2010.1.30 やっぱり行ってみないと!!
*** 初カワハギDランク ***
2009年末からパッとしない釣果が続き、年が明けてもスランプ状態から脱出できていない。毎回釣行前はベストなイメージが出来上がっているのだが、ここ数回の釣行後はモヤモヤ、ムラムラ感が尾を引いている。
その尾を断ち切るためには納得のいく釣果しかないのだが、海水温はかなり低下しており時期的にみても厳しいのが現実。また愛媛県全域で強風波浪注意報が発令されており、行ってはみたものの強風で撃沈を食らいそうな気もする。そんな弱気な思いもあって前日の夕食後は釣りに行くかどうか迷っていた。
いっそのこと「CR釣り○○日誌」のマダイやスズキ、アイナメを釣りに行こうかとも考えたが、エサ代?が高くつきそうなのでそちらの釣行?は止め。
夜の天気予報を見ると回復傾向とのことなので、「早朝に起きて風が吹いてなければ行こか。」ぐらいの軽い気持ちで一応アマダイ、カワハギ狙いの仕掛けを作成し早めの床につく。
そして当日、AM2時過ぎに目が覚めると風の音がしない。起きてテレビの天気予報をチェックすると愛媛県南予の波の高さは1メートルとのことなので、なんとか釣りになりそうだ。エサを買ってなかったので、近くのF店でホンムシ3Kとコンビニでパンとおにぎりを買い三崎方面へ車を走らせる。
約1時間半で第1候補のポイントへ到着。波止の先端にはタチウオ釣りの人が1人いたので、話を聞くと夜が明けたら止めるとのこと。パンを食べたりしながら時間をつぶし、薄明るくなってきたAM6時半頃から仕掛けを作成するが、この頃からやや西風が吹きはじめる。
道糸PE2.5号に錘33号、ハリス5号、三越ウナギ13号の2本針仕掛けにホンムシを刺して第1投。向かい風であまり飛距離が出ないが、仕掛けは70メートル付近に着水。はじめてのポイントなので水深を測ると15メートル前後で底は砂地模様である。
4本の竿を出した頃には夜がすっかり明けてきて、朝まずめの絶好の時合に期待がふくらむ。が・・・エサのチェックのため仕掛けを回収すると、ホンムシはそのまんまで錘を触るとかなり冷たい。魚の活性は低そうである。
釣り開始から1時間半経過したがアタリは無くエサも取られず、しかも西風がさらに強くなり沖には白波が見え始める。事態が好転しそうにないので速攻で仕掛けを仕舞い車に戻る。この風で釣りになりそうな場所は三崎港周辺しかないと考え車を走らせるが、この移動が後で大正解となった。
約10分で到着し、第2候補のポイントへ行くと先客がいたので、第3候補の時々竿を出す足場のよいポイントが空いていたのでタックルを持って歩いて行く。時間はAM9時、潮は丁度満潮から引きに入るので三崎的には時合である。
急いで4本の竿を出し、ウミケムシ取りも準備する。すると1投目の竿にグンという前アタリのあとグーンと引っ張り込むようなアタリが出て、同時に緩めていたドラグからも糸が出る。少し待ってアワセを入れるとドスンとかなりの重みが乗る。しかし、数回リールを巻いたところで痛恨の針はずれ。回収した仕掛けを見るとエサが噛まれているが、カワハギの食い方とは違う。マダイ?アマダイ?イトヨリ?ホウボウ?などの魚名が頭の中をよぎり、「もう少し待つべきやったか。」と後悔する。

すると今度は2投目の竿先にもコツンコツンと断続的にアタリが出ている。今度はもう少し待って竿を持つと手元にクンクンときたので、軽くアワセを入れるとドスングググッとした引きでカワハギ間違いなし。しかしまたまたリールを数回巻いたところでスッと軽くなる。「えー。またかー。」と思わず声が出る。仕掛けを回収して針先をよく見ると、なんと針先にカワハギの歯の折れたものが刺さっていた。
2連続バラシで気落ちしたが魚の活性は高そうなので、なんとか気を取り直して手返しを続ける。警戒していたウミケムシは以外と少なく、小さいのが3匹きたのみ。しかし、ここのポイントにも時々強い風が吹き込んでくるため、道糸がたわんでアタリが取りにくい。こまめに糸フケを取り、誘いを入れながら手返しを続ける。
