2010.8.28〜29 サウナ釣行??
*** キス2.5匹/リットル ***

今年の日本列島はラニーニャ現象の影響を受け今だ猛暑である。例年なら就寝時のエアコンが不要となる時期にもかかわらずエアコン無しでは眠れない夜が続いており、気象台によるとスーパー残暑も待ち受けているらしい。
そんな酷暑の8月28日、29日に愛媛協会名人戦が行われた。今年の名人戦の要綱は竿出しが28日PM3時で29日のPM2時〜2時30分が審査タイム。審査基準は昨年度より難度が下り異なる3魚種3匹のポイント合計(魚種毎に基準寸法が決まっており、釣った魚の長寸を基準寸法で割ったもの)である。
今回の狙いの釣り場は、昨年の同大会で3魚種5匹を揃え運良く6位に入賞することができた多度津護岸とした。
昨年の経験からシロギスとシログチは堅いと思うが、問題はあと1魚種。クロダイかキュウセンあたりがターゲットになるが、早めに釣れればサイズアップを目指してじっくり粘ることもよし。さらに、シログチがニベに替わればなお結構。また、高ポイント2魚種が獲得できればタイミングを見て場所移動も考慮し、エサはホンムシを主体にユムシも持ち込むこととした。
私はシロギスのBランクが1匹とニベのCランクが1匹、Dランク全てが空いているので、密かに大物号数アップも企てている。
当日、AM11時半に自宅を出発。途中釣具店に寄ってエサを購入してから高速道路へ乗る。高速道路の割引料金については巷で色々と言われているが、サラリーマンキャスターにとってはありがたい千円高速道路である。
香川善通寺インターまでノンストップで走り抜き、目指す釣り場にはPM2時に到着。予想をしていたものの同じ大会に参加しているであろう釣り人の車が3台見える。車から降りると、先着の方がこちらへ来られたので「暑いですねー。」と挨拶する。話を聞くと先週あたりからニベが顔を見せだしたとのこと。ウミケムシやエサトリのフグも多いとのことで、手返し汗だくサウナ状態の覚悟が必要そうだ。
タックルを車から降ろし、一旦車まで戻りクーラーをかけて休憩する。そのうち時間となったので仕掛けの準備に取り掛かるが、風が全くないためにサウナに入ったような状態で、汗が額からしたたり落ちる。このまま裸で海に飛び込みたい気分である。
そんなこんなでやっとこさ4本セットを完了してから、1リットルペットボトルのお茶を三分の一ほど飲む。熱中症防止のため一応お茶を2リットルと、0.5リットル清涼飲料水を1本用意したが、このペースだと追加が必須である。
そしてPM3時となったので2本針仕掛けにホンムシを付けて第1投。本日は中潮で引き潮が流れており、投入した仕掛けは右方向へかなりの角度で流れていく。続けて3本の仕掛けを距離を変えて投げ込む。が、汗が止まらず帽子に染み込んだ汗がつば先からポタリポタリと落ちる。そして護岸上のわずかな日陰に入って竿先を注視する。

エサの点検のため1本目の竿を回収してみるとホンムシが頭だけを残して無くなっているのでフグがいるようだ。その後1時間程度は時々小さなアタリが出るが針には乗らない。
PM5時過ぎに100メートル程度離れた所にいる他のサーフの人がキスを釣り上げたのが見える。PM7時過ぎが干潮なのでそろそろ時合到来である。全ての竿のエサを付け替えて手返しを続けていると小さなアタリが竿先に出る。
しばらく待ってその竿をあおるとやや重みが乗る。リールを巻き始めるとナイロンラインをとおしてわずかな引きも感じる。「これはたぶんキスやろ。」と思いながらリールを巻き続けると海中にまずまずサイズのキスが見えてきた。慎重に抜き上げて護岸に置くと、よく肥えた固体でメジャーをあてると25センチ。とりあえず狙いの魚が釣れたので一安心である。なるべく縮まないように濡れ新聞に魚を包みクーラーに入れる。
焼けた護岸からの反射熱と風も無いので汗だくになりながら竿先に集中する。自分の竿先の延長線上にいる遠くの釣り人が竿を曲げている。目を凝らすと銀色の魚が見えたのでグチが上がりだしたようだ。
するとこちらにも明確なアタリが出る。しばらく様子をみていると何回もあたっているので魚は針に乗っている様子だ。軽くアワセを入れるとまずまずの手ごたえ。リールを巻いていると西陽で海中が見えにくいがダブルで魚が付いている。
慎重に抜きあげると上針に大型のキス、下針はシログチ。ワクワクしながらタオルの上に置いてメジャーをあてるとキスは28センチを超えている。縮んでも魚拓でBランクはでると思われ、大物号数1号アップと2魚種目ゲットで審査提出基準にリーチもかかる。
PM6時を過ぎて潮も緩み、よい感じの潮目も出ており夕まずめの絶好の時合で、頻繁にアタリが出始める。
ここのキスのアタリは竿先を押さえるようなおとなしいアタリで、シログチのほうが元気のよいアタリを見せる。シログチの30センチ前後に混じってAランク混じりで型揃いのキスがぽつぽつ上がってくる。
すっかり陽が落ちたので、竿先ライトを装着し1本針仕掛けへチェンジする。この時点で2リットルのお茶を飲み干したので近くのコンビニへ車を走らせ、2リットルのお茶を追加購入し釣り場へ戻る。
竿を上げると4本全部の竿に魚が付いており、シログチが3匹にまたまた大型のキスが食っていてこれも28センチ程度ある。PM8時頃からやや風がでてきて過ごしやすくなったので夕食とする。腹が減っていたのとのども渇いていたので弁当を食べながらビールをプシュッ、グビーッ、プハーッ。で、飲んでしまったからにはこの釣り場での居残り決定である。

