2005.9.10〜11 赤、黒、小茶で3種達成!
*** 愛媛協会名人戦 ***

 

 9月10日は愛媛協会投げ釣り名人戦。去年は仕事の都合で参加できなかったため、2年ぶりの参加である。今回のルールは異魚種3匹の合計ポイント制で、魚種毎の最低基準サイズがAランクの80%と設定されている。

そうなると愛媛県西南部や高知県で魚を狙うほうが大きさ、魚種とも確率が高いと皆、考えていることは同じだろう。しかし、私はあちら方面のポイントを詳しく知らない。色々と作戦を考えた結果、他クラブの人とも競合せず、何度も実釣しており3魚種は堅いと思われる怒和島とした。狙う魚は赤(マダイ)、黒(クロダイ)、茶(マゴチ)キス、ベラ、イシモチ(シログチ)である。

当日の天気予報を聞くと、午後から崩れるとのこと。竿袋にビーチパラソルを押し込んで渡船場所にはPM3時30分に到着。しばらくすると渡船が迎えに来たので荷物を積み込んで同行するT橋君とともに出船。T橋君と「暗くなるまでにベラをいっちょはやっときたいですねえ。」「優勝ラインは何ポイントですかねえ。」などと話をしながらも元怒和港にはPM4時40分頃に到着。竿出し時間は17時のため急いで仕掛けをセットし、明るいうちはベラ狙いの仕掛けを1本、もう1本は塩イワシ餌でマゴチ狙い、残り2本はタイムシ餌でマダイ狙いと合計4本の竿を出す。しかしこの頃から心配していた雨が降り出したためビーチパラソルをセットする。丁度、干底前の夕まずめのゴールデンタイムなので竿先に集中する。ベラ狙いの竿に小さなアタリが出るが、獲物はトラハゼ。これは対象外魚種であるが食べるとおいしいのでキープ。雨のため暗くなるのが早くベラが釣れないまま夕暮れを迎えてしまう。もちろんマゴチなどが釣れるはずもなく、4本全ての竿をマダイ狙とする。

雨足が強まるなか、一生懸命投げ返しを続けるが本命のアタリは出ない。蒸し暑さと雨のためカッパの中も外もグショグショで水分を小まめに補給する。潮は満ち込みに入っており、一番いい時間帯なのだが釣れてくるのはアナゴのみ。稲光も気になり気分が萎えそうになる。やや離れた所で釣っているT橋君に電話をすると本命のアタリは無いそうで雨中での釣りが嫌いなこともあり、早くも明日の迎えの渡船の時間変更(当然、早める)の相談に乗り「あと9時間、ガンバロや。」と言って電話を切る。

一方、奈半利へ向かったN崎、N矢、N中のNNトリオは現地へ到着するも大雨、雷、洪水等の天の神様の注意報で渡船は断念し他の場所へ移動中とのこと。あちらも大変そうである。

 やや雨が小降りになってきたPM9時過ぎ、T橋君から「赤1黒2ゲット。」とのメールが来る。「だいぶ食い気が出てきたんかのう。」などと思いながら辛抱強く手返しを続けていたPM10時過ぎ、タイムシ頭付きの竿先にモゾモゾと小さなアタリが出る。電話中だったためしばらく様子を見ながら話しを続ける。10分程して電話を切るがアタリのあった竿に変化はない。「また、アナゴかエサ取りじゃろなあ。」とエサの交換も兼ねてその竿にアワセをいれると手元にグウンと重みが伝わってきた。走りも抵抗もしないのでその時点では大アナゴと思っていたがリールを巻き始めてしばらくするとグングンと頭を振る感触がくる。居食いしていたのだ。この時点で赤か黒だと確信。駆け上がりがあるので休まずリールを巻く。ライトで道糸の先を注視する。力糸の継ぎ目がトップガイドを通ったのがわかる。もうすぐ魚が見えるはずである。すると白い魚体が見えた。良い型のマダイである。敷石の上まで海面があったため一発でタモで掬うことができた。「このタイはええぞ。」と一人つぶやきながらタモを回収してメジャーをあてると50up。去年も同じポイントでマダイを仕留めたが、約1年ぶりのCランクマダイにうれしさがこみ上げる。狙いの1魚種目をゲットしたのですぐに魚を〆てクーラーに収め、打ち返しを続ける。

30分後、今度は押さえ込むようなアタリが出る。次のアタリを待っていると再度アタリが出たためアワセを入れる。魚は乗ったが引きもあまりないので「シログチかキスになってくれよー。」と念じながらリールを巻いていると堤防の向こうに姿を現したのはクロダイ。サイズは35センチ程であるが狙いの2魚種目ゲットで雨は降り続いているが気分は盛り上がってくる。

なんでもいいから3魚種目を狙って竿を振るが、時刻はAM1時。タイムシの残り具合も考慮してしばらく休憩をとる。2時間程ウトウトしてAM3時過ぎから打ち込みを再開する。4時頃T橋君から3魚種揃えましたと連絡がくる。こちらも気合を入れて打ち返しを続けているとアタリもなかった竿だったが巻くと重いので何か釣れていると思いながら海面を見ていると釣れてきたのは良型のホゴ(カサゴ)。サイズは24センチを超えている。カサゴのAランクは30センチなので基準サイズがその80%であるから24センチ。なんとか3魚種揃えることができ、ほっとする。あとはサイズアップを狙うだけであるが渡船の迎えはAM6時としている。5時30分まで粘ったがタイムアップのため竿をたたむ。ただ帰ってから何かを狙うため餌は捨てずにクーラーに入れる。
 渡船が迎えにきたが待ち合わせたT橋君がニコニコしている。「いまさっき赤のええんをやったんですよ。」と言う。クーラーの中を見せてもらうと60近いマダイが入っており、他にもクロダイやキスの良型がいる。渡船が見えたので最後にクズのタイムシを付けて投げた竿にきたとのこと。さすがである。

松山に到着したのはAM7時。餌の残りを持っているので「雨も止んどるし、伊予市のほうで気が向いたらガッチョでも狙ってみよわい。」と言って別れる。昨日、某る人からガッチョが釣れたメールをもらっていたので全く根拠がないわけでもなかったのだが・・・、でもやってみるものである。狙いどおりにガッチョ23センチupが釣れ、合計ポイントを引き上げることができた。

PM2時からの審査では、悪天候にもかかわらず皆釣ってきている。コロダイやマダイ、クロダイ等の大物が次々と検寸台に上がっていた。私の結果はマダイ55.4センチ、クロダイ35.0センチ、ノドクサリ23.7センチで8位入賞となった。ちなみにT橋君は6位で、T2の他の参加者はヒジョー??に撃沈であった。

 今回は雨の中、辛抱のいる釣りであったが狙いの魚を釣ることができ、大会でも1桁台の入賞であったため納得のいく結果であった。また、狙った魚を狙ったとおりに釣ることの難しさを改めて感じた釣行であった。

 なお、名人戦の詳しい結果は愛媛協会HPを参照してください。

魚種 長寸 匹数
マダイ 55.4実
クロダイ 35.0実
カサゴ、ノドクサリ
タックル等(マダイ、クロダイ)
竿 シマノ NEWスピンパワー425AX-T
リール シマノパワーエアロ10000
道糸 ナイロン5号
S氏作成R天秤32号
ハリス 8号
鯛針12号1本針
エサ タイ虫