2009.10.17〜18 ピンポイントと超時合!?
*** 久し振りのマゴチ ***

投げ釣りに限らず魚を釣る大きな要素にポイント、潮、時合、時期、エサ、仕掛け等があげられると思うが、ポイントが分かっていてもそこへ投げ込む技術、また時合といっても干満の時間のみでなく海の様子や潮の動く方向等を見極める目がなければターゲットにそっぽを向かれる。
まして初めてのポイントとなると、先人の情報をいかに自分で応用できるかが釣果に影響してくる。10月17日、18日のゲストを含めた2日間の釣果で上記で述べたことの大切さを再認識したので一筆。
10月17日は大阪からサーフ・スキッパーズのお湯さんが来松。お湯さんとは我がクラブのT橋君が仕事上で知り合いとなり、それをきっかけに数年前から松山に来られた時に竿を並べたりしている。
お湯さんの第1ターゲットはネズミゴチで、以前に私が実釣した経験により大まかなポイント足場等の話を事前にしている。しかし、私自身も2回しか釣行しておらず(しかも1回はボウズ)、全サ的難易度の高いターゲットだけに釣れる確率がかなり低いのが正直なところ。それでもなんとか1匹釣ってもらいたい。
当日は、AM6時の渡船にて出発。お湯さん24時間耐久釣行中島ラウンドの開始である。朝、家の用事を行いながらもお湯さんの釣況が気になってくる。用事を済ませて自宅に帰ると尻のポケットに入れていたため気がつかなかった携帯に着信が入っている。着歴はお湯さんからで、すぐに連絡をとって状況を聞いてみる。

と・・・釣れる魚やエサ取りの様子が違っているとのことで、どうもポイントがずれているようだ。それならばと投げる方向と距離の修正を伝えて、「まだまだこれからですよ。頑張ってください。」と言って電話を切る。・・・・。すると7、8分後に電話が鳴り、着信はまたまたお湯さんからである。「たった今ガッチョ(ネズミゴチ)が釣れました。ポイントはあの方向でした。」サイズも30センチ近くあるらしく、大喜びの様子。こちらもよかった〜!!である。
お湯さんの釣果を気にしていたN崎君に報告すると「それはよかったなぁー。松山まで来たかいがあったわい。」と安堵した様子。その後、干潮の潮止まりの好時合があるため期待したが、柳の下にガッチョは2匹おらず夕方の干潮からの返しで34センチのマコガレイを追加したのみとのこと。それでも狙いのネズミゴチをゲットし第1ラウンドが終了。そのまま夜の便でN矢君と合流し別のポイントにてマダイ狙いの第2ラウンドへと流れ込む。
その頃、私とN崎君はマゴチ狙いで浅海へ。私にとっては初めてのポイントでN崎君が言うにはこのポイントは数年入釣していないものの、今の時期にボケの夜釣りでマゴチの良い釣果があったとのこと。しかも時合いは干潮前後が絶対良いらしい。「このあたりからあの方向へ流し込むんよ。」と教えてもらう。
早速仕掛けの準備に取り掛かり、丸セイゴ17号、ハリス8号の1本針に活きの良いボケを付けて第1投。70メートル沖で水深は約10メートルで底は砂地である。N崎君も「I丸さん、あの辺よ!」と言いながら第1投。
2人で8本の竿を投入する。そして干潮からの返しに入ったPM17時過ぎ、過去の釣果や釣れる魚種などの話をしていた時に目のいいN崎君が「ワシの竿に当たったでぇ。」と言われたのでその竿を注視する。が、次のアタリが出ない。N崎君が言うにはここのマゴチのアタリは小さいらしい。
しばらく待ってN崎君がその竿にアワセを入れると竿先が曲がったまま戻らない。何か乗ったようだ。リールを巻き始めると竿先がググッと2度3度締め込まれている。タモを持って行くと「I丸さん、これはマゴチじゃ。」と言っている。力糸まで入ったが魚は浮いてこない。潜航していた茶色の魚体が見えてきた。大型のマゴチである。タモを伸ばしてマゴチを掬う。「ハイ!ロクジュー(60センチ)。やっぱりおったろげー!!」とN崎君。
波止に上げてメジャーをあてると62センチUPの見事なマゴチである。海を見ると緩かった潮流が満ち潮で速くなりかけており、丁度潮の動き始めに食ってきたようだ。私もこれを見て全部の仕掛けを上げエサを付け替えて打ち返す。
満ち潮がかなり速くなってくるとともにシログチのアタリが頻発する。ドラグが鳴ったり、ひときわ大きいアタリを出すのでアワセを入れた瞬間にガックリさせられる。若干潮が緩むと夜釣りの友、アナゴとウミケムシの出番である。N崎君には巨大アカエイの洗礼もあり、ムツキ島へ入っているお湯さんとN矢君から朗報は来ない。
AM9時を過ぎ満潮から引きに入ったが、満潮前後では釣れた記憶がないとN崎君が言ったとおりでアタリもない。それでも手返しは続ける。次の時合は干潮にかかるAM2時過ぎからであろう。風も強く、PM11時を過ぎるとかなり寒くなってきた。一旦仕掛けを上げてエサの残り具合も考えて仮眠しようとする。
波止の影で風を避けてしばらくウトウトしたが寒くて目が覚める。時計を見るとAM1時を過ぎており、海を見るとかなり潮が引いているのでとりあえず2本の竿を出す。そして波止の影で風を避けながらアタリを見る。ウトウトしながらもエサ替えと打ち返しを続ける。N崎君は爆睡エンジン?がかかっている。
そしてAM3時を過ぎて干潮から返しに入った頃、少し離れた所から見ていたが竿先ホタルが揺れたような気がする。しばらくしてからその竿にアワセを入れてみるとドスーンと何かが乗った。これまでのシログチやアナゴとは重みが違う。同時に目が覚める。リールを巻き始めると時々グングンと首を振るような感触。チヌかマゴチのどちらかだと確信。
暗い海中を見ながらリールを巻くと波止際に白い腹の長い魚が見えた。マゴチである。一人タモ入れにも成功し、「よっしゃー!マゴチじゃ!!」と独り言を言いながら波止の上に置いて暴れるマゴチにメジャーをあてると53センチ。久し振りのマゴチゲットで時計を見るとAM3時20分。冷え込んでいた体がいつのまにやらホカホカとなっていた。
4本の竿を打ち返してから寝ていたN崎君に報告すると起きてきて「やったなぁ。やっぱり干底やったろ。」と祝福の言葉。そして写真を撮ってくれる。その後N崎君も竿を出し、二人で手返しを続けるが食ってくるのは相変わらず、シログチとアナゴと海ケムシで満ち潮が速くなったAM7時に納竿とした。
一方ムツキ島へ渡磯していたお湯さんとN矢君と合流すると、N矢君が朝マズメにクロダイとマダイのDランクをゲットしており大満足の様子。
かくしてお湯さん24時間耐久釣行中島ラウンドの結果は一勝一敗であった。そしてネズミゴチの魚拓を採った(拓寸Bランク)後、皆でファミレスで朝食を食べてから大阪へ帰るお湯さんを見送った。私は今回のマゴチで大物200号まであと8匹となり、何の魚で200号が達成できるか楽しみである。
| タックル等 | |
| 竿 | シマノスピンパワー425AX-T |
| リール | シマノPAスピンパワー |
| 道糸 | ナイロン5号 |
| 錘 | 天秤33号 |
| ハリス | 8号 |
| 針 | 丸せいご74号1本針仕掛け |
| エサ | ボケ |
| 魚種 | 長寸 | 匹数 |
| マゴチ | 53.0写 | 1 |