2010.4.24〜25 なんとかノルマ達成!
*** 愛媛協会クラブ対抗 *** 
 

 
4月24日から25日にかけて愛媛協会クラブ対抗投げ釣り大会が開催された。今回の大会要綱は、24日のPM3時竿出しで審査時間は25日のPM2時から2時30分。魚種毎に最低審査提出寸法が定められており(例:カワハギ23.4センチなど)、クラブ全員が釣った魚のスーパーランク割りポイント合計で争われる。

 ただし、個人で提出できる魚は異魚種となっており1人がカワハギを10匹釣っても最長寸の1匹しか審査対象とならないことから、各々がいかに複数の魚種を釣るかが大きなキーポイントとなる。

 わがクラブでは、この大会で2008年に初優勝できたのだが、その時の結果を踏まえてクラブ員へあそこへ行けとか、ここがエエとかの指示はせず、各個人がここだと考えたポイントで魚を狙うことにしている。

 そのほうが狙ったポイントに入れなかった場合や、天候や個人的な都合により魚が釣れなかった場合に、個人の判断で臨機応変に動けるからである。したがってあたりまえのことだが、狙う魚やポイントは数通りのパターンを考えておかなければならない。そのため数日前から昨年のデータやら、最近の情報をもとに作戦を考えると答えが出た。

 第1作戦は1日目を三崎で夕まずめまでカワハギを狙い、夜釣りはせず翌日は宇和島にて早朝からキス、ベラを狙う予定でノルマは2魚種。そして、1日目の結果により、2日目の動きも考えてある。仕掛けもそれなりに準備し、エサも買い込み当日を迎える・・・と、朝からかなり風が吹いている。1日目のポイント三崎は普段でも風が強い所なので、走ったはいいが風による風裏のポイントが満杯となる可能性が・・・。

やはり予定は未定である。急遽作戦変更し、1日目と2日目の予定を入れ替えることとする。そしてPM2時には宇和島の石応へ到着。仕掛けを準備してPM3時に第1投。4本の竿を遠中近々と投入する。が・・・・シーン。小まめに誘いをかけるがアタリがない。1時間過したが、釣れたのは最低審査提出寸法に届かないカサゴのみ。

 「これはやばい。」と思いながら一生懸命手返しを続けるが狙いの魚が釣れない。結局1日目はPM6時半までやってみたもののボウズで終了。クラブ員と連絡をとってみるとK野君がカワハギ、エソ、マダイの3魚種を釣っているぐらいで、他のクラブ員からは良い情報がない。自分としても計算(皮算用)が狂ってきたので、狂った作戦を考え直すことにする。

 N崎君と相談の結果、2日目はガチガチの鉄板ポイントと思われる三瓶へ戦場を変更する。家に帰って風呂に入り、ビールを飲んでから早めの就寝。そして大会2日目のAM5時半に同行のN崎君と三瓶の鉄板磯場に降り立つ。このポイントで狙う魚種はマダイ、カワハギ、イラである。

 ここは投入する方向によって狙える魚が決まっているので、速攻で仕掛けを準備し4本の竿を方向を変えて投入していく。朝まずめのゴールデンタイムに早く結果が欲しい。その思いが通じたのか、1投目の竿先にコンコンググッとしたアタリが出てドラグからも糸が出る。アワセを入れると何か乗る。

これを見たN崎君が「きたけー!それは赤(マダイ)じゃろー!!」と言っている。リールを巻き始めると首を振る感覚が手元に伝わってくる。年明けにここのポイントでマダイの良型をバラシているので、慎重にやりとりすると海面下にピンクの魚体が見える。

磯の上にずり上げると瀬戸内とは違ったこのあたり独特の尻ビレの短いマダイ(我々ではナンヨマダイと呼んでいる)で、サイズは37センチ。それでも狙いの魚をとりあえずゲットできたので、ほっと胸をなでおろすが余韻に浸る間はない。サイズアップと他の魚種を追加するべく手返し続行。

 AM6時を過ぎて夜は完全に明けたが、磯場が山の陰になっており海中にも陽が当たってないためか、本命のカワハギのアタリが出ない。N崎君とも「陽が上がって温くなるまでカワハギは食わんわい。」などと話しながら手返しを続けていたAM8時、N崎君がイラ狙いで投入していた竿から「ジャッー。」と糸が出ると同時に竿先が引き込まれる。「よっしゃー。これはイラじゃ。」と言いながらアワセを入れると竿先がかなり曲がっている。

 私もタモを持って構える。「おっ。これよう引くでぇ。」とリールを巻く手にも力が入っている。磯の近くまで来て、下へ潜ろうとしている。イラならブワーと浮いてくるはずだと思っていたら、イメージと違う色の魚が見えてきた。「コロじゃ!!」とN崎君。私の差し出すタモに収まったのは今の時期にしては珍しいコロダイ。検寸すると47センチで、N崎君もとりあえず1魚種ゲットで安堵した様子。

 お互い最低のノルマは達成したが次のターゲットを求めて目の色を変えて手返しを続ける。一時静寂があった後、海面に陽が当たるようになってきた頃からN崎君の竿先にカワハギのアタリが頻発する。23センチの後、26センチとサイズアップしてくる。

 私も負けじと手返しを続けていると、ゴンゴンと大きなアタリが出たのでアワセを入れるとドスンググッときたのでカワハギと確信。慎重にリールを巻くと大きなカワハギが浮き上がったのが見える。ちょうど、電話中だったN崎君が実況中継をしている。磯の上に抜き上げるとかなり体高がある大型のカワハギで、メジャーを当てると31センチを超えている。

 これで一応N崎君も私もノルマは達成したが手返しのペースをキープする。しかし、イラない時に釣れる魚ことイラがこんな大事な時に食ってこない。私に一匹イラが来たが、アタリのわりには最低提出寸法に届かないのでリリース。

 
 そしてイラポイントに投入していた竿に良いアタリがあり、期待したものの意に反して上がってきたのはマダイのAランク。私的にはマダイのAランクが残っていたので大物号数がUPできるので良いのやら悪いのやら。

 AM10時を過ぎるとカワハギの食いも活発化してきて、私もAランク2匹を追加し、N崎君も29センチUPを仕留める。他のクラブ員からも1日目とは違ってカワハギやエソ、カンダイ、マゴチの釣果が聞こえてきた。

 そして予定どおり11時半に納竿とし、眠い目をこすりながら審査会場へ向かう。審査が始まるとさすがに愛媛協会の猛者達、大型のスズキやマダイ、カレイ等々が審査台を賑わしている。

 私も検寸していただくとカワハギが31.4センチ、マダイが37.2センチであった。そして特筆ものはわがクラブのK野君の釣果で、カワハギ30.?センチの他、エソ、マダイ、キビレ、マゴチ、カンダイと6魚種を揃えており、文句なしのクラブMVP。これは、個人の部でもかなり上位に入ることは間違いないと思われ、クラブの部、個人の部での順位発表が楽しみである。

T2の皆さん、大変お疲れ様でした。

タックル等
竿 シマノスピンパワー425BX-T
リール シマノPAスピンパワー
道糸 PE2号
天秤30号
ハリス 5号
三越ウナギ13号2本針仕掛け
エサ ホンムシ
魚種 長寸 匹数
マダイ 37.0写
カワハギ 31.0写
マダイ 34.0写