2009.8.29〜30 第二候補ポイントでGoodJob!
*** 愛媛協会名人戦 *** 

 

 
 残暑も厳しい8月29日、30日に愛媛協会名人戦が行われた。例年9月中旬頃に行われてきた愛媛協会名人戦だが、運動会や祭り等の行事で忙しい会員が多いことなどを理由に今年はこの日程での開催となった。

 私自身、名人戦では2005年以来惨敗続きであるため、今年こそはなんとかしたいものなのだが・・・。今回の審査基準は難易度の高い設定となっており、毎回のことながらこの大会で優勝するということは実力、運とも兼ね備えたまさに名人なのである。

 さて、その審査基準の内容は異なる3魚種以上でかつ5匹のポイント合計(魚種毎に基準寸法が決まっており、釣った魚の長寸を基準寸法で割ったもの)で、魚種の重複は2匹まで。例でいうと、マダイ/マダイ/シロギス/ニベ/キュウセン。当然、5魚種揃えてもOKである。釣り方としては、ポイントを転々としながら魚種を揃えていくか、魚種の多いポイントでじっくり粘るかの二通りが考えられるが私は後者を選択した。

 ポイントは2年前の8月中旬に4魚種釣った実績(キュウセン、クロダイ、スズキ、ニベ)がある多度津沖の高見島とするつもりだった??(実際のポイントは後ほど)持ち込むエサは、ホンムシ、ユムシ、チロリ、塩イワシである。

 当日、同行者であるN矢親子とAM11時に松山を出発。高速道路を経由してPM1:00過ぎに多度津港へ到着すると港の駐車場の車列の中に愛媛ナンバーを発見。Nサーフのご両人で、話を聞くとやはり高見島へ入釣とのこと。こういう時のためにN矢君とはあらかじめ先客がいた場合のポイントも決めていたので、第二候補のポイントである港の近くの護岸へ行くこととする。そして腹が減ったので港の近くのうどん店でぶっかけうどんの大盛りをたいらげてからポイントへ向かう。

 PM3:00竿出しだが、1時間前にポイントに着いたので、荷物を運んでから足場の様子や潮の流れを見て時間をつぶす。時間となったので汗だくになりながら竿をセットし、まずは2本針の小物仕掛けにホンムシを付けて第1投。長潮のため、投入した仕掛けはそのままである。つづいて2本目、3本目の仕掛けを距離を変えて投げ込む。4本目の竿には塩イワシを付けて投入する。

するといきなり小物仕掛けの竿のドラグから「ジャーッ!」竿先「グーン!」で竿尻が浮き上がる。とっさに竿を持って護岸の前へ出て行くが、その後の動きがない。仕掛けを回収してみるとエサが食いちぎられている。護岸の上から海面を見るとトビエイが5匹ほど泳いでいたのでコイツらの仕業かとも思うが、なんともいいようがない。離れて釣っているN矢君に報告すると、N矢君にはキスの良型がきたらしいが足元まできてバラシたらしい。

 長潮という最悪の潮ながらも、ここのポイントの魚の活性は高そうで期待がもてそうだ。潮は満ち込みに入っており、投入した仕掛けがじわりと右へ流れ始める。小さなアタリがあったのでリールを巻くとやや重いので海面を見ていると何かダブルで魚が付いている。上針にフグ、下針にキュウセンである。キュウセンは18センチ位で普段ならリリースサイズだが、今回の大会では3魚種以上釣る必要があるため一応キープしておく。

 熱中症にならないようにこまめに水分を取りながら手返しを続けていると、N矢君が様子を見に来た。ポイントの状況など色々話をしていると竿先に小さなアタリが出る。

 しばらく様子をみてからアワセを入れるとまずまずの手ごたえ。N矢君も竿先の曲がりを見て「何か乗ったん?」と聞くので「実はさっきアタリがあったんよ。」と応えながらリールを巻いていると今度もダブルで魚が付いている。目のいいN矢君が「上はキスじゃ。」と言っている。抜きあげると上針にキス、下針はシログチで護岸の上に置いてメジャーをあてるとキスは26センチを超えており、シログチは30センチにも満たないがこれで一気に3魚種ゲットで3匹目である。

 N矢君もこれを見て速攻で自分の釣り場に帰っていった。時間は6時を過ぎて夕まずめのゴールデンタイムで、頻繁にアタリが出始める。しかし、アタってくるのはシログチでサイズが30センチ前後の揃い踏みで、とりあえず2匹はキープしないといけないので最長寸に近い2匹のみキープしそれ以下のサイズはリリースする。

