン5号
天秤33号
ハリス 8号
コウジマダイ15号1本針仕掛け
エサ ホンムシ
魚種 長寸 匹数
ヘダイ 42.0写
コロダイ 53.0写