2006.3.20 正体はカミナリ??
*** 初物?ゲット! *** 

 
 毎年、今の時期は水温も低く釣果も乏しいので釣行記を書くようなネタもないのであるが、珍しいモノを釣ったので一筆。それは2週間前戸島に釣行した際、ゼンゴの飲ませ釣りに再三アタリが出たのである。一応正体が判明したのはマトウダイで???の正体はわからずじまいで、???の正体を確かめるため再度戸島へ釣行した。

 AM4時に自宅を出発し、F店でゼンゴを仕入れて一路宇和島へ愛車を走らせる。6時前に宇和島港に到着し、6時30分発の高速艇にて約50分で戸島に上陸する。本日は夜に飲み会があるので昼までの釣りである。

急いで仕掛けをセッティングし、カワハギ狙いの竿を3本とゼンゴの飲ませ釣りの竿を1本出す。飲ませ釣りのターゲットはあくまでも茶色の平たい奴なのだが、???の正体はゼンゴのかじりかたを見ると予想はついている。仕掛けは???が掛かり易いようトリプルフックを考えていたが出張疲れのため行動が追いつかず、結局ノーマル孫針仕掛けとする。釣り場の沖合い80メートルで水深は30メートル前後、飲ませ釣りの仕掛けが届く範囲は水深15メートル前後である。潮は適当に流れており風も無く釣り日和である。

ゼンゴの飲ませ釣り仕掛けには1投目からアタリが出る。グイーッと竿先を押さえつけながらゆるゆるにしたドラグからも糸が出ていく。3分程待って竿を手に持ちジワーと引いてみるとグイーングイーンとした感触が伝わってきた。「これは奴じゃ!」と思いながら相手の動きを妨げないようにリールを巻きにかかるが、数メートル巻いたところでスーッと軽くなった。仕掛けを回収してみると頭が無くなったゼンゴが上がってきた。やはりこのエサのかじりかたは奴である。ノーマル孫針仕掛けなので相手が魚なら口に掛かって上がってくるのだが、奴だとそうはイカまい。すぐにゼンゴを付けて30メートル程度沖に投入する。

すると仕掛けが着底するやいなやドラグからジャーッと糸が出る。続けてジャージャージャーと糸が出る。またまた奴のお出ましである。今度は5分ほど待ってからリールを巻きにかかる。相手が引けばリールを逆転させて糸を出し、引かない時は一定のスピードでリールを巻く。出したり引いたり駆け引きしながら力糸まで巻き取ることができた。

ゆっくりとリールをまき続けながら海中を目を凝らして覗いていると茶色の物体が見えてきた。やはり奴はイカであった。この時点ではモイカと思っていたが、海面近くまで寄ってきたイカをよく見てみるとモイカほどえんぺらが広くなく、どうやら甲イカのようで型は良いようだ。しかし、ここからが大変でイカは海面にきてイヤイヤをするようにバックで逃げようとする。右手の脇でタモを挟み、左手で竿を立てて持ち、かつリールのハンドルを右手で逆転させたり巻いたりしてタモが届く範囲までイカを誘導する。海面下30センチくらいのところでイカが静止したのを見計らってタモを海中に入れイカの後ろに構える。そしてタモをジワーッと上げると見事イカをキャッチすることができた。

するといきなりスミをブシューッ。ヘタに波止の上にタモを置くとスミで大変なことになりそうなのでイカの頭がこちらに向かないように置くとやはりブシューッとスミを吐きながらゼンゴは放していた。やはりゼンゴを抱いていただけのようだ。タモから出してタモを洗い、イカをよく見ると背中に目のような独特の模様があり、正体はカミナリイカであった。投げ釣りでイカを釣ったのは初めてなので記念写真をパチリ。「刺身にしたら旨そうやのう。」と思いながら絞めてナイロン袋にいれてクーラーへ。

一方、カワハギ狙いの竿には時々小さなアタリが出るものの針掛かりまでに至らない。仕掛けを回収するとホンムシが筋状になって無くなっているのでカワハギはいるようだが・・・。それと少し仕掛けを動かすのを怠るとウミケムシの餌食となってしまうのでかなり忙しい。しかしゴンゴンとかなり大きなアタリが出たので合わせを入れるとしっかりと魚が乗ったようで、引きを楽しみながらリールを巻く。水面に現れたのはAランクのカワハギでとりあえずランク物が出たのでホッとする。また、三崎のカワハギと比べると良く肥えていて旨そうである。

ゼンゴの飲ませ釣り仕掛けには頻繁にアタリがあり、イカとは違ったゴゴゴンといった感じのアタリで釣れたのはマトウダイ。グウグウ鳴いているが問答無用で絞めて血抜きして新聞紙に包んでクーラーに放り込む。その後もう一枚マトウダイが釣れるがこれは小さかったので放流する。11時過ぎ、大きなアタリで本日2枚目のカワハギが釣れるが巻き上げ途中の重量感に反して26センチちょいで期待したぶん拍子抜けする。狙いは30オーバーのカワハギなので物足らない気分である。どんどん手返しを続けたが、しばらくして島内に12時のサイレンが鳴ったのを合図に納竿とした。

そして翌日、一晩おいたカミナリイカを刺身で食してみたが身は厚く、モチモチとコリコリが混ざった歯ごたえと甘みがあって大変美味であった。かなりビールが進んだのはいうまでもない。

魚種 長寸 匹数
カワハギ 27.5拓
カワハギ 27.3拓
カミナリイカ 刺身
マトウダイ 煮付け
タックル等(カワハギ)
竿 シマノ Newスピンパワー425AX-T
リール シマノパワーエアロ10000
道糸 PE2.5号
S氏作成R天秤32号
ハリス 5号
カワハギ針7号2本針
エサ 本虫