「クロダイ来いよー。」と念じながら手返しを続けるがクロダイどころかニベも食わない。他のクラブ員の途中経過を聞くと、K野君が北条でマダイの75やガッチョの29やキュウセン、高知ではNNコンビがコロダイ、コトヒキ、ヘダイ、ニベと揃えて更なるサイズアップ狙って奮闘中とのこと。
こちらも気合を入れて手返しを続ける。干潮を過ぎて満ち潮に転じたがリーチがかかったままでグチのツモ切り?が続いている。風がそよそよと吹いて、蚊の襲来もなく快適であるがエサ取りのフグとビックウミケムシ悩まされる。ウミケムシは夜光虫とともに上がってくるのでよけいにグロイ。
辛抱強く手返しをしていると8匹目のキス27センチが食ってくる。周りにいた他のサーフの人達は場所替えのためか一人二人といなくなる。PM11時を過ぎてアタリも遠くなったので、近くに停めてある車に入ってクーラーをかけてしばし休憩。仮眠を取るつもりだったが眠たくないので自分の釣り場に戻る。
AM1時過ぎが満潮の潮止まりのため手返しを開始するが、かなり潮が飛んでおり釣り辛いので2本竿とする。しかし時々針に掛かるのはシログチ小とウミケムシ大のみ。こうなると朝まずめにかけるしかない。
携帯のアラームをAM3時半にセットしリクライニングチェアーでしばしウトウト。携帯のアラームが鳴る前に目が覚めたため手返し開始。ユムシも試してみるが相変わらずフグがいるようで仕掛けを回収するたびにホンムシは無くなっており、ユムシもかじられている。
そしてヘッドライトが不要となってきたAM5時頃にまたまたキスを追加。結局、リーチがかかったまま流局となり、東の山並みから陽が登り釣り場に陽が当たりだしたのを契機に竿をたたむこととした。
ここから他の釣り場へ行って魚種を追加する気力も体力も無く、空になった1リットル入りのペットボトルが4個で釣れたキスが10匹(内1匹は奇形であったため放流)。キス2.5匹/リットルの結果であった。
その後、ヘロヘロになりながら自宅まで帰りシャワーを浴びてから爆睡。疲れて審査会場へ出向くこともできず、家の用事を済ませてから本物のサウナへ直行。入浴後着替えていると携帯にN矢君から着暦があり連絡してみると、当クラブのK野君が優勝でN矢君も4位に入賞したとのこと。
T−clubにとって名人戦で優勝したのはT橋君以来で、快挙達成おめでとうである。自分としては名人戦としては惨敗であったが大物号数が1号アップしたのでなんとか最低の仕事?はできたかなといったところである。
| タックル等 | |
| 竿 | シマノスピンパワー425BX-T |
| リール | シマノPAスピンパワー |
| 道糸 | ナイロン4号 |
| 錘 | 天秤33号 |
| ハリス | 5号 |
| 針 | 大キスL2本針仕掛け |
| エサ | ホンムシ |
| 魚種 | 長寸 | 匹数 |
| シロギス | 29.1拓 | 1 |
| シロギス | 28.7拓 | 1 |
| シロギス | 26.0写 | 2 |