移動してきてから約2時間経過し、お日さまも完全に上がり、エサ取りはぼつぼついるようだがここまでボウズ。心が折れそうになったが、とりあえずエサが無くなるまではやろう。と決めた頃に小さなアタリで20センチ程度のカワハギが食ってくる。この辺りは年末から年始へかけて多くのキャスターが入っていたと聞いており、魚影も薄くなっているような気がする。
「おみやげにじゃこ天とじゃこカツを買って帰ったら嫁さんが喜ぶので、まぁええかぁ。」などと考えながら手返しを続けていると、久しぶりにアタリが出る。クンクンと小さなアタリである。
しつこくアタッているので完全に乗ったようだ。その竿を手にとってアワセを入れるとドスーングググンときた。カワハギである。リールを巻き始めると時々ググッと気持ちのいい引きと結構な重量感を感じる。「今度はバレるなよ。」と念じながらリールを巻いていると沖合い20メートルで魚が浮く。
海面をすべってくる水しぶきが広い。足元まできたので抜き上げると、ずっしりと重みを感じる。護岸に置くと大型のカワハギでメジャーをあてると31センチ。三崎のカワハギにしてはかなり肉厚で居付きの個体か色が黒っぽい。魚拓を採れば自己記録更新になるかもしれないが、一応デジカメで写真をパチリ。携帯でも写真を撮りN崎君に報告した頃に昼のサイレンが鳴る。
三崎のカワハギはパタパタッと連続で釣れることがあるため、エサをチェックし釣れた方向へ三本の竿を集中する。なんとなくだが「デカいカワハギがまだおるかもしれんなー。」などと考えていた時、PEラインをたたくようなアタリが出る。わずかに竿先が揺れている。しばらく待ってからその竿を持ってゆっくりさびいてみるとグングーンと持っていくので即座にアワセを入れる。ドスーングググッときたので今度もカワハギ間違いなし。
リールを巻き始めると引きはそうでもないが、ずっしりとした重みがある。その時ポケットの携帯も鳴り出したが、巻く手を休めるわけにいかない。25センチクラスのカワハギだと途中からスーッと軽くなるが、今回のカワハギはさきほどの31センチに匹敵する重量である。「今度のも大きいぞ。」と思いながらリールを巻いていると、沖合いで白いカワハギが浮き上がる。今度も海面をすべってくる水しぶきが大きい。

潜らせないように一定のリズムでリールを巻き、足元まできたのでそのまま抜き上げる。と、護岸に置いた時、その大きさにびっくりする。さっき釣った31センチのカワハギより2回りほど大きい。「これはやったかもしれんぞ。」と独り言を言いながら、メジャーをあてると35センチ近い。
携帯を見ると着信はN崎君で、すぐに電話をし「ちょうど今取り込んだんやけど、このカワハギ35近いで。」「おー。まじけー。写メールしてや。」ということでN崎君に写メールすると、「やったなー。よかったなー。宝くじ引いたなー!!」とオメデトウコール。
しばらく話をした後、改めて魚を見ると回遊してきたようで色白でかなり厚みがあり、ヒレの欠けが無いきれいなオスのカワハギであった。魚拓にすれば35センチ以上となるのは間違いなく、念願のカワハギDランクゲットである。釣り上げてすぐは「こんなんがおるんや。」とびっくりした感が強かったが、徐々に嬉しさがこみあげてきてこんな嬉しさは久しぶりである。
デジカメで写真を撮り、血抜きをしてから濡れ新聞に包んでクーラーに収める。その後、PM1時30まで手返しを続けたがエサ切れのため納竿とした。気分がよいので帰りにおみやげのじゃこ天とじゃこカツを買う。
ハンドルを握りながら「やっぱり、行ってみんとわからんもんやなー。」としみじみ思う。気が付くと長く引きずっていたモヤモヤ、ムラムラ感の尾はすっかり消えていた。
| タックル等 | |
| 竿 | シマノスピンパワー425AX-T |
| リール | シマノPAスピンパワー |
| 道糸 | PE2.5号 |
| 錘 | 天秤33号 |
| ハリス | 5号 |
| 針 | 三越ウナギ13号2本針仕掛け |
| エサ | ホンムシ |
| 魚種 | 長寸 | 匹数 |
| カワハギ | 31.0写 | 1 |
| カワハギ | 36.5拓 | 1 |