2006.8.26 ザ・磯投げ!!
*** 久しぶりのコロダイ *** 

 礼文島遠征以降、地元で2度竿を出すも釣行記を書くほどのネタもなかったのだが今回は久しぶりにコロダイが釣れたので一筆。

今回の釣行は当初予定していたポイントがボツとなったため、急遽作戦を変更して以前から行ってみたかったポイントへチャレンジすることにした。聞くところによるとメインターゲットはコロダイ、コトヒキらしいが初めてのポイントだけに何が来るかわからないのが正直なところ。松山をPM2時に出発し渡船店に到着したのがPM4時30分。船長も出てきてあいさつがてら話を聞くとコロダイ、コトヒキはぼつぼつと釣れているらしい。持参した空撮写真と船長の話を参考に6人が2人ずつ3箇所に分かれて釣ることで決定。

さっそく渡船に荷物を積み込みPM5時に出船し、最初にN矢親子を地磯に降ろす。次に我々の番だが船は沖の方へ進みだした。地磯で釣るものだとばかりと思い込んでいたので内心「どこに行きよんじゃろか?」と不安になるが任せるしかない。どうやらあの島に向かっているようだと感じていたノコギリ?のような島(水の子)に到着した。そしてやや足場の高い船着きにF沢君、その横の小磯に私がそれぞれ荷物を降ろす。私の磯は広さが3畳くらいで海に向かって前がやや高くなっており、後ろに平らな場所があり足場は比較的良いが潮が満ちてくるとどのあたりまで波がくるのか不安である。まさにグレやアイゴを狙うようなザ・磯釣りポイントである。

今まで瀬戸内海島嶼部での磯投げは好んでやっていたので慣れているが、瀬戸内海とは風景も岩の質も違いなんとなく場違いの感じがする。また、投げ釣りになるのかという不安もあるのでソッコーで竿とリールをセッティングし、まずは錘だけで第1投。沖合い80メートルで水深は約18メートル前後で錘を引いた感触では底は砂地模様と確認し一安心。ただし、これだけの磯の向こうに砂地があるので途中にかけ上がりの瀬があることも予想でき、魚の取り込みは苦労しそうである。

ここでめげるわけにもいかず2本針仕掛にホンムシ餌で正面へ1本、ユムシ餌で左方向へ1本、青虫餌で右方向へ1本と3本の竿を出す。磯が大きくないのと夜釣りであるため竿数は3本が限界だ。1本目の竿にはすぐにアタリがあり、やや重いが巻き上げてみるとダブルで魚が食いついておりいずれも初めて見る魚である。25センチ程の奴はフエフキの子供のように見える(後でイトフエフキダイと判明)が15センチ程の奴は沖縄で釣れるタカサゴの白いようなタイプで正体はわからずじまい。陽が暮れるまではこの両魚が投げるたびに食いついており手返しがかなり忙しい。汁だくいや汗だくになりながら投げては巻くを続ける。

左方向には瀬が張り出しているようで高切れが発生する。「あちらで魚が掛かったら取り込みが難しいわい。」と思いながらも今は潮が左から右へ流れているのでやや左から正面へ仕掛を打ち込む。隣磯のF沢君も私と同様の魚を釣り上げている。

そしてとっぷりと陽も暮れたPM8時過ぎ、おNEWのPAスピンパワーのドラグがうなりをあげる。潮が引きにかかっているため道糸は不安のある左方向に伸びている。心配してもしょうがないので思いっきりアワセを入れると何か乗る。一気に巻き上げにかかると魚が動く気配がするが、10メートル程度巻くと道糸がこすれるような感触もする。そのうち何かに掛かったと思ったので竿をあおるとプツーンと道糸が高切れする。予想していたものの悔しいが仕方ない。

その後はウツボが来たりアナゴが釣れたりするが本命らしきアタリは出ない。他のメンバーと携帯で連絡をとってみるが釣果は芳しくないようだ。しかし夜になって風が吹いて気持ちよい。持参したリクライニングチェアーが奇跡的に磯の上に安定して置けたのでそれに座って竿先のケミホタルを見る。ヤブ蚊を寄せ付けない防虫スプレーを磯の周りに吹き付けているので蚊の襲来もほとんどなく快適である。これで魚が釣れれば最高なのだが・・・。というわけでPM11時頃から瞼も重くなり仕掛をあげてお休みタイム。夜中は秋の気配が漂い寒いくらいであった。

 そして朝まずめにかけるためAM4時から釣りを再開する。1本目の仕掛に青虫を房掛けにしうっすらと潮目が見える100メートルラインに投入する。そして2本目の仕掛にエサを刺そうとして下を向いている時にドラグが「ジャーッ。」と鳴る。竿先を見るとモゾモゾと動いているので一発大アワセを入れるとドスンと何か乗る。リールを巻き始めるとグングンと魚が引く感触も伝わってくる。また掛け上がりにつかまったらいけないので強引にリールを巻くとなんとか近くまで寄ってきた。

力糸がトップガイドを通ったのがわかったが油断せずにリールを巻くと海中に目が光る魚が見えた。コロダイである。タモで掬って磯の上で検寸すると約50センチ程度であったが、なんとか狙いの魚が釣れたのと久しぶりにコロダイの顔を見たので気分的には「まあ良し!」である。それを見ていたF沢君も打ち込みを開始する。私もサイズアップを目論んで打ち返しを続ける。が・・・。お互いにこれはと思ったアタリで釣れたのはランク切れのイラ。2人ともドラグが鳴ることはなく夜も明けきったAM6時30分に竿をたたむ。

他のメンバーと帰りの渡船内で話をするとコトヒキやカワハギ、カサゴなど出ていたもののドラマはなかった様子であった。そして家に帰ってコロダイを捌くとかなり脂がのっており、夕食で刺身とアラ炊きにしてみたが予想どおり美味であった。おみやげに買って帰った名物じゃこ天とともにビールが疲れた体に浸み込んだのは言うまでもない。

 

魚種 長寸 匹数
コロダイ 51.1拓
タックル等(コロダイ)
竿 シマノ newスピンパワー425AX-T
リール シマノPAスピンパワー
道糸 ナイロン5号
R天秤30号
ハリス 8号
丸セイゴ17号1本針仕掛け
エサ アオムシ