 暗くなってきたので、仕掛けをスピニングBの14号1本針仕掛けにホンムシorチロリ。丸セイゴ15号1本針仕掛けにユムシという具合に変更する。

 4本の竿のどれかには必ずシログチが食っていてどのエサにもアタってくる。そしてシログチを20匹程度釣っただろうか?真っ暗になってラジオで野球のナイターが始まった頃、それまでとは違う重みで上がってきた魚の色が黄色い。狙いのニベである。サイズは35センチくらいだが、シログチよりはサイズアップで3魚種、4匹(キュウセン1、キス1、シログチ1、ニベ1【シログチとニベは同魚種としてみなされる】)となり、審査基準にリーチである。

 満潮前のPM7時過ぎには一段と潮が早くなり、投入した道糸は30度くらいの角度で止まっている。するとアタリはわからなかったが、仕掛けを回収しようとするとやや重みを感じるので「キス来いよー?」と独り言を言いながらリールを巻いていると足元でクククッと引きを感じる。抜きあげると待望のキスでメジャーをあてると26センチUP。これで3魚種、5匹(キュウセン1、キス2、シログチ1、ニベ1【シログチとニベは同魚種としてみなされる】)で審査基準クリアとなり更にサイズアップと他の魚種狙いだ。

 風がかなり強く吹き出し、蚊の襲来もなくコンディションとしては快適であるがエサ取りのフグとシログチ小に悩まされる。

 その後PM10時頃、押さえ込むようなアタリがあり、上げてみると35センチくらいのクロダイ。これで4魚種、5匹(キュウセン1、ニベ1、キス2、クロダイ1)となりサイズが小さいシログチは対象外とする。

 この頃から雨が降り出したのでカッパを着て手返しを続ける。PM11時を過ぎてアタリも遠くなったので、仕掛けを上げてN矢君の釣り場まで釣ったアナゴをあげに行く。

 N矢君のポイントではシログチのサイズが一回り小さいらしく、ニベはまだ姿を見せていないとのこと。一緒に釣っているN矢Jrはクロダイとキスとシログチを釣っており、今は仮眠中らしい。N矢君もアタリが止まったので少し仮眠を取ると言っているので私も仮眠を取るため自分の釣り場に戻る。

 しかし、釣り場に戻る途中に釣りをされていた香川のサーフの方にニベが釣れたのを目撃したため手返し続行。

 この判断が吉とでてAM0時を過ぎた頃、かなり大きなアタリが出たのでアワセを入れるととまずまずの重量を感じる。リールを巻く途中にもググッと締め込む。

 クロダイの良型かとも思ったが、一気に抜き上げると黄色の魚体。ニベである。メジャーをあてると40センチには届いていないが、ニベもサイズアップできたので嬉しい。

 その後も手返しを続けるが、引き潮がほとんど流れずアナゴやシログチ小が掛かってくるのみ。昨夜からの睡眠不足と疲労も重なり、携帯のアラームをAM3時にセットしリクライニングチェアーでしばし仮眠。

 夢を見ていたが携帯のアラームで目が覚めたため、起きて手返しを開始する。相変わらずエサ取りがいるようで仕掛けを回収するたびにエサが無くなっている。

 朝まずめの絶好の時合いなので手返しサイクルを早めているとだいぶん明るくなってきたAM6時頃にクククーッと竿先が入る。「これはキスのアタリやろ。」と思いながらアワセを入れるとシログチよりは軽い重みを感じる。リールを巻いているとククッとシャープな引きを感じるのでキスの確率100%。海面に見えたのはやはりキスで慎重に抜き上げてメジャーをあてると27センチ近い。キスもサイズアップである。

 その後、クロダイの28センチ程度が釣れたがエサも無くなったのでAM7時に納竿とする。粘っていたN矢親子が釣り終わるのを待って松山まで帰り、自宅で昼食後シャワーを浴びてから審査会場へ。

 審査会場ではやはり大物が釣れており、スズキ、アマダイ、当クラブの瀬戸風庵主人の釣った71センチのマダイ、カンダイ、シロギス、キュウセン、コロダイ、ヘダイ、キジハタ等々夏の魚市場状態であった。

 そして審査の結果、名人はスズキ、クロダイ、アマダイ、キス、キュウセン等を釣っていた方で、T2の結果は私が自己最高となる6位。マダイの大物を仕留めた瀬戸風庵主人は11位、キスの大型はじめ、必ず釣ってくるK野君が12位入賞であった。

 第二候補のポイントであったが、自分としてはランクが空いていたキスのAランク3匹とニベのBランク1匹により大物号数も4号UPとなり、狙っていた魚のランク物を釣ることができ満足のいく結果であった。しかし、毎度のことながらテッチン(徹夜釣行)は疲れました。

タックル等
竿 シマノスピンパワー425AX-T
リール シマノPAスピンパワー
道糸 ナイロン5号
天秤33号
ハリス 6号
三越しうなぎ13号2本針仕掛け
スピニングB14号1本針仕掛け
エサ ホンムシ、チロリ、ユムシ
魚種 長寸 匹数
シロギス 26.5拓
シロギス 27.1拓
シロギス 27.2拓
クロダイ 36.0写
ニベ 40.0拓